トヨタ ヴォクシー,ノア,エスクァイア新車情報・購入ガイド さらに加速するイケイケ度! 売れるミニバンの要素を満載!!【ニュース・トピックス:トヨタ】
CORISM / 2017年7月13日 18時30分
トヨタ ヴォクシー,ノア,エスクァイア新車情報の目次
- 圧倒的な人気を誇るヴォクシー、ノア、エスクァイア
- 相変わらず予防安全装備は物足りないまま
- イケイケ度200%アップ!? さらに売れるデザインになった!
- 今時のポイントを押さえたさりげない装備も充実
- トヨタ ヴォクシー、ノア、エスクァイアのグレード選び
- トヨタ ヴォクシー、ノア、エスクァイア価格
- トヨタ ヴォクシー、ノア、エスクァイアCM動画集
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■圧倒的な人気を誇るヴォクシー、ノア、エスクァイア
トヨタは、人気ミニバンであるヴォクシー、ノア、エスクァイアをマイナーチェンジ発売を開始した。
トヨタ ヴォクシー、ノアは2014年1月に登場し、現行モデルで3代目となる。エスクァイアは、やや遅れて2014年10月に登場。多くの部分をヴォクシー&ノアと共用する姉妹車だ。各車とも人気の5ナンバーミニバンということもあり、ややデザインを変えトヨタの販売チャネルを合わせ投入されている。トヨタ店とトヨペット店はエスクァイア、ネッツ店はヴォクシー、カローラ店はノアを扱う。
2016年度の5ナンバーミニバン販売台数ランキングは、1位ヴォクシー(92,421台)、2位セレナ(90,369 台)、3位ノア(55,061台)、4位ステップワゴン(48,110台)、5位エスクァイア(44,136台)となっている。ヴォクシー、ノア、エスクァイア3台をまとめると、ライバルメーカーを圧倒する台数となる。
2016年度は、セレナがフルモデルチェンジしたこともあり、ヴォクシーとセレナが飛び抜けて売れているという印象。3位以下は接戦になっている。トヨタ勢もマイナーチェンジし、ステップワゴンは、2017年9月下旬にマイナーチェンジする予定なので、この勢力図は大きく変わる可能性が高い。
このように、5ナンバーミニバンには非常に厳しい戦いが繰り広げられている。その中で、ヴォクシー、ノア、エスクァイアが優位なのは、1.8Lの本格的ハイブリッドシステムを搭載していることだ。セレナもハイブリッドという名前を使うが、簡易型のマイルドハイブリッドなので、トヨタ系ほど燃費性能は高くない。ステップワゴンもマイナーチェンジで本格的なハイブリッドシステムを搭載することから、トヨタ勢も今までのようにいかないだろう。
また、トヨタ勢はヴォクシー、ノア、エスクァイアという3タイプから選べるというメリットもある。より自分好みのデザインなどが選べる。また、迫力系デザインが好評だ。
そして、ヴォクシー、ノア、エスクァイアが大きく負けている部分もある。それは、先進予防安全装備だ。セレナは歩行者検知式自動ブレーキが全車標準装備。ステップワゴンも一部グレードを除き標準装備化されている。しかし、ヴォクシー、ノア、エスクァイアの先進予防安全装備であるトヨタセーフティセンスCは、歩行者を検知できない。ミニバンのように大きく重いクルマが歩行者と衝突すれば、より重大な事故になる可能性は高いだけに無視できない装備差なのだ。
さらに、運転支援システムである前走車追従式のクルーズコントロールシステムもヴォクシー、ノア、エスクァイアには用意されていない。セレナやステップワゴンには、用意されているのでロングドライブ時の疲労軽減に高い効果がある。
■相変わらず予防安全装備は物足りないまま
今回のマイナーチェンジで期待された予防安全装備の進化は見送られ、相変わらずトヨタセーフティセンスCのみの設定。より早く、歩行者を検知式であるトヨタセーフティセンスPの装着を期待したいところだ。さらに、歩行者検知ができないトヨタセーフティセンスCさえも標準装備化されていない。この部分は、セレナやステップワゴンに大きく後れを取っている部分だ。
セレナやステップワゴンには、前走車追従式のクルーズコントロールが用意されていて、ロングドライブ時の疲労軽減や安全性を高めている。しかし、トヨタセーフティセンスCの機能には、前走車追従式のクルーズコントロール機能が無いため、ヴォクシー、ノア、エスクァイアには旧式のクルーズコントロールが標準装備化された。前走車の速度に合わせてスピードのコントロールができないタイプなので、交通量の多い高速道路などでは、今となっては使いにくい機能だ。
■イケイケ度200%アップ!? さらに売れるデザインになった!
