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三菱自動車、eKワゴン/eKスペース燃費不正問題について【ニュース・トピックス:三菱】

CORISM / 2016年4月27日 19時0分

三菱eKワゴン/eKスペース

三菱自動車eKワゴン/ekスペース、日産デイズ/デイズルークス合わせて62.5万台が対象!

 三菱自動車 は、軽自動車eKワゴンeKスペース 、そしてeKシリーズと姉妹車関係にあり、OEM生産される日産デイズ /デイズルークス の燃費値に関して不正があったとして、販売と生産を中止した。

 不正があったモデルは、2013年6月から販売されたモデルで三菱、日産両社で62万5千台にもなる。顧客への対応や日産 への補償などを行うことになるが、詳細はこれからとなる。


以下、三菱自動車からの燃費不正についての全文


<当社製車両の燃費試験における不正行為について>

当社製軽自動車の型式認証取得において、当社が国土交通省へ提出した燃費試験データについて、燃費を実際よりも良く見せるため、不正な操作が行われていたことが判明しました。また、国内法規で定められたものと異なる試験方法がとられていたことも判明しました。お客様はじめ全てのステークホルダーの皆様に深くお詫び申し上げます。

該当車は、2013年6月から当社で生産している『eKワゴン』『eKスペース』と、日産自動車向けに供給している『デイズ』『デイズルークス』の計4車種です。これまでに当社は計15万7千台を販売し、日産自動車向けには計46万8千台を生産しています(2016年3月末現在)。

燃費試験については、該当車のいずれについても、開発を担当し認証届出責任を持つ当社が実施していました。次期車の開発にあたり、日産自動車が該当車の燃費を参考に測定したところ、届出値との乖離があり、当社が試験で設定した走行抵抗値について確認を求められました。これを受けた社内調査の結果、実際より燃費に有利な走行抵抗値を使用した不正を把握するに至ったものです。該当車にお乗り頂いているお客様に対しては、今後、誠実に対応させて頂きます。

※走行抵抗:車両走行時の転がり抵抗(主にタイヤ)と空気抵抗

また、該当車については、生産・販売を停止することといたしました。日産自動車でも販売を停止して頂いており、補償についても今後、協議いたします。

その他の国内市場向け車両についても、社内調査の過程で、国内法規で定められたものと異なる試験方法がとられていたことが判明しました。

また、状況の重大性を鑑み、海外市場向け車両についても調査を行います。

これら問題につき、さらに客観的で徹底的な調査を行うため、独立性のある外部有識者のみによる調査のための委員会を設置し、調査結果がまとまり次第、公表させていただく予定です。

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