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マツダCX-5試乗記・評価 プラス10psのパワーアップだけじゃない! 熟成進むマツダの基幹SUV

CORISM / 2021年2月9日 19時8分

マツダCX-5 樽美伶奈

 

マツダSUV、車名の由来とは?


こんにちは、樽美伶奈です。今回は、年次改良したマツダのCX-5に試乗させて頂きました!

まず、CX-5というモデルを整理します。CX-3、CX-5、CX-8・・・沢山あるCXシリーズですが、どこが違うのか? です。

頭文字のCXについて。

CXの「C」はクロスオーバーコンセプト

CXの「X」はスポーツカー

と、いう意味だそう。

ちなみに、マツダといえば個人的にRX-7,RX-8のイメージが強いのですが
RXの「R」はロータリーエンジンだそうです。

CX-30以外の1~9までの数字のシリーズは、マツダ独自の車格を表していて、数字が大きい方が車格(ボディサイズ)も上になるそうです。

マツダCX-5

 



 

SUVラインアップが多いマツダ車の中でも、基幹車種となるCX-5


マツダCX-5 樽美伶奈
レポーター、樽美伶奈。クルマ、バイク好き女子。クルマはABARTH 595 Competizione。なんと、左ハンドルのMT車だ。 樽美伶奈Twitter 樽美伶奈youtube   樽美伶奈Facebook


マツダは、SUVのラインアップが充実しているメーカーのひとつです。一番コンパクトなCX-3から、CX-30、CX-5、CX-8、よく調べたらCX-7や海外向けのCX-9、CX-4というモデルもありました。

そんな幅の広いSUVラインアップの中で、基幹車種となっているのがCX-5になります。マツダのグローバル販売台数の約4分の1を占めるほどよく売れているモデルなのです。2020年日本国内の登録車販売台数では、コンパクトカーであるマツダ2が1番売れていて、2番目はデビュー直後のCX-30、そして3番目がCX-5になります。

ライバル車を比べると、CX-5は30位。15位のトヨタRAV4には、まったく敵わない状況ですが、31位のトヨタ フォレスター、33位の日産エクストレイルには、販売台数で勝っています。

 

樽美伶奈的、ディーゼルエンジンの魅力は?


マツダCX-5そんなマツダCX-5の特徴は、やはり「ディーゼルエンジン」です。初代CX-5デビュー時の初期受注では、なんと70%以上がディーゼル車を選んだほど高い人気を得ていたそうです。マツダは、このディーゼルエンジを「SKYACTIV-D」と呼んでいます。

・ディーゼルエンジンの良い所 その1 「安価な軽油で走れる」

ディーゼルエンジンの魅力は、レギュラーガソリンでもなくハイオクガソリンでもなく軽油で走る所。ガソリンスタンドに行って、価格ボードを見て飛びぬけて値段が安い箇所がありますよね。それが軽油です。お財布に優しいエンジンがディーゼルです。

ちなみに、軽油はレギュラーガソリンに対して約20円、ハイオクガソリンだと約30円も安いんですよ。

しかも、燃費もよい! CX-5の2.2Lディーゼル(FF、AT)が17.4㎞/L(WLTCモード)。これに対して、やや排気量の小さい2.0Lガソリン(FF、AT)のCX-5が14.6㎞/L(WLTCモード)です。燃費がよくて燃料費が安いので、ハイブリッド車並みとはいかないまでも、それに近い燃料費になり経済性に優れています。ただ、その分、ディーゼル車は車両価格が高いのですが・・・。

ディーゼルエンジンの良い所 その2 「トルクが凄い!」

ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べエンジンの回転数が低い時から強いトルクを発生する事ができます。そのため、アクセルを少し踏んだだけでも、クルマはグイグイと力強く加速。高速道路などでの合流や、車線変更をする時にとても楽チン。初めての運転で不安・・・、という方でも安心して運転を楽しむ事ができます。

 



 

出力がアップし200psへ。出力特性も変更され、より気持ちよくなった?


