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ボルボ V40新車情報・購入ガイド リーズナブルな価格で激戦Cセグメントに投入されるボルボの戦略モデル【ニュース・トピックス:ボルボ】

CORISM / 2013年2月23日 15時15分

ボルボ V40

コンパクトなボディに、世界最高レベルの安全装備を搭載

 ボルボは、ボルボのラインナップにおいて、最も小さなモデルとなるコンパクトカー、新型ボルボV40の発売を開始した。

 新型ボルボV40のボディサイズは、全長4370×全幅 1785×全高1440mmで、ホイールベース2645mmとなっている。いわゆるCセグメントと呼ばれるクラスに属するモデルで、ワイド&ローなフォルムを強調したボディサイズだ。Cセグメントのライバルには、この夏に発売が予定されているフォルクスワーゲン ゴルフ7や、つい最近発売されたばかりのメルセデス・ベンツAクラス、Bクラス、唯一のFRモデルであるBMW1シリーズなどがある。これだけのライバルがいるCセグメントで、ボルボV40は戦うことになる。

 ライバルとの差別化は、やはりデザインだろう。ドイツ車を中心としたCセグメントにおいて、スカンジナビアン・デザインのV40は、ひときわ異彩を放つ。エクステリアデザインは、ボルボC30にはじまったデザインランゲージを受け継ぐもので、コンセプトカーのような流麗なルーフラインを持つクーペフォルムを採用した。ダイナミックなウェッジシェイプのサイドビューを彩るショルダーラインが、リヤのドアハンドル付近で立ち上がるフック形状は、60年代から70年代にかけて生産されたスポーツクーペ「P1800」や、それをベースとしたスポーツワゴン「P1800ES」のオマージュであり、伝統的なボルボ・デザインを融合したものだ。全体的にワイド&ローが強調されたフォルムは、他のCセグメント車に対して最もエモーショナルなものになっているといえるだろう。

 当然、インテリアもスカンジナビアン・デザインが用いられている。もう、飽きてきた感はあるもののボルボ定番のフローティングセンタースタックは、さらに滑らかな曲線で形を整えてた。おもしろいのは、3つの表示形式を持つデジタル液晶メーターパネルだ。、8インチの液晶メーターディスプレイには、「Elegance」、「Eco」、「Performance」の3種類が表示可能。自分の用途や気分に合わせて選択することが可能だ。

 搭載されるエンジンは、上級モデルのV60などにも使われている4気筒1.6LGTDI直噴ターボエンジン。最高出力132kW(180ps)、最大トルク240Nm(24.5kgm)を発揮し、6速DCTと組み合わされている。V60の車両重量が1560kgに対して、V40は1430kgと130kgも軽いので、加速感は一段と鋭くなっているだろう。燃費はJC08モードで16.2km/L。同じ車両重量で、同じ1.6Lエンジンを搭載するBMW116は、16.6km/Lなので若干燃費では劣るが、メルセデス・ベンツAクラスの15.9km/Lより優れているというポジションだ。この燃費向上は、ようやく装着されたアイドリングストップ機能による効果が大きい。

 そして、ボルボといえば、優れた安全装備。前方車両を赤外線レーザーセンサーで監視し、追突の危険性を感知すると自動的にブレーキを作動。衝突を未然に回避・軽減させる低速域用自動ブレーキシステム「シティ・セーフティ」は全車標準装備されている。さらに、このシティ・セーフティは、対応速度域が30km/h以下から50km/h以下へと大きく拡大し、他メーカーのシステムの追随を許していない。

 さらに、ミリ波レーダーとカメラの両方を用いて、前方の歩行者や車両を検知し衝突を回避、軽減するヒューマン・セーフティ(歩行者検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)など、10種類もの機能が詰まった「セーフティ・パッケージ」を用意。なんと、オプションで20万円という価格で装備することができる。このバリューは高く、ぜひとも装着したい装備のひとつでもある。

 安全装備オタクともいわれるボルボのこだわりは、これだけで終わらない。今回の新型ボルボV40には、世界初のエアバッグシステム「歩行者エアバッグ」が採用されている。車両が歩行者との衝突を感知すると、エアバッグが緩衝材としてアルミニウム製のボンネットを持ち上げ、フロントウインドウに向けてエアバッグが展開。歩行者がフロントガラスの下部やAピラーの付け根といった硬い部分と接触して負傷しないよう保護するというもの。これも、メーカーオプションとなる。

本音の新車評価はCORISM

ライバルはフォルクスワーゲン ゴルフ7! 国産車もターゲットにした戦略的価格で、日本マーケットにチャレンジ!

