三菱RVR新車情報・購入ガイド オレンジのアクセントカラーがとにかく目立つ!特別仕様車「アクティブギア」を新設定! 【ニュース・トピックス:三菱】
CORISM / 2017年10月17日 18時40分
三菱RVR新車情報の目次
- コンパクトSUVのパイオニア的存在がRVR
- 歩行者検知式自動ブレーキを上級グレードに標準装備化
- デザインはよりSUVらしさを強調
- デリカD:5の成功例から、RVRにも特別仕様車アクティブギアを設定
- 三菱RVRのグレード選び
- 三菱RVR、アクティブギア価格
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■コンパクトSUVのパイオニア的存在がRVR
三菱は、コンパクトSUVの「RVR」を一部改良。同時に、特別仕様車「ACTIVE GEAR(アクティブギア)」を設定し発売を開始した。
三菱RVRは、2010年に登場した。今でこそコンパクトSUVがブームだが、すでに三菱はこの時期から発売を開始している。ヒットモデルにはならなかったものの、コンパクトSUVのパイオニア的存在でもある。
三菱RVRのボディサイズは、全長4,365×全幅1,770×全高1,630mm。サイズ的には、ホンダ ヴェゼルやマツダCX-3がライバルになる。
RVRに搭載されるエンジンは、1.8LエンジンでCVTと組み合わされている。2010年に登場したモデルということもあり、最新モデルでさえ燃費は15.4㎞/Lと一世代前の燃費だ。設計が古いので、自動ブレーキの装備も遅れていた。
■歩行者検知式自動ブレーキを上級グレードに標準装備化
やや古さがある三菱RVRだが、今回の改良では歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備である「e-Assist(イー・アシスト」を上級グレードのGに標準装備。エントリーグレードのMにオプション設定とした。全車標準装備化しなかった点は、とても残念だ。
ただ、コンパクトカーだからと勝手に歩行者検知式自動ブレーキは必要ないと判断し、対車両のみの簡易型自動ブレーキしか用意していないなどのメーカーがあることを考えれば、積極的に歩行者検知式自動ブレーキを装備した点は評価できる。
また、このe-Assistは、その他に車線逸脱警報(LDW)やオートハイビーム(AHB)機能をもつ。
装備面では、ディスプレイオーディオにスマートフォンとの連携機能を追加したスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)をオプション設定。このSDAは、7インチ画面のタッチスクリーンで、FM/AMラジオやBluetooth接続による音楽再生やハンズフリー通話ができる。
さらに、AndroidスマートフォンやiPhoneをUSBポートにつなぐと、Android AutoとApple CarPlayに対応したアプリケーションが使用できる。この機能があれば、グーグルマップなどが使えるようになり、車載ナビをあえて購入する必要がないのもメリットだ。SDA+6スピーカー+ステアリングオーディオリモコンスイッチ&シフトノブがセットでオプション設定で、価格は140,400円となっている。
一部改良では、ダッシュパネルやヘッドライニング、テールゲートトリムなどに吸遮音材を追加。静粛性を向上させている。
■デザインはよりSUVらしさを強調
三菱RVRのエクステリアデザインも一部変更されている。2017年2月に三菱の共通デザインとなっているダイナミックシールドがRVRに採用された。このデザインをベースとし、フロントバンパーとフロントグリル、リヤバンパーのデザインを変更。テールゲートにメッキガーニッシュを採用。SUVらしいアグレッシブでスポーティな雰囲気をアップした。
装備面も変更が行われLEDデイライトを上級グレード「G」に標準装備した。ボディカラーは、高輝度な新色スターリングシルバーメタリックを新設定。
インテリアでは、センターパネル、シフトポジションインジケーターパネル、フロアコンソールのデザインを変更。さらに、フロアコンソールニーパッドも追加した。上級グレード「G」には、パワーウインドウスイッチパネルをシルバー塗装し、上質感を向上させた。
そして、スマフォ時代に対応し、フロアコンソール前方へ取り外し可能なスマートフォントレイを装備。インパネ下部に充電用に使えるUSBポートを装備し利便性を向上させている。
シートは、心地よい手触りのスエード調人工皮革を座面及び背もたれ面に採用した合成 皮革とのコンビネーションシートを、上級グレードの「G」にオプション設定。赤いステッチを施し、スポーティなSUVらしさを演出している。
■デリカD:5の成功例から、RVRにも特別仕様車アクティブギアを設定