外観デザインは、マイナーチェンジでさらにイケイケ度を増した。売れるミニバンのデザインを熟知しているトヨタは、ヴォクシー、ノア、エスクァイアをさらに押し出し感と迫力あるフェイスへと進化させた。
ヴォクシーのフェイスは、1クラス上のヴェルファイアっぽいデザインになった。上下二分割されたヘッドライトと、台形状の大型グリルはやや細身の5ナンバーミニバンであっともどっしりとした安定感あるフォルムに見せている。
そして、ノアは先代モデルから築いた来たファミリー感ある優しい顔から一気に反転。睨みの聞いた薄型ヘッドライトに太めの大型ビレッドグリル風デザインが採用された。
より高級ミニバン的な位置付けにあるエスクァイアは、アルファード的な大型グリルを主張するデザインがより強調された。ヘッドライトも薄型化され、こちらも睨みの効いたフェイスになっている。
そして、ヴォクシー、ノア、エスクァイアすべてにBi-Beam LEDヘッドランプが標準装備化され、夜間でも個性を主張できる。
ミニバンのデザインは、より押し出し感があったり睨みの効いた迫力などが好まれる。トヨタは、完全に売れるデザインを理解しているようで、こうしたデザインを積極的に採用。これが、売れている理由のひとつ。今回のデザイン変更も、そうした部分をさらに進化させた。マーケットインのデザインを極めた感もある。対して、迫力系デザインを嫌ったステップワゴンは、それが理由のひとつとなり販売不振になった。
■今時のポイントを押さえたさりげない装備も充実
装備系も今時のポイントをしっかりと押さえている。クルマの中は、現在、スマートフォンなどの通信機器などの充電場所でもある。充電用USBが1つでは足りない状況だ。前席には2つは最低でも必要だ。ヴォクシー、ノア、エスクァイアには、ハイブリッド車にはインパネに2個、センターコンソールボックスに2個が標準装備されている。なぜかガソリン車には減らされ、インパネ2個の装備となっている。
また、こうしたミニバンの購入決定権をもつと言われているママが敏感に反応する装備である紫外線(UV)を約99%カットし、赤外線(IR)を効率よく遮断するウインドシールドガラスを全車標準装備した。
走行性能面では、スライドドアにシールを追加し遮音性が向上。さらに、空力パーツの追加やボディ剛性の向上、ショックアブソーバーの改良を実施し、優れた操縦安定性と乗り心地とした。
■トヨタ ヴォクシー、ノア、エスクァイアのグレード選び
トヨタ ヴォクシー、ノア、エスクァイアのグレード選び。まず、ガソリン車かハイブリッド車かの選択からだ。ハイブリッド車の燃費は、マイナーチェンジで向上せず23.8㎞/L。ガソリン車は16.0㎞/L。意外と燃費差はない。価格差はグレードによるが、約35~50万円ほどハイブリッド車高く設定されている。燃費で元を取るのは厳しい価格差だ。ハイブリッド車は、静粛性が高く、ランニングコストが安い高級モデルと割り切る必要がある。
ただ、乗りつぶすのでなければ、多少無理してでもハイブリッド車を選んだほうがよい。これから、より低燃費化が進み、もはやハイブリッド車など電動化技術を搭載したモデルが普通の時代になる。そう考えると、今ガソリン車を選んでも、リセールバリューが上がらずハイブリッド車と大きな差になる可能性もあるからだ。
ヴォクシー、ノア、エスクァイアのグレード選びは、専用エアロを装備したモデルの一択だ。やはり、迫力系デザインなので、エアロパーツは必須といったところ。上級グレードなので、装備も充実しているし、リセールバリューも高くなる。装着したいオプションは、サイド&カーテンエアバッグや両側ワンタッチスイッチ付パワースライドドアといったところだ。
■トヨタ ヴォクシー、ノア、エスクァイア価格
■トヨタ ヴォクシー価格
<ガソリン車>
・X 7人乗り 2,496,960円/8人乗り 2,466,720円
・V 7人乗り 2,786,400円/8人乗り 2,756,160円
・ZS 7人乗り 2,775,600円/8人乗り 2,745,360円
<ハイブリッド車>
・X 7人乗り 3,014,280円
・V 7人乗り 3,142,800円
・ZS 7人乗り 3,269,160円
■トヨタ ノア価格
<ガソリン車>
・X 7人乗り 2,496,960円/8人乗り 2,466,720円
・G 7人乗り 2,786,400円/8人乗り 2,756,160円
・Si 7人乗り 2,775,600円/8人乗り 2,745,360円
<ハイブリッド車>
・X 7人乗り 3,014,280円
・G 7人乗り 3,142,800円
・Si 7人乗り 3,269,160円
■トヨタ エスクァイア価格
<ガソリン車>
・Xi 7人乗り 2,705,400円/8人乗り 2,675,160円
・Gi 7人乗り 2,922,480円/8人乗り 2,892,240円/“Premium Package” 7人乗り 2,980,800円
<ハイブリッド車>
・Xi 7人乗り 3,151,440円
・Gi 7人乗り 3,300,480円/“Premium Package”7人乗り 3,358,800円
*ガソリン車のみ4WDの設定あり。4WD車は205,200円高、もしくは194,400円高。
■トヨタ ヴォクシー、ノア、エスクァイアCM動画集
新垣結衣 トヨタ ノアCM動画
柳楽優弥 トヨタ ヴォクシーCM動画
長谷川博己 トヨタ エスクァイアCM動画
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