マツダCX-5今回の年次改良では、そんなディーゼルエンジンの改良が大きな変更点のひとつです。まず、出力が190psから200psに向上。これに伴い、レヴリミットが4500rpmから4000rpmへと変更されています。この出力向上は、制御系の変更によるものです。

この改良により、「SKYACTIV-D」のフィーリングは、かなり変化しました。市街地では、エンジンの回転がほとんど高くならないため、違いはほとんど感じることはないかもしれません。

その差が大きく感じられるのは、高速道路などの合流などイッキに加速したいときです。とくに、3000回転からの伸びが違います。従来のモデルでは、3000回転付近から、パワーの上昇が穏やかになっていく傾向でした。そのため、レヴリミットの4500回転まで回しても、パンチのある加速感とは言い難いものだったのです。

ところが、改良された「SKYACTIV-D」は、3000回転を過ぎてもエンジン回転の上昇と共にパワーも同様にグーンと伸びていく印象に変化しています。エンジンの回転数は低いのですが、なんだかガソリンエンジンのように気持ちよく伸びていくエンジンフィーリングなのです。より気持ちよいフィーリングになっていますよ。これが制御だけで変更できたというのには、ちょっと驚きました。

マツダCX-5 樽美伶奈

 



 

アクセルペダルが重くなった、その訳とは?


マツダCX-5そして、今回の改良で変更されたことの2つめは「アクセルペダルが重くなったこと」。この変更の狙いは、マツダの目指す意のままの走りをさらに洗練させ、CX-5の強力なトルクを精度よくコントロールするためです。そのために、アクセルペダルが約20%重くなっています。

これは、単に重くしたのではなく「人間工学」を追求した結果によるものです。人は姿勢を保とうとする筋肉の動きと、アクセルペダルを操作する筋肉の動きという動作がうまく協調させることが意のままの走りにつながると判断しました。そのためには、アクセルペダルの重さが重要と考え、最適なアクセルの重さを割り出したのです。

今回の試乗時では、新旧のアクセルペダルが展示されていました。手で押すと、その違いは明快。ただ、実際は足で操作するので、少し重くなったかなぁ、程度の差でした。

ですが、どちらがいいか? と、なると「重くなった方が良かった」と正直に思いました。とくに体感できたのが「安心感」です。

従来の軽いペダルで踏み込んだ時、力強さとスーっと加速する感じが軽快でこれも良いなと思いました。しかし、アクセルペダルが軽いとついつい踏み過ぎになりがちでした。CX-5は、450Nmという大トルクをもっているので、ついつい加速し過ぎ・・・、といった運転だったのです。

ところが、アクセルが少し重くなっただけで、アクセル踏み過ぎ感は一気に現象。アクセルを操作と実際の加速感が比例した様に思え、クルマとの一体感がアップ。アクセルが重くなった意味を素直に感じました。

マツダCX-5

 



 

キュンとしたマツダの姿勢


マツダCX-5 樽美伶奈マツダこうした人間工学に基づく開発は、とにかくこだわりを感じます。ペダルだけではなく、ドライビングポジションも同じです。もう、すでに多くのメディアで伝えられている通り、ペダルレイアウトにまで、そのこだわりが生かされています。

正しい姿勢でシートに座り、自然に足を延ばした先にペダルがあること。当り前のことのようですが、クルマは前輪があるためにペダルが車体中央にによってしまっていることがよくあります。ペダルの配置はとても重要で、アクセルペダルが中央に寄っていると、アクセルとブレーキの踏み間違えの原因にもなります。

こうしたペダル位置は、マツダが目指す理想ではありません。そのため、マツダでは、できる限り前輪を前方に移動するなどして、ドライバーが正しく座れる事を第一にして開発されています。その上で、人間の動きとペダルの軌跡がずれにくいオルガン式ペダルを採用しているのです。

