三菱RVR新車情報・購入ガイド エントリーグレードの安全装備を充実させた改良
CORISM / 2023年2月28日 7時7分
超ロングセラーモデルのRVRが改良し安全装備を向上
三菱は、コンパクトSUVであるRVRを改良し発売を開始した。今回の改良は、主に安全装備面の向上となっている。
3代目三菱RVRのデビューは古く、2010年にまで遡る。その後、幾度となく改良とマイナーチェンジを繰り返し熟成され続けている。その間、フロントフェイスも変化してきた。現在の顔になったのは、2019年の改良から。三菱のデザインコンセプトである進化型「ダイナミックシールド」が採用。エントリーモデルということもあり、4WDの他、FF(前輪駆動)も用意。
また、RVRはグローバルモデルとして役割も担っており、約90ヶ国で販売されている。
![三菱RVR](https://www.corism.com/review/wp-content/uploads/sites/3/2023/02/p_230224_m_5683_img_02.png)
エントリーグレードの「M」の安全装備を充実
今回、RVRの改良では、安全装備の拡充がメイン。まず、RVRの上級グレードに標準装備としていた後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]、後退時車両検知警報システム[RCTA]をエントリーの「M」グレードにも標準装備した。
もはやローテクだが、後側方車両検知警報システムや後退時車両検知警報システムは、車線変更時やバックでの出庫時など、頻繁におきる使用シーンで衝突リスクを低減してくれる頼りになる機能。こうした装備が標準装備化されたことは、ユーザーにとって大きなメリットとなる。
また、従来オプション設定だったSRSサイド&カーテンエアバッグを全車に標準装備した。これで、このクラスの平均レベル装備となった。
■RVRの先進安全装備(全車標準装備)
・衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]*対車両 / 対歩行者
・ オートマチックハイビーム[AHB]
・ 誤発進抑制機能(前進時)
・ 車線逸脱警報システム[LDW]
・ 後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]
・ 後退時車両検知警報システム[RCTA]
そして、これまで4WD車のみ標準装備であった寒冷地仕様を2WD車にも採用し、全車標準装備とした。降雪地域でRVRを使う人など、冬場の利便性を向上させた。
■RVRの寒冷地仕様装備
・ヒーテッドドアミラー
・リヤヒーターダクト
・ラジエータークーラント寒冷地仕様化
また、エントリーとなる「M」グレードの外観変更も行われた。ドアミラーをターンランプ付きに変更。ホイールアーチモールの追加や、サイドガーニッシュのメッキ加飾追加など、上級の「G」グレードと同様の外観とすることで質感の向上を図った。
![三菱RVR](https://www.corism.com/review/wp-content/uploads/sites/3/2023/02/p_230224_m_5683_img_03.png)
RVRのお勧めグレードは?
こうした安全装備の向上に伴い、価格もアップしている。改良前エントリーグレードM(FF)の価格は約214万円。改良後の価格は約231万円となった。約17万円の価格アップだ。この価格アップは、装備向上分相当といえるだろう。
RVRの約231万円からというMグレードの価格は、CセグメントコンパクトSUVとしては、トップレベルのコストパフォーマンスを誇る。多少、設計も古く、燃費性能や自動ブレーキの検知対象など、やや物足りない部分もある。だが、とにかく予算重視というのであれば、RVRという選択も悪くはない。
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三菱RVR価格
・M 2WD 2,306,700円/4WD 2,534,400円
・G 2WD 2,470,600円/4WD 2,698,300円
・BLACK Edition 2WD 2,604,800円/4WD 2,832,500円
三菱RVR燃費、ボディサイズなどスペック
代表グレード:RVR M(FF)
ボディサイズ:全長4,365×全幅1,810×全高1,630mm
ホイールベース:2,670mm
最低地上高:195mm
車両重量:1,360kg
最小回転半径:5.3m
エンジン型式: 直4 SOHC
排気量:1,798㏄
エンジン最高出力:139PS(102kW)/6000rpm
エンジン最大トルク:172N・m(17.5kgf・m)/4,200rpm
ミッション:CVT
サスペンション前/後:ストラット/マルチリンク
タイヤ前後:215/60R16
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