1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

ホンダN-ONE新車情報・購入ガイド 上質なスポーティさと上品な気品さを誇る2つの個性派特別仕様車が登場【ニュース・トピックス:ホンダ】

CORISM / 2016年7月7日 6時30分

ホンダN-ONE SSアーバンブラックパッケージ

個性的なデザインと上質さで勝負する軽自動車がホンダN-ONE

 ホンダ は個性派軽自動車 であるN-ONE特別仕様車 「SSアーバンブラックパッケージ」と「SSブラウンスタイルパッケージ」を設定し発売を開始した。

 ホンダN-ONEは、2012年に「N」シリーズ第3弾としてデビューした。N-ONEは、1967年に発売されたホンダ初の軽自動車「N360」をモチーフにしている。ホンダのクルマづくりの原点となる「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を受け継ぎ、小さなボディながら広い室内を実現している。新しいベーシックカーの創造を目指した。

 N-ONEは、プレミアムな軽自動車というコンセプトもあったことから、1,610mmというやや高めの全高となった。この全高になった理由のひとつが、プレミアムな軽自動車としてやや高めの価格設定ができないとのことだったのだ。軽自動車は、全高が低くなると価格も下がるという。つまり、全高を下げるとアルトやミライースといったリーズナブルな価格帯のクルマと比較されることを避けたかったのだ。そのため、ハイト系 ワゴン と言われるワゴンR などに近い全高となっている。

 しかし、この全高も逆に足を引っ張ることになる。1,610㎜という全高では、都市部に多い立体駐車場に停めることができないのだ。こうしたことで、若干顧客を逃がしたようで、立体駐車場に対応するため全高を1,545mmにしたローダウンがモデル途中で投入されている。

 また、燃費面でも厳しい状況にある。ワゴンRが33.0㎞/Lを誇る中、N-ONEは28.4㎞/Lと大きく引き離されている状況。車重も重い。そのため、発売直後こそ大ヒットとなったが最近では2,000台/月を売るのも厳しい状況が続いている。これは、10,000台/月以上売る人気のN-BOXと比べると、かなり少なくなっていることを示している。

 ハード面のスペックでは、なかなかライバル車を超えられないN-ONE。そうなると、基本コンセプトであるプレミアム性をより際立たせて、より個性的な方向性へシフトするしか方法はない。

ブラックのボディやインテリアに映える鮮やかなアクセントカラー「SSアーバンブラックパッケージ」

 そこで登場したのが特別仕様車ホンダN-ONE「SSアーバンブラックパッケージ」と「SSブラウンスタイルパッケージ」ということになりそうだ。

 特別仕様車「SS(Suzuka Special)アーバンブラックパッケージ」は、プレミアムツアラーローダウンをベースに、ブラック基調の内外装とオレンジ、ブルー、イエローの3種類から選べるアクセントカラーをあしらった。

 クリスタルブラックパールのボディカラーやブラックのインテリアに、明るいアクセントカラー(オレンジ、ブルー、イエロー)が組み合わされる。ベースがブラックなので、アクセントカラーが非常に映え、スポーティでありながら、独特な存在感とオシャレな雰囲気を大幅にアップさせている。専用カラードスマートキーも用意されていて、なかなかファッショナブルだ。

上品なブラウンで落ち着いた雰囲気が魅力の「SSブラウンスタイルパッケージ」

 また、2015年12月に発売したG特別仕様車「SS(Suzuka Special)ブラウンスタイルパッケージ」で好評だった落ち着いた配色の内外装と充実の装備内容を、上級グレードPremiumでも選べるように設定した。お客様の選択の幅を広げました。

 ブリティッシュグリーン・パールのボディカラーにブラウンコンビシート&専用インテリアの組み合わせは、英国車を思わせるような気品ある上質さを感じさせる。プレミアムな軽自動車というコンセプトに相応しい特別仕様車といえそうだ。

 スポーティな上質さと気品ある上質さという2つの個性をもつ特別仕様車が登場したホンダN-ONE。普通の軽自動車じゃ物足りないという個性派にお勧めの特別仕様車に仕上がっている。

プレミアムな軽自動車と呼ぶものの、安全装備は並みレベル

 さて、ホンダN-ONE Premium Tourer・LOWDOWN特別仕様車「SSアーバンブラックパッケージ」の価格は、1,698,000円。ベース車となるN-ONE Premium Tourer・LOWDOWNに対して約5万円の価格アップとなっている。基本的な装備はベース車とほぼ同じで、色味がプラスされた程度なので、約5万円という価格アップは、まぁ許容範囲といえるものだろう。逆に約5万円でこれくらい雰囲気が変われば、十分に納得できる金額ともいえる。

 ホンダN-ONEに新しく追加された特別仕様車は、なかなか魅力的だ。ただし、実際の購入時に注意したいのが安全装備。プレミアムな軽自動車とアピールしてはいるが、安全装備に関しては一般的な軽自動車と同等。30㎞/h以下に対応する低速域の自動ブレーキとサイド&カーテンエアバッグがセットとなる安全装備あんしんパッケージは、全車でオプションとなっている状況。このオプションは、絶対に装備したい。とくに、ダウンサイジングでN-ONEに乗る顧客に高齢者が多くいるのであれば、なおさら標準装備化が望まれる。

ホンダN-ONE特別仕様車価格

■ホンダN-ONE特別仕様車価格
・Premium Tourer・LOWDOWN特別仕様車「SSアーバンブラックパッケージ」 FF 1,698,000円
・Premium特別仕様車「SSブラウンスタイルパッケージ」 FF 1,580,000円/4WD 1,710,000円

ホンダN-ONE特別仕様車主要装備

■Premium Tourer・LOWDOWN特別仕様車
「SS(Suzuka Special)アーバンブラックパッケージ」の主な特別装備の内容
(Premium Tourer・LOWDOWNの装備に加えて)

・ブラックコンビシート(アクセントカラー)&専用インテリア
・アクセントカラー装備(オレンジ、ブルー、イエロー)
フロントドアガーニッシュ、ドアミラー、フロントグリル、フロントバンパー、
エアコンアウトレットリング、メーターリング、本革巻ステアリングホイール、
ドアサイドモール、リアバンパーモール、専用カラードスマートキー(2個付)
・15インチアルミホイール(オールブラック)
・ホワイトイルミネーション(ドリンクホルダー、センターロアボックス、フット)


■Premium特別仕様車「SS(Suzuka Special)ブラウンスタイルパッケージ」の主な標準装備の内容
(Premiumの装備に加えて)

・ブラウンコンビシート&専用インテリア
・ブラウン2トーンカラースタイル(ルーフ/ドアミラー)
・ブラウン塗装フロントグリル/ドアサイドモール/リアバンパーモール
・ブラウンテールゲートスポイラー
・14インチアルミホイール(ピューターグレー塗装)
・ナチュラルウッド調インテリアパネル
・ホワイトイルミネーション(ドリンクホルダー、センターロアボックス、フット)
・運転席&助手席シートヒーター※
・クルーズコントロール
・親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス※
・専用カラードスマートキー(2個付)
※4WD車は標準装備

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください