新型フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレ新車情報・購入ガイド 最もビートルらしいオシャレなオープンモデル【ニュース・トピックス:VW】
CORISM / 2013年4月3日 7時7分
ユニークでありながら、価格も魅力的なザ・ビートル・カブリオレ
フォルクスワーゲンは、ザ・ビートルにオープンモデルとなる新型ザ・ビートル・カブリオレを追加し発売を開始した。
新型ザ・ビートル・カブリオレは、ビートルのオープンモデルとしては、初代ビートル(1949~1980)、ニュービートル(2003~2011)に次ぐ3代目のモデルとなる。初代ビートル カブリオレは、世界累計販売台数が北米を中心に約33万台とヒット。2代目ニュービートル カブリオレも、世界累計生産台数が約23万5千台となり、日本国内でも約5,000台が販売された。オープンモデルということもあり、日本マーケットにおいては、爆発的に売れるというモデルではないが、遊び心にあふれるユニークなスタイリングは、一定の層に抜群の人気を誇るモデルになっている。ビートルというクルマのキャラクターを考えると、カブリオレが最もビートルというクルマを端的に表現しているとも言えるだろう。
全体のデザインは、初代ビートル カブリオレのデザインアイデンティティを取り入れている。Aピラー付け根から一直線にソフトトップの収納部分までキレイに伸びるラインや、ソフトトップの収納カバーのディテールなど、モダンさの中に懐かしさを感じさせるデザインだ。
このソフトトップは、6層構造になっていて静粛性と対候性の双方に優れている。すでに発売済みのゴルフ カブリオレと同じく、電動開閉となった。ソフトトップの開閉時間は、約10秒程度。さらに、50km/h以下であれば、走行中でも開閉できる。急な雨など、とっさの時にも高い機能性を確保している。
新型フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレに搭載されるエンジンは、1.2LのTSI。77kW(105PS)、175Nm(17.8kg-m)を発揮し、7速DSGと組み合わせれる。最もベーシックなフォルクスワーゲンのダウンサイジング化低燃費技術の方程式に則ったものだ。これにより、JC08モード燃費は17.6km/Lとなっている。
カブリオレになったことで、新型ザ・ビートルは100kg車重が増し1380kgとなった。車重が重くなったことで、ザ・ビートルは50%のエコカー減税だったのに対して、ザ・ビートル・カブリオレは、75%のエコカー減税になった。おもしろいことに、100kgも重くなっているのに対して、エンジンの型式スペックは同じでなのに燃費は落ちること無く同じ17.6km/Lだ。
ベースモデルのザ・ビートル同様、インテリアはインストゥルメントパネル、フロントドア、そしてリヤトリムの上部には、ボディ色と同じカラーパネルが配された。シートは、すべてレザーシート。少し寒い日でもオープンエアドライブが楽しめるように、フロントシート(運転席/助手席)にはシートヒーターが標準装備されている。
リヤシートは分割可倒式となっていて、リヤシートを倒せば、2台目のニュービートル カブリオレに比べ、12%拡大したトランクルーム(225ℓ)をもつ。長尺物など、ちょっとした大きさの荷物まで積載できるようになり、カブリオレでありながら実用性も向上している。
日本に導入されるフォルクスワーゲンのほとんどが、一定以上の安全装備が標準装備されていて、十分に満足できる。ザ・ビートル・カブリオレも同様で、横滑り防止装置ESPや4つのエアバックが標準装備され一定の水準は確保。カブリオレは、屋根がない上にロールバーがない。そのため、横転時の安全性を確保するために、2本のロールオーバーバー(ロールオーバープロテクションシステム)が装備されている。もしもの時には、リヤシートヘッドレストの背後に内蔵されたロールオーバーバーが瞬時に飛び出し、エアバッグと協調し乗員を保護する。
新型フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレの価格は375万円。ザ・ビートルの上級モデルが303万円なので、若干装備が違うものの72万円アップだ。ただ、ザ・ビートル・カブリオレには、ナビが標準装備されるなどしているため、実質の価格差はさらに縮まる。ゴルフ・カブリオレが423万円なので、4シーターのカブリオレに興味がある顧客にとっては、安くはないがザ・ビートル・カブリオレの価格は魅力的に映るはずだ。
