メルセデスC63 AMG Edition 507新車情報・購入ガイド さらに+50馬力! 究極のパワージャンキー御用達モデル【ニュース・トピックス:メルセデスベンツ】
CORISM / 2013年8月10日 15時15分
ミッション、ブレーキも進化し、熟成を重ねたハイパフォーマンスモデルがメルセデス・ベンツC63 AMG Edition 507
メルセデス・ベンツは、主力のFRモデルであるメルセデス・ベンツCクラスのトップパフォーマンスモデル「C63 AMG」(セダン/ステーションワゴン/クーペ)に、専用チューニングを施してパフォーマンスを大幅に向上した「C63 AMG Edition 507」(セダン/ステーションワゴン/クーペ)を追加し発売を開始した。
AMGは、メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデルを担当する部門。そのAMGが、メルセデス・ベンツCクラス用に開発したモデルがメルセデス・ベンツC63AMG。ベース車に搭載されるエンジンは、V8の6.3Lで、457ps&600Nmという大パワーを発揮。さらに、パフォーマンスパッケージが用意されており、それを選択すると、最大トルクは同じだが+30psとなる487psというパワーを手に入れることができる。
今回登場したメルセデス・ベンツC63 AMG Edition 507は、507という数字に表れている通り、507psを発揮。ベース車に対して+50ps、パフォーマンスパッケージに対して+20ps、トルクは10Nmアップの610Nmになった。
このAMGの開発による6.3L V8エンジンには、ガルウイングで話題になったSLS AMGのエンジン開発から生まれた鍛造ピストンやコンロッド、軽量クランクシャフトが採用さてている。さらに、熟練のマイスターによる専用チューニングを施すことにより可能になった。
この507psという大パワーを得たことによりメルセデス・ベンツC63 AMG Edition 507の0-100km/h加速は、ベースモデル比-0.2秒の4.3秒という数値を達成した。この数値は、もはやスーパーカー領域。全長4,710mmというボディサイズに、このパワーはもはや暴力的ともいえる。恐らく、もうFRでこの大パワーを受け止めるのは難しいレベルに達しているとみられ、E63AMGも4MATIC化されたことを受け、いずれCクラスも4MATIC化されることも予想できる。
大幅にパワーアップしたことにより、ブレーキも強化された。メルセデス・ベンツC63 AMG Edition 507フロントには、390mm径のドリルドベンチレーテッドディスクと6ピストンレッドブレーキ・キャリパー、リアに360mm径のドリルドベンチレーテッドディスクと4ピストンレッドブレーキ・キャリパーを装着。強大な制動力とペダル操作に忠実な応答性、優れた耐フェード性を発揮する。
ミッションはAMGスピードシフトMCT。MTのスポーティさとATの利便性を高度に両立したAMGスピードシフトを湿式多板クラッチ式とし、さらに高性能化。通常のAMGスピードシフトに比べ伝達効率が高く、変速スピードとレスポンスがさらにクイックになった。シフトダウン時にはダブルクラッチ操作を電子制御で行うブリッピング機能と併せて、よりダイナミックな走りが堪能できるようになっている。
パワーだけではなく、エクステリアもよりアグレッシブなものになった。足回りには専用デザインの鍛造19インチAMGクロススポークアルミホイール、フロントグリルのフレーム部分、LEDドライビングライトをマットブラック仕上げとし、さらにサイドにはマットブラックの専用デカールを施した。
ボンネットには、いかにもレーシングなイメージのエアアウトレットが配置され、トランクリッドスポイラーリップはハイグロスブラック仕上げとし、ドアミラーハウジングもブラックとすることで、エクステリアを精悍さをアピールする。
インテリアは、レースタイマー機能を備えたAMGメーターパネルにレッドラインでアクセントが加えられ、12時の位置にセンターマーキングを配した専用AMGパフォーマンスステアリング、AMGアファルターバッハエンブレムがあしらわれた専用シルバーシフトノブを装備。AMGスポーツシートの素材にはdesignoナッパレザーのほか、designoナッパレザー/DINAMICAが選択可能だ。
C63 AMG Edition 507専用オプションとして「AMGトラックパッケージ」を設定。AMGパフォーマンスサスペンション、リミテッド・スリップ・デフに加え、エンジン出力/トルク、Gセンサー、ラップタイムなどをCOMANDディスプレイに表示するAMGパフォーマンスメディアが用意されている。
