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スバル レヴォーグ新車情報・購入ガイド アイサイト・ツーリングアシストを追加! さらに、静粛性や乗り心地性能を高め上質なワゴンへ進化! [CORISM]

CORISM / 2017年7月18日 0時0分

 








日本マーケットのために開発されたレヴォーグ






スバル レヴォーグ



 スバルは、ワゴンモデルの「レヴォーグ」を大幅改良し2017年8月7日より発売を開始する。

スバル レヴォーグは、2014年に登場した。当時、スバルにはワゴンモデルのレガシィツーリングワゴンがあった。だが、レガシィは北米マーケットを主眼に開発されたこともあり、日本マーケットに合わないボディサイズになっていた。そのため、従来からいたレガシィユーザーが乗り換えるクルマが無くなり、他車へ流出していたのだ。

奇しくも、北米向けレガシィがヒットし、収益を飛躍的に向上させたスバルは、その利益でレヴォーグを開発。前述の問題点を改善し、日本マーケットに合ったレヴォーグを送り出した。

レヴォーグには、1.6Lと2.0Lの水平対向4気筒ターボエンジンが用意された。1.6Lターボエンジンは、ダウンサイジングターボエンジンで、170ps&250Nmという2.5L自然吸気エンジン並みの最大トルクを誇る。欧州のダウンサイジングターボは、ハイオクガソリン仕様だが、レヴォーグは日本マーケット向けということもありレギュラーガソリン仕様とした。2.0Lはパフォーマンス重視ということで、ハイオクガソリン仕様。出力は300ps&400Nmを誇る。

そして、スバル車の先進予防安全装備であるアイサイトも装備していた。しかし、デビュー直後は、現在と考え方が違い、全車標準装備ではなく、一部グレードには装備されていなかった。

新車販売台数は、発売年の2014年度は41,571台を売り、新車販売台数ランキング17位となり、大ヒットの予感があった。しかし、これは待っていたスバルファンが急激に乗り換えた結果だった。ワゴン車マーケットは、もはやミニマムとなっていて、2015年度は販売台数が半減し24,332台で29位。2016年度はランキング外となった。



スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグ









スバル レヴォーグ






アイサイト・ツーリングアシストで、より安全で疲労の少ないドライブが可能に!






スバル レヴォーグ



 今回の改良では、WRX S4と同様にアイサイトの新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」が追加された。この機能は、0㎞~120㎞/hまでクルーズコントロールの領域を拡大。渋滞時には、自動でアクセルとステアリング操作をコントロールし、先行車に追従走行・車線維持をする。この機能がプラスされたことで、とくに渋滞時の安全性とドライバーの疲労を大幅に軽減。ロングドライブがより安全で楽しいものとなる。さらに、後退時自動ブレーキも機能追加された。

また、このアイサイト・ツーリングアシストは、制御が自然なのが特徴。人間と機械の間に発生する違和感を徹底的に排除したことで、安心して使える機能となっている。

そして、従来あったアドバンスドセイフティパッケージは、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/ハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)に加え、フロント&サイドビューモニター、スマートリヤビューミラーがプラスされ、新たに「アイサイトセイフティプラス」と名称を変更しオプション設定されている。

ただ、 スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)は、車線変更時などで日常的に使う機能。これくらいの機能は、オプションと言わず、標準装備化してほしい機能だ。運転が苦手な人だけでなく、夜間や視界などが狭くなっている高齢者などに有用な技術だ。



スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグ

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4:2:4分割のリヤシートを採用し、使い勝手を向上






スバル レヴォーグ



 外観デザインも変更されている。LEDヘッドライトは、ステアリング連動ヘッドランプとなった。カーブや交差点を曲がる時、ステアリング操作に連動して進行方向を照射。車両や歩行者をいち早く認識できるなど、夜間走行の安全性を高める機能だ。また、LEDライトのデザインもより精悍さを増している。

フロントフェイスは、より濃い顔となっている。バンパーの造形もやや変更されていて、よりシャープでワイド感を表現。彫りの深い精悍さを得た。ヘキサゴングリルもややシャープなデザインとしている。また、LEDフォグランプも用意された。

インテリアは、インパネやセンターコンソール、センターパネルをはじめとする各種パネルをより質感の高いものに変更。ナビも従来の7インチから8インチへ大型化。インパネ中央上部に搭載されていたマルチファンクションディスプレイを5.9インチの大型カラー液晶に変更。より見やすい画面となった。

また、レヴォーグはワゴンモデルということもあり、使い勝手の良さも追及。リヤシートの分割方式を多彩なアレンジが可能な4:2:4分割に変更された。また、荷物を満載にしたときや後席に乗員がいる場合、ルームミラーでは、後方の視界を確保することは難しい。そのため、リヤゲートに設置したカメラの画像をルームミラーに映し出す「スマートリヤビューミラー」も用意されている。

そして、これまで本革シート装着車にのみに設定されていたシートヒーターを、1.6GT EyeSightを除くグレードに標準装備した。シートヒーターは、直接体を暖めてくれるので、非常に快適な機能だ。



スバル レヴォーグ

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大人のスポーツセダンを目指したWRX S4






スバル レヴォーグ



 走行性能面では、1.6Lエンジンンの制御を見直した。16.0㎞/Lという燃費値に変化はないが、実用燃費を2%向上させている。また、1.6L車にもオートステップ変速が採用された。