こうした深いこだわりを話を聞き、クルマの運転が大好き過ぎる樽美もキュンと来てしまいました。「走る歓び」を追求し続けるマツダの姿勢は、なんて素敵なんだろうと感動してしまいました。

 

改良外ですが、BOSEがお勧め


マツダCX-5その他の年次改良部分は、

・コネクティッドサービスの採用

・ナビ画面が8インチから10.25インチに変更

ナビ画面については、長方形から横に長い長方形に変わったと言ったらわかりやすいかもしれません。

コネクティッドサービスについては、CX-5初採用です。緊急通報システム「マツダエマージェンシーコール」やスマホアプリとの連携強化なども追加されました。「マツダエマージェンシーコール」は、エアバッグが展開するような事故などが起きた場合、車両位置や事故の状況をオペレーターに緊急連絡。その状態により、救急車や警察などを手配してくれるというものです。もしもの時に頼りになる機能です。

また、今回の改良部分ではありませんが、がちょっと発見した好みのポイント「BOSEスピーカー」です。個人的に樽美は、イヤホンでもBOSEを使用しているくらい、かなりのBOSEファン。試乗時に、ラジオの音が綺麗に聴こえるなぁと思いスピーカーを見たところBOSEのサウンドシステムがついておりました。BOSEのサウンドシステム、お勧めですよ。

 



 

コスパに優れたCX-5。お勧めリスト入り決定!?


マツダCX-5マツダは企業として発展し続けるために「マツダの独自性」を大切にしています。「人と共に創る独自性」から「走る」ことへのこだわりから、人やクルマに対する愛の深さを感じる事ができました。だから、毎年のように改良がされていくのですね。

そんなこともあり、400万円以下で買えるCX-5は、とてもコストパフォーマンスもよく素晴らしい1台だなと感じました。樽美のオススメしたいクルマのラインナップが、また1台増えた予感がします。

<レポート:樽美伶奈>

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マツダCX-5 ディーゼル車価格


・XD  FF 2,997,500円/4WD  3,228,500円

・XD Smart Edition FF 3,025,000円/4WD  3,256,000円

・XD Smart Edition(6MT) FF  3,025,000円/4WD  3,256,000円

・XD PROACTIVE FF 3,228,500円/4WD  3,459,500円

・XD PROACTIVE(6MT) FF  3,228,500円/4WD  3,459,500円

・XD Black Tone Edition(特別仕様車)  FF 3,360,500円/4WD  3,591,500円

・XD Silk Beige Selection(特別仕様車) FF 3,360,500円

・XD L Package FF 3,520,000円 /4WD  3,751,000円

・XD L Package(6MT) FF  3,520,000円/4WD  3,751,000円

・XD Exclusive Mode(特別仕様車) FF 3,800,500円/4WD  4,031,500円

・XD Exclusive Mode(6MT)(特別仕様車) FF 3,800,500円/4WD 4,031,500円

・XD100周年特別記念車  FF 3,910,500円/4WD  4,141,500円

・XD100周年特別記念車(6MT)  FF 3,910,500円/4WD  4,141,500円

 



 

マツダCX-5燃費、ボディサイズなどスペック


代表グレード: マツダCX-5 XD PROACTIVE 4WD

ボディサイズ (全長×全幅×全高) 4,545×1,840×1,690mm

ホイールベース  2,700㎜

車両重量  1,670kg

エンジン 直列4気筒DOHC直噴ターボ

総排気量  2,188cc

エンジン最高出力[kw(ps)/rpm] 147〈200〉/4,000

エンジン最大トルク[N・m(㎏-m)/rpm] 450〈45.9〉/2,000

使用燃料 軽油

ミッション 6速AT

サスペンション  フロント:マクファーソンストラット式 リヤ: マルチリンク式

タイヤサイズ 225/65R17

WLTCモード燃費  16.6km/L

定員[人] 5

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