ホンダ インサイト/インサイト エクスクルーシブ新車情報・購入ガイド 忘れないでね!? 質感を向上させ一部改良【ニュース・トピックス:ホンダ】
CORISM / 2013年6月7日 7時7分
一世を風靡したハイブリッド車。地味な改良だが、価格アップはなし
ホンダは、ハイブリッド車「インサイト」「インサイト エクスクルーシブ」の内外装を一部改良し、内装の質感向上を図るとともに装備を充実させ発売を開始した。
初代ホンダ インサイトは、世界最高燃費35km/L(10・15モード)を達成した2人乗りの3ドアハッチバックとしてデビューした。1L 3気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、空気抵抗低減のためリヤフェンダーはタイヤの半部以上を隠す独特のデザインが特徴だった。
2代目となるホンダ インサイトは、2009年にデビュー。ホンダ渾身のハイブリッドということと、プリウスに比べ大幅にリーズナブルな200万円を切る価格が話題を呼び、発売直後は大ヒットした。月販1万台を超える販売台数も記録している。その数カ月後、プリウスが3代目となりフルモデルチェンジ。インサイト潰しと言われるほど、エントリーモデルの価格を安く設定。ホンダVSトヨタのハイブリッド戦争が始まった。その結果は、プリウスが圧勝。インサイトは徐々に輝きを失い、現在では月販500台を超える月さえ稀なほどに、その存在感を失いかけている。
そんな忘れかけられているモデルだけに、今回の一部改良も少々地味なものだ。インサイトが、ウォッシャー付間欠リアワイパー(リバース連動)を全タイプに標準装備。インサイト エクスクルーシブが、フロントグリル(LEDアクセサリーランプ内蔵)、サイドシルガーニッシュ、リアライセンスガーニッシュのスモークメッキ化などというもの。強いて言うのなら、一部改良され装備が良くなったにもかかわらず、価格アップがされていないことくらいが評価できる部分。XLインターナビセレクトは、1万円ほど値下げされている。このままでは、買う理由が見つからない状態なので、大幅な価格引き下げなど抜本的な変更が求められている車種でもある。
今となっては、燃費も価格も競争力はないので、とくにオススメできる車種ではないのが現状。どうしても、ホンダのハイブリッドということなら、後発のフィット シャトル ハイブリッドがオススメだ。さらに、インサイトはリセールバリュー的にも厳しいので、短期の乗り換えの場合注意が必要。乗り潰すつもりで、大幅値引きをしてもらって買うことが損をしない購入術となる。
●インサイトの主な変更点
・ウォッシャー付間欠リアワイパー(リバース連動)を全タイプに標準装備
・HondaスマートキーシステムをLタイプに1個追加(2個付)
・USBジャックをメーカーオプションのHondaインターナビに装備※2
●インサイト エクスクルーシブの主な変更点
・ フロントグリル(LEDアクセサリーランプ内蔵)、サイドシルガーニッシュ、リアライセンスガーニッシュのスモークメッキ化
・ 高輝度ダークシルバー塗装などで色調を統一した質感の高い専用インテリア
・ ウォッシャー付間欠リアワイパー(リバース連動)を全タイプに標準装備
・ HondaスマートキーシステムをXL、XL・インターナビセレクトタイプに1個追加(2個付)
・ USBジャックをHondaインターナビ※3に装備
●ナビ装着用スペシャルパッケージの内容
・リアカメラ
・照明付オーディオリモートコントロールスイッチ
・ETC車載器
・デジタルTV用プリントアンテナ(12セグ/ワンセグTV対応)
・専用ワイヤーハーネス
・4スピーカー(標準装備のスピーカー数との合計)
※1 メーカーオプション。インサイト エクスクルーシブXL・インターナビセレクトを除く
※2 インサイト Gを除く
※3 タイプ別標準装備またはメーカーオプション
ホンダ インサイト/インサイト エクスクルーシブ価格
<インサイト>
G 1,930,000円
L 2,130,000円
<インサイト エクスクルーシブ>
XG 2,080,000円
XL 2,250,000円
XLインターナビセレクト 2,550,000円
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