 そして、驚きなのは価格。ようやくボルボも日本マーケットに対して、本気になったと思わせる価格となった。ボルボV40の価格は、エントリーモデルのV40 T4で269万円。メルセデス・ベンツAクラスの284万円よりも、さらに15万円安価な設定となっている。安全装備なども含め、とても価値ある価格となっている。

 ボルボは、1990年台にボルボ850が大ヒットした。バブル期だったこともあり、価格が高価でも飛ぶように売れた経験を持つため、しばらくの間、価格が割高な傾向が続き低迷期を迎える。しかし、元々デザインや安全性に優れるボルボが、V60などで400万円を切る価格でデビューして以来、再び人気を得るようになる。今回のV40の価格は、ある意味輸入車Cセグメント車だけがライバルではなく、当然、国産車もターゲットになっている価格だ。少し無理すれば、オシャレで安全なボルボが手に入るという絶妙な価格とも言える。

 ただ、諸手を挙げて喜んでいられない要素も多分に含んでいる。今年の夏に日本に導入されるフォルクスワーゲン ゴルフ7の価格だ。なんと、現在のゴルフ6の価格である249万円前後になるという噂だ。装備にもよるのだが、250万円を切ってくるのであれば、さすがのボルボV40も分が悪くなる。販売拠点数やプロモーション費が違うので、同じ土俵で勝負するにはボルボにとって厳しい戦いになるのは間違いない。ただ、ゴルフ7に価格で負けてもBMWやアウディなどと比べると、まだまだ価格的優位性は高いので、今年のボルボの販売台数を牽引する車種となることは確実だろう。

ボルボV40セーフティ・パッケージ内容

1 : ヒューマン・セーフティ(歩行者検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)
ミリ波レーダーとカメラの両方を用いて、前方の歩行者や車両を検知し衝突を回避、軽減します

2 : 全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
速度と車間距離を選択すると、交通の流れに合わせ加速、走行、減速、停止までを自動で行います

3 : 車間警告機能
前方車両との車間距離が近づくと、フロントガラスの低い位置に警告灯が点滅します

4 : DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
ドライバーの運転状況から眠気や注意散漫のサインを察知すると警告音を発します

5 : LKA(レーン・キーピング・エイド) *ボルボ初、V40のみ
カメラセンサーを使用し無意識のうちに蛇行した際、車線内を走行するようステアリングをさせて微修正し、
さらには振動させて警告します

6 : BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
リアバンパー内蔵のレーダーセンサーによりドライバーの死角に車両が進入した際に、
ドアミラー内側のLEDランプと警告音で知らせます

7 : LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)-急接近車両警告機能 *ボルボ初、V40のみ
リアバンパー内蔵のレーダーセンサーにより車両の両側車線から、衝突までの時間が3.5秒未満、
70m以内で急接近する車両を知らせます

8 : CTA(クロス・トラフィック・アラート) *ボルボ初、V40のみ
リアバンパー内蔵のレーダーセンサーにより視界の遮られた状況からバックで車両を発進させる時に、
左右からくる車両を検知し知らせます

9 : RSI(ロード・サイン・インフォメーション)
制限速度や追い越し禁止の道路標識をカメラで認識し、メーターパネルに表示します

10: AHB(アクティブ・ハイビーム) *アクティブ・ベンディング・デュアル・キセノンヘッドライト装着車のみ
対向車や先行車両を検知し、ヘッドライトをハイビームからロービームへ自動的に切り替えます

ボルボV40価格、燃費、スペック等

V40 T4 ¥2,690,000
V40 T4 SE ¥3,090,000

代表グレード ボルボV40 T4
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4,370×1,785×1,440mm
ホイールベース[mm] 2,645mm
トレッド前/後[mm] 1,550/1,540mm
車両重量[kg] 1,430kg
総排気量[cc] 1,595cc
エンジン最高出力[kw(ps)/rpm] 132(180)/5,700
エンジン最大トルク[N・m/rpm] 240/1,600-5,000
ミッション 6速DCT
タイヤサイズ 205/55R16
JC08モード燃費 16.2km/L
定員[人] 5人
税込価格[円] 2,690,000 円
発売日 2013/2/19
レポート 編集部
写真 ボルボ

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