「2050年カーボンニュートラル宣言」時代のおすすめ中古EV&PHEV5選
CORISM / 2022年1月2日 10時48分
環境性能だけでなく、走行性能や経済性に優れた中古EV&PHEVをピックアップ
政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル宣言」をした。
EUもガソリン車などの新車販売を2035年に禁止する方針だ。CO2排出減目指した取り組みは、自動車業界に大きな影響を与えている。
EV(電気自動車)やPHEVは、環境車としてのイメージが強く、走行性能面ではイマイチと思っている人が多い。それは、大きな間違い。むしろ、こうした電動車の方が一般的なガソリン車と比べると、EVやPHEVの方が圧倒的にスポーティで気持ちよい走りを披露する。
今回は、そんな次世代環境車と言えるEVやPHEVの中でも、優れた能力をもつ中古車をピックアップした。こうした中古EVやPHEVは、中古車価格も安価傾向で、環境性能だけでなくコストパフォーマンスにも優れているのが特徴だ。
EVらしい、走る楽しさも追求
1位 ホンダe
ホンダeは、2020年に登場した新型のEVだ。ホンダeには、ホンダのこだわりが凝縮されている。
一般的に、量産EVとなると、コストやスペース効率のよいFF(前輪駆動)を選択することが多い。しかし、ホンダeはRR(リヤモーター、リヤ駆動)である。
当初はホンダeもFFで計画されていた。しかしホンダeのユニークなデザインにするためには、パワーユニットがボンネットの中に入らないことが判明した。デザインを優先するなら、RRにしてしまえ!と、大胆な選択がされている。RRは、走行性能面でもスポーティな走りが可能だ。EVはどうしても環境車的で、走りはつまらないと勘違いしている人が多い。だがホンダは走る楽しさも含めRRを選択している。
プラットフォーム(車台)は、EV専用設計だ。EVらしい低重心で走る楽しさと、ユニークなデザインが融合した魅力的なEVが生まれた。
ホンダeは先進性にもこだわっている。ドアミラーは廃止され、代わりにカメラを装着した。車内からは、モニターで確認できる。ドアミラーを無くすことで、空気抵抗や風切り音の低減にも効果がある。
さらにインパネは、世界初となる5つのスクリーンを水平配置するワイドビジョンインストルメントパネルが採用された。いかにも先進的な装備だ。
また、AIによる音声認識「ホンダパーソナルアシスタント」も装備している。エアコンやオーディオ、ナビの操作が音声で使える。
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EV最速!?
走行性能は、とても素晴らしい。低重心でよく曲がり、コーナーリング速度も出るし安定性も高い。コーナーの立ち上がりでは、RRらしくしっかりと後輪にトラクションがかかり、アクセル操作で自在に車体をコントロールすることが可能だ。
パワーユニットも、ホンダエンジンのように、モーターも高回転域での伸びがあり好印象だ。ホンダは航続距離よりも走りにこだわった仕様も用意している。エコタイヤではなく、ミシュラン製のパイロットスポーツ4を装備する。グリップ力も強大になり、今まで体感したことのないスポーティな走りが可能だ。EV最速と思わせる走りが魅力。これだけスポーティな走りを披露するホンダeだが、乗り後心地も良好だ。
航続距離は短めだが、使い方次第で克服可能
搭載されるバッテリー容量は、35.5kWhと少々小さい。航続距離は259~283㎞(WLTCモード)とやや短めだ。最初は、長距離走行などで心配かもしれないが、休憩時などで継ぎ足し充電を上手くやり繰りするなど、EVの使い方に慣れてくると、意外と十分な航続距離といえる。
予防安全装備は、ホンダセンシングを全車に標準装備しているので安心だ。
ホンダe中古車購入ガイド
新車より少し安価な程度の中古車価格だが、価値ある1台。ホンダeは、2020年デビューなので、中古車流通量はまだ非常に少なく、中古車価格はやや高めだ。
新車より、やや安いといった程度である。ホンダeの新車は生産台数が限られているため、すぐに欲しいのであれば中古車がよい。
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ホンダe中古車評価
おすすめ度 90%
航続距離 259~283㎞(WLTCモード)
安全装備 4.0(5点満点)
室内の広さ・使い勝手 3.5
走行性能 5.0
中古車価格 3.0
EVのパイオニア
2位 2代目 日産リーフ
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