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メルセデス・ベンツEクラス クーペ/カブリオレ新車情報・購入ガイド 低燃費、高い安全装備、その上、価値ある大幅価格引き下げ!【ニュース・トピックス:メルセデスベンツ】

CORISM / 2013年8月14日 7時7分

メルセデス・ベンツEクラス クーペ/カブリオレ

最新の安全装備に、新開発の低燃費エンジンを搭載しながら、価格は700万円を切り大幅プライスダウン!

 メルセデス・ベンツは、優雅なフォルムをもちながら4人乗りと利便性も高いメルセデス・ベンツEクラス クーペ/カブリオレを大幅にマイナーチェンジをし発売を開始した。

 今回のメルセデス・ベンツEクラス クーペ/カブリオレのマイナーチェンジは、2013年5月行われたメルセデス・ベンツEクラスセダン/ステーションワゴンの改良と同様。内外装のデザインのみだけでなく、最新世代のパワートレインおよび安全・快適装備など2,000箇所以上におよぶ変更を行っている。

 エクステエリアは、メインビーム、ポジショニングライト、ウインカー、ドライビングライト、コーナリングライトにLEDを採用。全機能を1枚のレンズでカバーするLEDハイパフォーマンスヘッドライトを全モデルに標準装備。Eクラスのトレードマークの4灯ヘッドライトをスタイリッシュにまとめている。

 例によって、グリル中央に大型のスリーポインテッドスターを配置し、エアインテーク、ワイドなクロームトリムを備えたフェイスは、最新のメルセデスデザインの手法が取り入れられており、マイナーチェンジ前のモデルより、よりアグレッシブなフェイスになった。

 ボディサイズは、全長4,705×全幅1,785×全高1,395mmでホイールベースは2,760mm。Cクラスのプラットフォームが使われていることもあり、Eクラスよりはひとまわり小さいボディサイズをもつ。流麗なルーフラインをもち、メルセデスクーペ伝統のBピラーレスでフルオープン可能なサイドウインドウが特長。カブリオレは、ソフトトップのカラーが4色用意されており、ボディカラーとは違うカラーのソフトトップを組み合わせるなどファッショナブルな印象が際立つ。

 搭載されるエンジンは、クーペが2L直4、3.5L V6、4.7L V8の3タイプ。カブリオレが2L直4、3.5L V6の2タイプが用意される。注目は新開発の新開発2.0L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジン。このエンジンは、すでにEクラスにも搭載済み。世界で初めて成層燃焼リーンバーンとターボチャージャー、排ガス再循環装置(EGR)の組み合わせを実現している。

 エンジン負荷をモニターすることで、成層燃焼と理論空燃比による均質燃焼、さらに成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを自動的に制御し、常に最適な燃焼方法を自動的に選択するという複雑な制御を可能とした。

 このエンジンに、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を採用し、燃費は従来モデルに比べ約17%向上している。驚きなのは、低燃費化しただけでなく、パフォーマンスも大幅にアップしていることだ。最高出力は211PS/155kW(従来モデル比+7PS/+5kW)、最大トルク350Nm(従来モデル比+40Nm)となった。その結果、エコカー減税は免税となっている。

 安全装備も大幅に進化した。メルセデス・ベンツEクラス クーペ/カブリオレには、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備。従来の短距離/中長距離ミリ波レーダーに、ステレオマルチパーパスカメラ(SMPC)とマルチモードミリ波レーダー(後方)を新たに追加することで、レーダーセーフティパッケージに新たな機能を加えた。

 先行車が停止した場合に減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」にステアリングアシスト機能を追加。ステレオマルチパーパスカメラが車線カーブと先行車両をモニターすることで、車間距離を維持しながらステアリング操作のアシストを行う。ステアリングさえ握っていれば、高速道路などなら、とくにステアリング操作を意識すること無く先行車についていくことができる。

 さらに、衝突回避をサポートするBAS(ブレーキ・アシスト・システム)プラスに飛び出し検知機能が加えられ、前方を横切るクルマや歩行者の飛び出しを捉えてディスプレイと音で警告する。ドライバーが警告に反応しない場合はPRE-SAFEブレーキの警告ブレーキと自動緊急ブレーキが段階的に作動する。また、リアバンパーに設置されたマルチモードミリ波レーダーが後方からの衝突の危険を検知すると後続車のドライバーにリアコンビネーションランプを点滅させることで警告するとともにブレーキ圧を高めて自車をロックし二次被害を軽減するリアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)を新たに装備した。

 ドライバーを支援するシステムは、対向車や前方車など他の車両にハイビームが当たらないように自動的に照射範囲を制御し、常に最大限の視界を確保する「アダプティブハイビームアシスト・プラス」を装備。運転が苦手な人向きには、縦列および並列駐車の際に最適な駐車スペースを自動検出し、自動でステアリング操作とブレーキ制御を行う「アクティブパーキングアシスト」も装備されている。

 まさに、メルセデス・ベンツといえる高い最新安全装備の数々をメルセデス・ベンツEクラス クーペ/カブリオレは標準装備化されているのが特徴だ。メルセデス・ベンツではこれらのドライバー支援システムを総称して「インテリジェントドライブ」と呼んでいる。

 ただ、これだけの安全装備が標準になっているのに、真上から自車を見下ろすように俯瞰する映像で周囲の状況を把握できる「360°カメラシステム」がオプション装備なのだ。もはや、これくらいの装備は標準装備化して欲しい。

 最新の安全装備に、新開発の環境エンジンである2.0L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載しながら、メルセデス・ベンツE250クーペ/カブリオレの価格は700万円を切った価格となっている。こういった優雅なクルマを選ぶことができる顧客は数少ないとはいえ、前モデルのE350カブリオレは923万円ほどしたことを考えれば、かなりお買い得感は高まった。

新車情報はCORISM

メルセデス・ベンツEクラス クーペ/カブリオレ価格、スペック等

E 250 クーペ 右 2.0L、直列4気筒直噴ターボ ¥6,690,000
E 350 クーペ 左/右 3.5L、V6 直噴 ¥8,750,000
E 550 クーペ 左 4.7L、V8 直噴ツインターボ ¥11,450,000
E 250 カブリオレ 右 2.0L、直列4気筒直噴ターボ ¥6,990,000
E 350 カブリオレ 左 3.5L、V6 直噴 ¥9,230,000

代表グレード メルセデス・ベンツ E250カブリオレ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4,705×1,785×1,395mm
ホイールベース 2,760mm
車両重量[kg] 1,790kg
総排気量[cc] 1,991cc
最高出力[ps(kw)/rpm] 211(155)/5,500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 35.7(350)/1,200~4,000rpm
ミッション 7速AT
JC08モード燃費[km/l] 15.5km/l
定員[人] 4人
税込価格[万円] 699.0万円
発売日 2013/8/5
レポート 編集部
写真 メルセデス・ベンツ

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