レヴォーグは、デビュー当初、乗り心地が硬いという評価が多かった。そのため、サスペンション関連の改良では、フラットで上質な乗り心地性能を目指した。前後のダンパーは、リバウンドストロークを延長し減衰力を最適化。リヤのスタビライザーは、直径を20㎜から18㎜へサイズダウンし路面に対するタイヤの追従性を向上させた。

また、1.6L車はコイルスプリングのパンプスストロークを+8㎜として、バネ定数をダウンした。これにより、1.6L車は全高が+10㎜となり、全高1,500㎜となっている。

そして、電動パワーステアリングも変更され、リニアで滑らかな操舵力となった。

レヴォーグは価格的に、上級ワゴンとなることから高い静粛性も求められた。そこで、フロントとリヤのドアガラス、リヤゲートガラスの板厚をアップ。吸音、遮音材の追加などにより、静粛性を大幅に向上させている。



スバル レヴォーグ

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スバル レヴォーグのグレード選び






スバル レヴォーグ



 スバル レヴォーグのグレード選び。レヴォーグは、どのモデルを選択してもアイサイトやサイド&カーテンエアバッグ、ニーエアバッグなどが標準装備化されているので安心だ。さらに、アイサイトセイフティプラスをオプション装備すれば、ほぼ完ぺきといえる安全性能を得ることができる。STI Sportは、アイサイトセイフティプラスも標準装備化されている。

そして、グレード選びの前に、1.6Lか2.0Lかという選択となる。価格差は、グレードによるが50万円前後の価格差がある。2.0L車は300psという大出力を誇るモデルなので、とにかく速いワゴン車が欲しいというのであれば、2.0L車という選択もありだ。ただ、ハイオクガソリン仕様であったり、燃費は13.2㎞/Lという数値なので、実用性というよりは趣味性で乗るクルマといえるだろう。趣味性で乗るというのであれば、最もスポーティな2.0STI Sport EyeSightになる。

実用面では考えると、やはり1.6L車となる。レヴォーグの75%がこの1.6L車が占めるという。この1.6L車で、優れた走行性能と上質さを求めるなら1.6STI Sport EyeSightになる。ビルシュタイン製のダンパーなどや、本革シート、数々の専用パーツを装備する。このSTIグレードは、よく売れていてレヴォーグ全体の40%程度を占めるほどだという。価格は3,564,000円となり、やや高めだが装備内容を考えると、意外とリーズナブルな設定と言えるだろう。このグレードがおすすめだ。

実用本位で選ぶならば、エントリーグレードの1.6GT EyeSightで十分だ。このグレードにアイサイトセイフティプラスをオプション装備すれば十分納得のできる。

スバル レヴォーグのリセールバリューは、高値維持といった状態なので、乗り換え時には有利になる。趣味性の高いモデルということもあり、やはりSTI系のグレードの人気が高い。



スバル レヴォーグ

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スバル レヴォーグの主な改良内容








■ 安全性能
・ アイサイト*5
◆アイサイト・ツーリングアシスト
◆後退時自動ブレーキシステム
・ アイサイトセイフティプラス
◆フロントビューモニター
◆スマートリヤビューミラー
・ ステアリング連動ヘッドランプ
・ オートビークルホールド
■ 走行性能
・ フロント&リヤサスペンション改良*6
・ 電動パワーステアリング改良
・ 外部からの音の侵入や振動を抑えることによる車内静粛性向上
・ 高μブレーキパッド採用*7
・ 1.6Lエンジンの制御最適化
■ エクステリア
・ 新デザインLEDハイ&ロービームランプ
・ 新デザインフロントグリル*6
・ 新デザインフロントバンパー*6
・ LEDフロントフォグランプ*6
・ 新デザインフロントフォグランプカバー
・ 新デザイン18インチアルミホイール*8
・ 新ボディカラー「ストームグレー・メタリック」追加
■ インテリア
・ 新デザインインパネ加飾パネル*9
・ 新デザインフロントコンソール
・ 新デザインセンターパネル
・ 新デザインドアスイッチパネル(ピアノブラック調+シルバー塗装)
・ 新デザインドアグリップ
・ マルチファンクションディスプレイ(5.9インチ大型カラー液晶)
・ 新型8インチビルトインナビ*10
・ ワンタッチフォールディング機能付4:2:4分割可倒式リヤシート
・ シートヒーター(ファブリックシート装着車)*11

*6:STI Sportを除く
*7:1.6GT EyeSightを除く
*8:1.6GT EyeSight S-style、1.6GT-S EyeSight、2.0GT-S EyeSight
*9:1.6GT-S EyeSight、2.0GT-S EyeSight
*10:ディーラー装着オプション
*11:1.6GT EyeSightを除く 本革シート装着車には従来型でも設定あり







スバル レヴォーグ価格






■スバル レヴォーグ価格
・1.6GT EyeSight 2,829,600円
・1.6GT EyeSight S-style 2,926,800円
・1.6GT-S EyeSight 3,078,000円
・1.6STI Sport EyeSight 3,564,000円
・2.0GT-S EyeSight 3,618,000円
・2.0STI Sport EyeSight 4,050,000円







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(レポート:CORISM編集部

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