メルセデス・ベンツC63 AMG Edition 507は、かなりルックスもレーシングなイメージが強いが、見た目はセダンやワゴンであり、公道で普通に走っているクルマのカタチをしている。スーパーカーのように特別なモデルではなく、馴染み深いセダンやワゴンといったモデルが妙に速いというのは、ドイツのツーリングカーレースであるDTMをダイレクトにイメージさせる。
ベースとなるCクラスは2007年デビューで、すでにモデル末期状態とはいえ、こういったパフォーマンスモデルは別格。究極に熟成を重ねられたハイパフォーマンスモデルといえるだろう。
メルセデスC63 AMG Edition 507価格、装備など
・C 63 AMG Edition 507 左/右 ¥12,100,000
・C 63 AMG ステーションワゴン Edition 507 右 ¥12,300,000
・C 63 AMG クーペ Edition 507 左/右 ¥12,200,000
■エクステリア装備
●ボンネット(ハイグロスブラックエアアウトレット付)
●AMGトランクリッドスポイラーリップ(ハイグロスブラック)
●マットブラックフレーム付フロントグリル(クローム付ハイグロスブラック)
●マットブラックLEDドライビングライト
●マットグレーサイドデカール
●マットブラックペイント19インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)
● AMGレッドブレーキ・キャリパー
●ブラックドアミラーハウジング
■インテリア装備
●AMGスポーツシート(designoナッパレザーまたはdesignoナッパレザー/DINAMICA)
●AMGパフォーマンスステアリング(本革巻・アルカンターラ®、センターマーキング入)
●シルバーシフトノブ(本革巻・レザーDINAMICA、AMGアファルターバッハエンブレム付)
●AMGメーターパネル(レッドライン付)
●ピアノラッカー調インテリアトリム
●“Edition 507”エンブレム
■深い新車情報はCORISM
この記事に関連するニュース
-
夜のメルセデスベンツ、特別仕様車『CLA 180 Night Edition』発表 価格は611万円
レスポンス / 2024年9月17日 12時30分
-
メルセデス・ベンツ、外装をオールブラックで仕上げた特別仕様「CLA 180 Night Edition(BSG搭載モデル)」
マイナビニュース / 2024年9月15日 13時57分
-
メルセデス・ベンツ、限定200台の『CLA 180 Night Edition』を発表 価格は611万円
ORICON NEWS / 2024年9月13日 17時45分
-
レクサス「LS “最速仕様”」に反響多数!? 「これはヤバい」「欲しい」 斬新「斜めマフラー」&650馬力「V8ツインターボ」搭載! まさに“LS-F”な「TS650」とは
くるまのニュース / 2024年9月4日 19時10分
-
新型「最高級2人乗りモデル」世界初公開! 580馬力「V8ツインターボ」に“匠”仕上げの「豪華内外装」がスゴい! 新型「マイバッハSL」米で披露
くるまのニュース / 2024年8月25日 22時10分
ランキング
-
1「SHOGUN」エミー賞受賞を喜ぶ人と抵抗ある人 日本人がアメリカで最多受賞した本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
2朝食前に歯を磨かない人は「糞便の10倍の細菌」を飲み込んでいる…免疫細胞をヨボヨボにする歯周病菌の怖さ
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 14時15分
-
3特殊清掃人が語る“自殺した部屋”に共通している特徴。オカルト的な出来事に遭遇することも
日刊SPA! / 2024年9月20日 8時52分
-
44000種を知るお米のプロが伝授「注目の品種12選」 オススメなのは山形県「つや姫」だけじゃない!
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 10時0分
-
5悪気はないのに、なぜか相手が不機嫌...関係を維持する「気軽な謝罪術」
PHPオンライン衆知 / 2024年9月20日 11時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください