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ココロトキメク車を探して2013・・・東京モーターショー2013探訪記(その2)日産iDX(アイディーエックス)編【特集・コラム:イベント・モーターショー】

CORISM / 2013年12月13日 6時12分

日産iDX(アイディーエックス)

かつての大ヒット車を思い出させる、レトロモダンな2台に視線くぎ付け!

 今回のモーターショー出品車の中で、個人的に一番インパクトを感じたのはこの車、日産が展示していた2台のiDX(アイディーエックス)でした。

 遠くからひと目見た時、「あれ?ブルーバード?いやいや、箱スカかな?」と、1960-70年代に大ヒットした日産のスポーツセダンを思わず連想してしまったのですが、それらの車のモチーフを現代風にアレンジしたレトロモダンなデザインがとっても斬新。今は見なくなってしまった2ドアセダンスタイル(後部座席の居住性確保のためにルーフを後方まで伸ばした2ドアボディ)もかえって目新しく感じます。

 そして何より、「もしかするとこの形で発売されちゃうかも!?そうなったら何とか手の届く価格になるといいなー!」といろいろ妄想してニタニタしてしまう、手の届きそうな夢を感じさせてくれる車は久しぶりだったのでした(なお「」内は根拠の無いあくまで個人的な妄想です)。

ナチュラルなブル系フリーフロー、スポーティなスカG系ニスモ、どちらがお好き?

 このiDX、大きさは全長約4.1m、全幅は基本的には約1.7m、全高約1.3mというボディサイズ。乗車定員は基本的には4名のようです。

 亜麻色(黄色系)のボディで4灯ヘッドライトの車は「iDX フリーフロー」。私はブルーバード系のモチーフだと思ったのですが、この車のイメージは「ナチュラルでハイセンス」。シンプルかつクリーンだが本物感があるもので構成され、居心地の良さと落ち着きを感じさせる車ということです。シートがデニムというのもおシャレ!

 そして今年が日産創立80周年ということで、ゼッケンが80番になっているレーシングカーのような車が「iDX ニスモ」。こちらはかつてのスカイラインGT-Rのようなビス止め風オーバーフェンダーをまとっているため、全幅は約1.8mと基本ボディよりワイド。マフラーも左右2本ずつボディ横出しとしてスポーティさを演出しています。座席も4点式シートベルト装着の2シーター!メーカー自ら「エキサイティングなディテール」と呼ぶこだわりが多数ちりばめられています。

歴史は繰り返す!?「ジューク」のように「iDX」も市販されるのを大いに期待!

 「iDX ニスモ」は逆スラントノーズを採用。シートは真っ赤なアルカンターラ、楕円形のステアリングにスパルタンな印象のメーターと、運転席に乗り込むだけでその気にさせられること間違いなしです。

 一方で、走りを支えるメカニカル面の情報はベールにつつまれています。駆動方式は未公表。エンジンも馬力等は未公表で、「iDX ニスモ」は1.6L直噴ターボエンジン、「iDX フリーフロー」は1.2L~1.5Lガソリンエンジンとのみ公表されています。ミッションは両車ともCVT。「iDX ニスモ」は6速マニュアルモード付きです。

 前々回の東京モーターショーで日産は「カザーナ」というコンセプトカーを出展し、それがほぼそのままの形で翌年に「ジューク」として発売されたのは記憶に新しいところ。この「iDX」もぜひジュークのように販売してほしい、いやきっと売ってくれるはず、と日産ブースを立ち去るまで私の妄想は続いたのでした。

(レポート:堂島 昭)

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