三菱デリカD:5新車情報・購入ガイド一覧 クリーンディーゼルの制御変更! 発進加速&レスポンス向上など改良【ニュース・トピックス:三菱】

CORISM / 2014年8月26日 11時50分

三菱デリカD:5

地道に改良を続け熟成されていく三菱デリカD:5

 三菱ミニバンデリカD:5 を一部改良して発売を開始した。

 三菱デリカD:5は、2007年に5代目デリカとしてデビューした。この頃は、国内マーケットはミニバンブーム。そんな状況もあり、三菱が久しぶりに新型ミニバンを投入するということもあり、話題となった。

 苦悩が続く三菱にとって、戦略上デリカD:5は非常に重要なモデル。そのため、他社のミニバンと真っ向勝負ではなく、三菱の4WD 技術を主軸にワイルドさを前面に出し、オフローダー的要素を多く含んだミニバンとして差別化した。

 国内のミニバンの傾向は、スポーティかラグジュアリーだったこともあり、三菱デリカD:5はかなりユニークな存在となった。ユニークと同時に、ある意味ミニバンとしてはニッチ層向けにもなった。そのため、販売台数は月販1,000台前後と特別売れているというわけではない。ただし、こういったモデルを好む層には支持されていて、コンスタントに売れている。

 コンスタントに売れている要因のひとつが、デリカD:5に待望のクリーンディーゼルエンジン が搭載されたこと。2013年に投入され、エコカー減税が免税だけでなくクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象車にもなっている。

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 一般的に4WD車は、燃費が悪化する傾向があり、燃費の良いハイブリッド 車はFFに集中している。そのため、ミニバンでエコカー減税の恩恵をあまり受けることができる顧客は少ない。しかし、デリカD:5のディーゼルエンジン車は、降雪地域で4WDが必要な顧客に減税・補助金のメリットを提示できる数少ないモデルとなっている。また、ディーゼルは軽油を使うことから、レギュラーガソリンよりも20円/L以上安い傾向にある。燃料費という視点でも、十分顧客にメリットがあるものとなった。

 そして、コンスタントに売れる要因のふたつ目が、小まめな仕様変更や特別仕様車の設定だ。2014年に入り、デリカD:5は2つの特別仕様車を投入し、さらに今回一部改良を施している。

 今回の一部改良も、モデル末期でありながらクリーンディーゼルエンジンの制御を変更。発進加速性能およびアクセルレスポンスを向上させているなど、より良いクルマに進化させていこうという姿勢が見て取れる。

 売れているメーカーは、ほとんど手を加えずマイナーチェンジまで3年間放置するところもある。設計が古いため、続々出る新型車との差は大きくなる一方だが、こうした改良を短い期間で繰り返し熟成を重ねることで、その差がただ漫然と広がらないようにする姿勢は高く評価できる。

 エンジン以外では、センターパネルの色をピアノブラックに変更。本木目&本革巻ステアリングホイール、各種木目調パネル(インパネセンター、アッパーグローブボックス、フロアコンソールリッド、パワーウインドウスイッチ)の装着により、インテリアの高級感を一層高める「ラグジュアリーパッケージC」をメーカーオプション設定にするなど、インテリア全体の上質感アップが図られている。

 機能面では、便利なエレクトリックテールゲートを、「G-Power package」「D-Power package」グレードにメーカーオプション設定としている。

 今後の進化として期待したいのは、安全装備の充実だ。アウトランダー に用意されている予防安全技術で自動ブレーキを装備した「e-Assist」は、早急に欲しい装備だ。

 価格は、ガソリン車の一部に価格がそれなりにアップしているものがあるが、エンジン制御に手を加えたクリーンディーゼル車の価格アップは、ほとんど無いに等しいレベル。クリーンディーゼル車は、350万円オーバーとなるものの、大トルクがもたらす余裕の走りと燃料経済性を考えれば、やはりクリーンディーゼル車を中心に選びたい。

三菱デリカD:5価格、改良内容、スペックなど

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