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すごいのは、新発売のアヴェンタドールSVか、往年の名車か?新旧ランボルギーニ、夢の百花繚乱!【ニュース・トピックス:ランボルギーニ】

CORISM / 2015年11月10日 11時3分

ランボルギーニ アヴェンタドールSV

特別なモデル、SV(スーパーヴェローチェ)のお披露目に集まったのは・・・

 秋の訪れを感じさせるような冷たい雨が降ったりやんだりしていたある日の午後、東京の神宮外苑付近だけは異様な熱気に包まれていました。そう、この日、ランボルギーニ のV12気筒エンジンを積んだスーパーカーアヴェンタドール に新たに設定された特別バージョン、「SV(スーパーベローチェ)」の日本でのお披露目会がここ神宮外苑の聖徳記念絵画館前で行われたのです。

 通常、お披露目会(新車発表会)はマスコミ向けに行われますが、最近はその車に興味を持っているファンも招いて行うことも多くなりました。しかし、このアヴェンタドールSVのお披露目会はそれとも違い、現にランボルギーニに乗っている人だけを招いた特別なイベント。なんと58台ものランボルギーニが集結し、そのオーナーとご家族が洒落たパーティー形式のお披露目会に参加して新たなモデルの門出をお祝いしました。

 実は取材に行く前は、「やっぱりディーラーと関係が深くて次々と乗り換えていくような人をお披露目会に呼んでいるんじゃないかなー」と勝手に思い、アヴェンタドールの先代に当たるムルシエラゴやV10気筒エンジン搭載のガヤルドのオーナーがほとんどじゃないかと予想していましたが、よい意味で予想は裏切られました。心からランボルギーニを愛するオーナーが全国津々浦々から集まったのです。

58台の猛牛の雄たけびで、神宮外苑はスーパーカー世代の聖地と化した!

 それらオーナーたちの愛車は、スーパーカー世代にとっては感涙モノ。ミウラ、カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴ・・・。まるでランボルギーニの博物館に来たように、さまざまなランボルギーニを見ることができ、しかもそれが目の前を走っていく!

 そう、アヴェンタドールSVのお披露目前にお祝いをかねて、オーナーたちが東京の目抜き通りをパレードランしたのです。神宮外苑を出発したオーナーたちの車は、表参道を通り渋谷駅前まで列を組んで走行。約1時間の走行中、行く先々でスーパーカー世代のオジサンたちを喜ばせ、彼らの熱い視線を浴びたことでしょう。

 そしてパレードランも無事終了し、日もすっかり暮れたころ、いよいよアヴェンタドールSVのお披露目会ががスタート。オーナーたちがパーティ会場で談笑する中、ステージ上のスクリーンにアヴェンタドールSV(正式にはアヴェンタドールLP750-4 SV)のイメージビデオが流れ、皆の目をひきつけたところで、なんと自走でアヴェンタドールSVがスロープを駆け上がり壇上に登場!

ロードスター・モデルのスーパーベローチェは初設定!全世界で500台限定!

 運転席から現れたのはランボルギーニ・ジャパンをはじめ、韓国、オセアニア地区のカントリーマネージャーも務めるエジナルド・ベルトリ氏。SVの特徴は、ノーマルモデルに対し50馬力増の750hp、50kgの軽量化、ダウンフォースの170%アップなどであることを解説。SVのパワー・ウエイトレシオは2.03kg/hp、0-100km/h加速は2.8秒になるそうです。

 続いてアヴェンタドールSVロードスターも自走で登場。こちらから降りてきたのは、アウトモビリ・ランボルギーニ アジア太平洋地区代表を務めるアンドレア・バルディ氏。ロードスター・モデルで初設定されたSVバージョンの特徴を説明しました。クーペモデルと同じく馬力アップ、軽量化を行っているが、オープンカーならではの一味違う走り味をぜひ体感して欲しい、とのことです。

 アヴェンタドールSVの価格は約4,800万円、SVロードスターは5,240万円(いずれも消費税抜き)。特にSVロードスターは世界限定500台なので、欲しい方はお早めに。それにしてもこのお披露目会、大成功だったと言えるでしょう。青色のSVロードスターに駆け上がるのを見たオーナーの方が、「あの色カッコイイ!欲しい!」と言っているのを耳にしましたから。確かに青いランボルギーニ、カッコイイです。

ランボルギーニ アヴェンタドール LP 750-4 SUPERVELOCEスペックなど

ホイールベース:2,700 mm  全長:4,835 mm  全幅(ミラーを除く):2,030 mm
全高:1,136 mm
フロントトレッド:1,720 mm リアトレッド:1,680 mm
乾燥重量:1,525 kg
重量配分:43 % - 57 %
エンジンタイプ:60°V型12気筒、 MPI
排気量:6,498 cm³
内径×行程: 95 mm x 76.4 mm
バルブギア:電子制御式可変バルブタイミング
圧縮ラシオ:11.8 (± 0.2) : 1
最大出力:750 CV (552 kW) @ 8,400 rpm
最大トルク:690 Nm (507 lbft) @ 5,500 rpm
トランスミッションのタイプ:HALDEX Generation 4搭載4輪駆動
ギアボックス:7速ISR(ドライブセレクトモードによってシフト特性が異なる)
最高速度:350 km/h (>217 mph)
0-100 km/h (0-62 mph) 加速:2.8 秒
0-200 km/h (0-124 mph) 加速:8.6 秒
0-300 km/h (0-186 mph) 加速:24.0 秒
100-0 km/h (62-0 mph) ブレーキング:30.0 m

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