中古コンパクトカーおすすめランキング ベスト5 徹底比較
CORISM / 2022年3月27日 11時11分
ガソリン価格高騰時代の中古コンパクトカー選びは、やっぱりハイブリッド車?
ガソリン価格高騰が続き、家計を圧迫し続けていた中、ロシアのウクライナ侵攻が始まった。エネルギー問題が急浮上し、さらにガソリン価格が高騰し始めている。もはや、ガソリン価格が下がるという見通しが立たない状態が続いている。
当然、クルマを買うのであれば、なるべく家計を圧迫しない燃費のよいクルマがベストと考えるのは当然のこと。とくに、日々クルマを使う人にとっては、燃費の優先度は高くなる。
そこで、今回は燃費のよい中古コンパクトカーをピックアップ。ハイブリッド車が中心になるが、ガソリン車より燃費がよく、燃料費もレギュラーガソリンより20円/L前後も安価なディーゼル車にも注目だ。
おすすめランキング ベスト5
ベスト1 3代目ホンダ フィットハイブリッド
世界トップレベルの燃費を競ったモデル
3代目ホンダ フィットハイブリッドは、2013年9月に登場した。デビュー当時、世界トップレベルの低燃費性能をトヨタ アクアと競い合っていほどの低燃費性能を誇る。
しかし、3代目フィットハイブリッドは、デビュー直後からリコールを繰り返してしまった。顧客の信頼を失ったことや、個性的なデザインが人気低迷の要因とされ、販売台数は思わしくなかった。
誰にでもおすすめできる高い総合力をもつコンパクトカー
リコールが続いたものの、燃費性能や室内の広さ、使い勝手などの総合力はクラストップレベル。デザインが気にならないのであれば、誰にでもおすすめできる。
2020年には、4代目フィットが投入され、下取りに入った3代目フィットの中古車が多く流通し始めた。そのため、中古車価格は徐々に下落傾向になり、買い得感も高いレベルにある。
ホンダ フィットの価格、燃費、走行性能などを解説。続きをcar-topicsで見る
ホンダ フィット動画・新車情報・試乗評価一覧
ベスト2 マツダ デミオディーゼル
コスパがよい前期モデルがターゲット
4代目マツダ デミオは2014年9月にデビューした。2019年には、車名がマツダ2に変更された。欧州など海外仕様で使われている車名と共通化されている。
デミオは現行モデルだが、2021年10月時点で既に7年が経過している。前期モデルの中古車価格は買い得感が出てきているので狙い目だ。
低燃費と力強さ、キレイなデザインがポイント
デミオのおすすめは、1.5Lのディーゼル車だ。クラス唯一のディーゼル車で、最大トルクは250Nmを誇り、非常に力強い走りが魅力的である。
しかも、燃費は初期のモデルで26.4km/L(FF、AT、JC08モード)とハイブリッド車に近い数値だ。軽油はレギュラーガソリンより20円/L前後も安価なので、燃料費視点ではハイブリッド車に近くなり、とても経済的。
デザインはマツダのデザインコンセプト「魂動デザイン」が採用され、躍動感あふれるユニークなスタリングが魅力的だ。
マツダ デミオの価格、燃費、走行性能などを解説。続きをcar-topicsで見る
マツダ デミオ新車情報・試乗評価一覧
ベスト3 日産 ノートe-POWER
爆発的ヒットとなったe-POWERは、電気自動車的な走りが魅力
日産ノートが登場したのは、2012年のことだ。デビュー時はまだガソリン車のみの設定だった。ライバルメーカーが続々とハイブリッド車を投入していた中、ノートはしばらくの間ガソリン車のみだったので、販売面で厳しい戦いを強いられた。
しかし、2016年11月、日産は満を持してシリーズハイブリッドシステムを搭載したノートe-POWERを発売した。シリーズハイブリッドとは、エンジンは発電に徹し、エンジンが発電した電力を使いモーター走行するシステムのことだ。
しかも、ノートe-POWERに使われている駆動用モーターは、電気自動車(EV)リーフ用の贅沢なものだった。走行フィーリングは限りなくEVに近く、とても力強かったため、爆発的な人気モデルになった。ノートは、e-POWERの投入で2018年度登録車新車販売台数ナンバー1に輝いたほど売れた。
<レポート:大岡智彦>
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