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ダイハツ ヒナタ新車情報・購入ガイド 東京モーターショー出展車クルマが縁側に!? 軽自動車、恐るべし!!【ニュース・トピックス:ダイハツ】

CORISM / 2015年12月20日 12時13分

ダイハツ ヒナタ

縁側にもなるんです? 外観は変わらないけど中はスゴイんです!

 第44回東京モーターショー のテーマは「きっと、あなたのココロが走り出す」。今回は走り出したほうがココロトキメクのか、それとも止まっていたほうがココロトキメクのか、ちょっと迷う車をご紹介します。

 その車の名前は「ダイハツ ヒナタ」。以前ご紹介したダイハツ ノリオリ と同じステージ上にその車は置かれていました。「うーん、今はやりのハイト ワゴン ? でも、ウエイク とか出たばっかりなのになー」と思って見ていましたが、ダイハツの人がドアを開け始めてビックリ! なんと、前後4枚のドアともほとんど180度近く開く!

 「オイオイ・・・何なんだコレは? もしかして、トランスフォーマーみたいに変身するクルマ?」と思わず口走ってしまいましたが、そばにいたダイハツの人はニッコリ笑って、「そうなんです、縁側にもなるんです」と、ちゃんと答えてくれました。でっ、でも、縁側になるっていったい・・・!?

アッとおどろく内装トランスフォーム!大パノラマの「縁側」出現!?

 縁側って「???」が飛び交うこちらの気持ちを察したのか、ダイハツの人は大開口状態の側面部から車に乗り込むことなくいとも簡単にシートを回し始めました。今まで普通の4人乗り軽乗用車だったのが、あっという間に助手席が後ろ側を向く対面ピクニックモードに。

 くるんくるんとシートが楽に回転するので、ダイハツの人もなんだかとっても気持ちよさそうです。そして、今度は助手席をドア側に向けると、左側の後部座席を前にスライドさせ90度ドア側に向けてから助手席と合体!ホントに縁側ができてしまいました!

 この「縁側」、座面が車の外に少し出ているので、本物の縁側のように地面からの高さもあり、足を空中でブランブランとさせることができます。ドア開口部に近づいて座っている分、左右も広く見渡せて視界も良好。海を見下ろす高台にこの車を停めて、「縁側」モードにして沈んでいく夕日をボーっと眺めると最高にリラックスできそう・・・。

縁側がどこでも行けちゃう、「どこでもドア」を現代風に実現したクルマ!?

 この「ヒナタ」、ダイハツによると仲のよい母と娘が景色のいいところにちょっとお出かけして、ひなたぼっこしながら会話を楽しむ、というイメージで作ってみたとのこと。うーん、お父さんは使っちゃダメ!でしょうか・・・?

 まあ、娘に相手にされないオヤジ(娘がちっちゃかった時はよかったなー)の繰言はおいて置いて、母と娘のほかにも、若い二人がそれこそ並んで夕日を眺めるまったりデートに使ったり、小さい子供さんがいるファミリーが「縁側」シートの前にテーブルとかをおいてプチ・ピクニックに使ったりと、使い方はいろいろ広がりそう。

 それにしても日本の軽自動車 って、枠が決められているから皆大きさも排気量も目いっぱい使っていて、これ以上やりようがない、というような状況下で、これでもかこれでもかと新たな付加価値を提案してきます。日本の軽自動車メーカー恐るべし! そのうち本当にロボットとかに変身するトランスフォーマーみたいな車も作りかねないぞ・・・と思いつつ、ダイハツ・ブースを後にしたのでした。

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