一部改良されたRVRをベースとし、アクティブ感を向上させた特別仕様車「ACTIVE GEAR(アクティブギア)」が追加された。このアクティブギアは、デリカD:5に設定されたアクティブギアと同じテイストをもつ。デリカD:5アクティブギアが売れたことを受け、RVRにも設定され二匹目のどじょう狙った特別仕様車だ。オレンジのアクセントカラーが入れられたことで、随分と雰囲気が変わっている。
外観は、LEDデイライトカバーとウインカー付電動格納式リモコンドアミラーをオレンジとした。フロントスキッドプレートと17インチアルミホイール、ベルトラインモールをブラックで統一。また、メーカーオプション設定していたルーフレールを標準装備化。また、特別仕様車であることをアピールするため、テールゲートには「ACTIVE GEAR」専用デカールを装着している。
ボディカラーは、チタニウムグレーメタリック、ホワイトパール(有料色)、ブラックマイカの3色を設定した。ダーク系のボディカラーの方が、オレンジのアクセントカラーがより映えそうだ。
RVRアクティブギアのインテリアは、ステアリングホイール、シフトノブ、センターアームレスト、フロアコンソールニーパッド、パーキングブレーキレバーにオレンジのステッチを施した。また、ヒーターコントロールダイヤルをオレンジに変更。エクステリア同様に、オレンジのアクセントカラーを上手く使っている。
シート生地は、標準車ではメーカーオプション設定としていたスエード調人工皮革のコンビネーションシートを標準装備。ステッチをオレンジとシルバーに変更し、インテリアカラーを上手くコーディネートしている。また、ドアトリムに合成皮革を採用し、上質感を向上し、「ACTIVE GEAR」デカールをセンターパネルに装着した。
RVRアクティブギアの装備は、なかなか充実している。メーカーオプション設定としていたスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)や、フロントシートヒーター、運転席パワーシートを標準装備している。
そして、よりRVRアクティブギアの魅力をアップする専用パッケージオプションも設定。「ACTIVE GEAR コンプリートパッケージ」として、ディーラーオプション設定とした。価格は115,841円。装備の内容は、
[1]「ACTIVE GEAR」ロゴのアルミホイールデカール、[2]サイドデカール(オレンジ)、[3]リヤアンダーガーニッシュ(オレンジ)、[4]大型テールゲートスポイラー(ブラック)、[5]専用のフロアマット(ブラック&オレンジ)となる。
このオプションは、なかなか巧妙。「ACTIVE GEAR コンプリートパッケージ」を装備しないと、RVRアクティブギアの魅力が半減するように見えるからだ。RVRアクティブギアを購入する場合、このオプションは必須アイテムといえるだろう。
■三菱RVRのグレード選び
三菱RVRのグレード選びは、1.8Lエンジンのみなのでそれほど難しくない。グレートは、エントリーグレードのM、上級グレードのG、特別仕様車のアクティブギアの3つから選択することになる。全グレードに2WDと4WDの設定があるので、駆動方式は使い方によって選ぶといい。ただ、4WDは25万円ほど高価になるので、ウインタースポーツをするとか、降雪地域に住んでいるなどでなければFFで十分といえるだろう。
グレード選びでは、予算重視にするのか、満足度を優先するのかを明確にしたほうがいいだろう。予算重視なら、エントリーグレードのMに歩行者検知式自動ブレーキであるe-Assistとスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]、サイドエアバッグをオプション選択すれば、必要十分といったところだ。
上級グレードのGは、2,304,720円。装備も十分なものだが、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]をオプション選択するとなると、アクティブギアとそれほど価格差が無くなってくる。アクティブギアの装備は、Gに対してさらに充実していて、価格差を考えると買い得感もあるので、Gを選ぶならアクティブギアを選んだほうが満足度も高いのでお勧めだ。
三菱RVRのリセールバリューは、期待できない。そんな状況だが、アクティブギアは標準車と比べるとやや高めになるだろう。基本的には乗り潰すつもりで購入したいクルマだ。
■三菱RVR、アクティブギア価格
■三菱RVR価格
・M 2WD 2,058,480円/4WD 2,295,000円
・G 2WD 2,304,720円/4WD 2,541,240円
・特別仕様車 ACTIVE GEAR 2WD 2,520,720円(SDA装着)/2,455,920円(SDA非装着)
・特別仕様車 ACTIVE GEAR 4WD 2,757,240円(SDA装着)/2,692,440円(SDA非装着)
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