日産フーガ ハイブリッド新車情報・購入ガイド 新型スカイラインと同じハイブリッドシステムに? モーターのトルクアップで燃費向上!【ニュース・トピックス:日産】

CORISM / 2013年8月3日 12時30分

日産フーガ ハイブリッド

270Nmから290Nmへとトルクアップしたモーターの効果で、燃費は約8%アップの18.0km/Lへ!

 日産は、高級セダンである日産フーガ ハイブリッドを改良して発売を開始した。

 日産フーガ ハイブリッドは、2010年にデビュー。1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を採用したモデルだ。1モーター2クラッチ式のハイブリッドシステムは、欧州メーカーも含めよく使われているシステムのひとつ。

 日産のハイブリッドシステムが優れているのは、トルクコンバーターを使用していないところだ。トルクコンバーターが無いと、一般的には変速時やモーターの切替時に変速ショックが大きくなる。その一方で、アクセル操作に対してトルクコンバーターのスリップが発生し、ダイレクトが無くなったり、エネルギーの伝達効率も悪化傾向になる。日産はあえて、トルクコンバーターが無くても技術力でデメリットを排除し、ダイレクト感あふれる魅力的なハイブリッドシステムを作り上げた。

 今回の日産フーガ ハイブリッドの一部改良では、モーターの最大トルクを270N・m(27.5 kgf・m)から290 N・m (29.6 kgf・m)へ高めるなど、ハイブリッドシステム等の改良を行った。モーターの出力50Kwに変更はない。ちなみに、最近導入されたばかりのメルセデス・ベンツE400ハイブリッドに搭載されるモーターは、20Kw&250N・mとなっていて、フーガ ハイブリッドのモーターが高出力なのが分かる。

 トルクがアップした新モーターにより、EV走行領域が拡大した。その結果、JC08モード燃費が16.6km/Lから18.0km/Lへ向上。フーガ ハイブリッドは、約8%も燃費が向上したことになる。

 さらに、発進レスポンスやエンジン始動時の加速フィーリングも向上するなど動力性能も高めることができた。

 すでに、日産は北米で新型インフィニティQ50ハイブリッドを公開。このモデルは、基本的にフーガなどと同じハイブリッドシステムを使う。今回の日産フーガ ハイブリッドの改良は、インフィニティQ50用にリファインされたものと予想できる。インフィニティQ50ハイブリッドは、今年登場すると言われている新型日産スカイラインだ。新型スカイライン ハイブリッドが登場後、クラスがひとつ上のフーガ ハイブリッドが旧型となるシステムをそのまま使うことができないというのも十分に考えられる。

 国内でライバルとなるクラウン ハイブリッドは、燃費重視で2Lの直4へ変更し23.2km/Lという低燃費を実現。フーガ ハイブリッドの燃費は、18.0㎞/Lと及ばないが、クラウンの2倍近い排気量をもつ3.5Lエンジンを搭載していることを考えれば十分に評価できる燃費だ。同じ3.5Lエンジンを積むメルセデス・ベンツE400ハイブリッドの燃費は15.2㎞/Lとなっている。

 クラウン ハイブリッドでは、さすがにパワー不足なので、スポーティな走りとは無縁になるが、フーガ ハイブリッドは、いざとなれば306psの大パワーで豪快な走りが可能。走りと燃費のバランスを取るか、燃費をとにかく重視するのか、という選択肢になるだろう。

 大排気量車は、どうしても北米のインフィニティと基幹部品が共通化されるので、仕方ない部分があるにせよ、日産フーガ ハイブリッドは多少パワーを抑えてでも、日本で売る以上、燃料をハイオクからレギュラーにする対策が必要に思える。今時のデビューする日本車でハイオク仕様車など、ほとんど存在しないし、ハイブリッドにする以上、ランニングコストも極力抑える必要があるからだ。

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<日産フーガ ハイブリッド価格>
フーガ ハイブリッドVIP 6,350,400円
フーガ ハイブリッド 5,825,400円
フーガ ハイブリッドAパッケージ 5,397,000円
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