新型フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレ価格、燃費、スペックなど
エンジン 直列4気筒SOHC インタークーラー付ターボ(2バルブ)
排気量 1,197cc
最高出力 77kW(105PS)/5,000rpm
最大トルク 175Nm(17.8kgm)/1,500-4,100rpm
全長 x 全幅 x 全高 (mm) 4,270 x 1,815 x 1,485
燃料消費率 (JC08 モード) 17.6km/ℓ
エコカー減税 自動車取得税、自動車重量税75%減税
<標準装備品>
- フルオート電動ソフトトップ
- ロールオーバープロテクションシステム
- リヤスポイラー
- フォルクスワーゲン純正ナビゲーションシステム“712SDCW”
DSRC(ITS スポットシステム)車載器(ETC機能付き)
- ESP(エレクトロニックスタビリゼーションプログラム)
- DSR(ドライバーステアリングリコメンデーション)
- ABS(アンチロックブレーキングシステム)
- フロントエアバッグ(運転席/助手席)
- 頭部保護機能付きサイドエアバッグ(運転席/助手席)
- むち打ち軽減ヘッドレスト(運転席/助手席)
- 全席3点式シートベルト(運転席/助手席高さ調整式)
- バイキセノンヘッドライト
(オートハイトコントロール機能付)
- スタティックコーナリングライト
- Design専用インテリア
(ボディ同色インストゥルメンタルパネル、ステアリングホイールトリ
ム、ドアトリム)
- クルーズコントロール
- 2 ゾーンフルオートエアコンディショナー
- 高さ調整付きレザースポーツシート(運転席/助手席)
- シートヒーター(運転席/助手席)
- レザー3本スポークステアリングホイール
- レザーハンドブレーキグリップ/レザーシフトノブ
- 215/60R 16 タイヤ/6.5Jx16 アルミホイール(10 スポーク)"Whirl"
その他 Volkswagen Professional Care(標準付帯)
価格 (税込) 3,750,000円
新型フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレ画像集
この記事に関連するニュース
-
トヨタ最新「“超低燃費”コンパクトカー」がスゴイ! 「リッター30キロ超え」でめちゃ経済的! 専用パーツ&本革巻き内装の“高級感”もグッド! 「ヤリス Z」最高級モデルとは?
くるまのニュース / 2025年2月13日 8時10分
-
新車250万円! ホンダ「“イチバン安い”フリード」がスゴい! でもトヨタ「シエンタ」最安モデルより「40万円以上」高い!? ちょっと値段アップも「狙い目」な理由とは
くるまのニュース / 2025年2月5日 15時30分
-
「斜めグリル」BMW『iX』にも採用で表情一新! パワーアップで航続700km超に拡大
レスポンス / 2025年1月31日 13時45分
-
新車200万円以下! ホンダ新型「斬新“2人乗り”軽バン」が凄い! 画期的「タンデムシート」仕様がめちゃ変わってる! 実用性最強な「新発想モデル N-VAN e:」設定の理由とは
くるまのニュース / 2025年1月30日 17時10分
-
フォルクスワーゲン「ティアグン」の3代目はパワーとスポーティなスタイリングが光るSUV!
&GP / 2025年1月19日 17時0分
ランキング
-
1生成AIが引き起こす深刻な「電力不足」解決のカギ 検索エンジンと比べても生成AIは電力爆食
東洋経済オンライン / 2025年2月13日 8時0分
-
2《1個買うと1個もらえる》「クランキーポップジョイ」が無料に!セブンがお得企画を追加。【2月13日時点】
東京バーゲンマニア / 2025年2月13日 11時57分
-
3「日産・内田社長は自力再建派の役員を制御できなかった」日産が協議打ち切りを急いだ“本当の理由”
文春オンライン / 2025年2月13日 6時0分
-
4サバ激減…漁獲量が数年で半分に 「仕入れられない」鮮魚店悲鳴 メニュー変更余儀なくされる飲食店も
日テレNEWS NNN / 2025年2月12日 21時22分
-
5花粉が大量飛散した年は「株価」に何が起こるのか 2005年からのデータを検証してみた結果
東洋経済オンライン / 2025年2月13日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

記事ミッション中・・・
記事にリアクションする

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
