SUVおすすめランキング ベスト5 徹底比較評価
CORISM / 2022年3月13日 16時16分
人気SUVの選び方を伝授
各セグメントで急速に車種が増えたこともあり、より人気が高まっているSUV。
デザインは都会派からアクティブ系まで幅広く選べ、パワーユニットもガソリンやハイブリッドだけでなく、ディーゼルやPHEVまで選択肢は豊富。さらに、自動ブレーキなどを含む予防安全装備も充実してきている。
まさに、自分にピッタリの1台が探せるようになった。
ただ、選択肢が多いということは、どれを選んでいいか、今ひとつ決定打に欠けるというのも事実。そこで、完成度の高いお勧めSUVを5台ピックアップした。
SUVおすすめランキング ベスト5
ベスト1 三菱 アウトランダーPHEV
全方位スキ無し! 電動車の魅力を凝縮したSUV
![三菱アウトランダーPHEV](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/D55A9849-300x200.jpg)
2代目となったアウトランダーPHEVは、基本的な仕組みは初代と同じ。しかし、前輪85kW、後輪100kWというモーターを設置。初代よりパワーアップしているだけでなく、後輪側のモーター出力が非常に大きくなっている。
これに、三菱独自のS-AWC(Super All Wheel Control)が加わり、どんな路面状況でも安心・安全な走りと、スポーツカーのような楽しい走りを両立。
その他の部分も大きく刷新され、運転支援装備も充実している。より高級感のあるSUVへと進化した。さらに、電動モデルとしては珍しい7人乗り仕様も用意され、顧客の多様なニーズにも対応している。
また、こうした技術を支えるプラットフォーム(車台)も新開発された。このプラットフォームは、三菱・日産・ルノーのアライアンスにより生まれ、各社が共通化されている。今後登場するモデルに順次採用されていく。日産では次期新型エクストレイルに採用予定だ。
![三菱アウトランダーPHEV](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/D55A9625.jpg)
![三菱アウトランダーPHEV](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/D55A9726.jpg)
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三菱アウトランダーPHEV新車情報・試乗評価一覧
ベスト2 トヨタ RAV4
価値ある超低燃費のハイブリッドシステム
![トヨタRAV4](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/IMG_0101-300x169.jpg)
RAV4に搭載されたパワーユニットは、直4 2.0Lガソリンと2.5Lハイブリッドの2タイプ。どちらも低燃費ながら、十分な力強さをもつ。ガソリン車はアイドリングストップ機能が装備されていない。カーボンニュートラルが叫ばれる中、あり得ない仕様となっている。そのため、RAV4の場合、ハイブリッド車一択となる。
また、クルマの性能を大きく左右するプラットフォーム(車台)は、新開発GA-Kプラットフォームを採用。RAV4の走行性能は非常に優れたものとなった。
4WDのE-Fourは、やや出力の大きいモーターが後輪側に採用。悪路走破性を高めている。
予防安全装備は、昼夜の歩行者と昼間の自転車検知ができる自動ブレーキを装備。安全装備は一定レベルのものが標準装備されている。
![トヨタRAV4](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/IMG_0034.jpg)
![トヨタRAV4](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/IMG_0075.jpg)
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トヨタRAV4新車情報・試乗評価一覧
ベスト3 トヨタ ヤリスクロス
超低燃費性能に優れた走行性能と予防安全装備を誇るコンパクトSUV
![トヨタ ヤリスクロス](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/IMG_6105-300x200.jpg)
搭載されたパワーユニットは、1.5Lのハイブリッドとガソリンの2タイプ。ハイブリッド車の燃費は、27.8~30.8㎞/L(FF、WLTCモード)という世界トップレベルの低燃費性能を誇る。
1.5Lガソリン車もあるが、アイドリングストップ機能が付いていない。「カーボンニュートラルに全力で取り組む」と宣言しているトヨタとしては、言行不一致な仕様。このモデルもハイブリッド車一択と言える。
ヤリスクロスの走行性能は、低重心化された新プラットフォームGA-Bの恩恵で、優れた走行安定性を誇り気持ちよく走ることができる。乗り心地も良好だ。
また、実用性面では、荷物を多く積載することが多いSUVということもあり、クラストップレベルの荷室容量を確保。一部グレードには、輸入車のような4:2:4のリヤシートを設定。使い勝手も抜群だ。
最小回転半径も全車5.3mとまずまず。狭い道や駐車場でも、それほど苦労することはない。
このように、ほぼすべての面でヤリスクロスは高いレベルにまとまられている。ほぼ隙のないくらい高い完成度を誇るモデル。誰にでもおすすめできるコンパクトSUVに仕上がっている。
<レポート:大岡智彦>
![トヨタ ヤリスクロス](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/IMG_6290.jpg)
![トヨタ ヤリスクロス](https://www.corism.com/special/wp-content/uploads/sites/4/2022/03/IMG_6304.jpg)
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