BMW3シリーズ新車情報・購入ガイド 新世代クリーンディーゼルを搭載! 迫力のブラック キドニーグリルを装備した限定車「Celebration Edition “Style Edge”」を発売!【ニュース・トピックス:BMW】
CORISM / 2016年6月7日 11時30分
新世代クリーンディーゼルエンジンに変更された320d! パワーアップしながら、21.4㎞/Lというクラストップレベルの低燃費を実現!!
BMWは、創立100周年を記念した特別限定車の第3弾モデルとして、「BMW 3シリーズセダン/ツーリングCelebration Edition “Style Edge”(セレブレーション・エディション・スタイル・エッジ)」の発売を開始した。この限定車は、ワゴンとセダン合わせて全国合計400台となっている。
BMW3シリーズは、2012年に日本へ導入が開始された。当初はガソリン車のみの設定だったが、クリーンディーゼルやハイブリッドが続々と投入され、直近ではハイブリッド車に代わりPHVも用意されている。1車種でこれだけのパワーユニットをもつクルマは数少ない。
また、BMW3シリーズは、欧州では1,800㎜を超えるボディ幅をもっている。しかし、日本仕様の全幅は1,800㎜。専用部品を用意し、ボディ幅を1,800㎜に抑えているのだ。これは、都市部に多い立体駐車場の入庫制限が1,800㎜なためだ。都市部を中心に売れる3シリーズなので、こうした顧客の駐車事情に合わせないと、車庫証明が取れず3シリーズが欲しくても買えない顧客が出てしまうからだ。こうしたエンジンラインアップの豊富さや、日本の環境に合わせた仕様が評価され、日本カー・オブ・ザ・イヤー のインポート・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。その後、BMW3リーズは2015年にマイナーチェンジし、若干デザインなどが変更された。
そして、2016年5月には2.0Lクリーンディーゼル車のエンジンを最新世代のエンジンに変更した。この新世代クリーンディーゼルエンジンは、アルミニウム合金製クランク・ケースやシンプルな構造の排出ガス処理技術などによって、従来の鋳鉄製ディーゼルエンジンと比べると、大幅な軽量化を実現している。この新エンジンにより、車両重量をガソリン・モデルと同等とすることで燃費の向上だけでなく、軽快な走りにも貢献している。
軽量化されただけでなく、従来モデルから最高出力5kw(6ps)アップの140kW(190ps)/4,000rpm、最大トルクは20Nm(2.1kgm)アップの400Nm(40.8kgm)/1,750-2,500rpmを実現。パワーアップしながら、燃費は約10%向上の21.4km/Lとしている。
装備面もほぼ全モデルに、新たに「レーンチェンジウォーニング」をほぼ標準装備化。ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする。運転が苦手な女性や、視界が狭くなった高齢者など安全性を高めるうえで頼りになる安全装備といえる。
BMW100周年を記念した限定車が「Celebration Edition “Style Edge”」
新世代クリーンディーゼルエンジンや安全装備を得たBMW320dをベースに設定されたのが「Celebration Edition “Style Edge”」だ。ベースとなるのは、最もスポーティなグレードであるBMW320d Mスポーツだ。
エクステリアは、Style Edge専用の力強いスポーク・デザインにグレー塗装を施した18インチMライト・アロイ・ホイールに加え、BMW M Performanceブラック・キドニー・グリルを特別装備。より迫力あるスポーティなスタイリングとなった。ブラック・キドニー・グリルは、色が違う程度とはいえひと目でStyle Edgeと分かるポイントだ。
インテリアは、ピアノの製作工程と同様なピアノ・ラッカー技術を利用し製造される高品質なBMW Individualピアノ・フィニッシュ・ブラック・トリムにパール・グロス・クローム・ハイライトを組み合わせたインテリア・トリムが採用された。艶があり深みのブラックのカラーは、スポーティさの中に高級感をプラスしている。そして、ブラックのSensatecレザー・シート(合成皮革)とBMW M Performanceステンレス・スチール・ペダル/フットレストといった特別装備品を採用した。全体的に精悍な高級感あるセダンに仕上がっている。
数々の特別装備によって、BMW3シリーズをよりクールに、スタイリッシュに磨き上げた一台であることから「Style Edge(スタイルエッジ)」という名称としている。
Style Edgeの価格は577万円(セダン)。ベース車の320d Mスポーツと比べると、20万円高になっている。500万円を超えた車両価格なので、価格アップ率は低く抑えられていて選びやすい限定車といえる。ただ、プラス装備された内容は、価格アップ相当という印象が強い。お買い得な特別仕様車ではない。100周年を祝う限定車というのであれば、装備を向上させながら価格を抑えるなど顧客に還元する部分もあってもいいだろう。
BMW320d/320dツーリングCelebration Edition “Style Edge”価格
■BMW320d/320dツーリングCelebration Edition “Style Edge”価格
・320d Celebration Edition“Style Edge” 5,770,000円
・320dツーリングCelebration Edition “Style Edge” 5,990,000円
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