マツダCX-60動画・評価 スポーツカーのようなSUV
CORISM / 2022年12月4日 10時43分
多くの新技術が投入された新型マツダCX-60
こんにちは! みじゅです。
今回ご紹介するのは、マツダCX-60です。
マツダCX-60には、プロトタイプの内外装撮影、及び、箱根での試乗会の計2回クルマに触れてきました。CX-60に触れるたびに、内装は国産車ナンバー1ではないかと感じるほど高い質感を誇っています。インテリアカラーや素材感など、凄いこだわりを感じます。
マツダCX-60は、新世代ラージ商品群の第1弾モデルです。そのため、2.5L PHEVや3.3L直6ディーゼル+48Vマイルドハイブリッドや後輪駆動ベースの新プラットフォーム、8速ATなど、多くの新技術が投入されました。こうした技術を使った大型のSUVが、今後、続々と投入される予定です。
後輪駆動ベースで他のSUVと差別化した新型CX-60
さて、今回試乗したのは、新開発3.3L直6ディーゼル+48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載したCX-60XDハイブリッドです。
CX-60は「ドライビングエンターテイメントSUV」、乗る人が楽しく、そして快適に、クルマを通して人生を豊かに、といったコンセプトで開発されました。
まず、後輪駆動ベースで開発されたAWDという部分に、マツダのこだわりを感じます。このクラスでは、コストや室内の広さなどでメリットがある前輪駆動ベースのSUVが多いからです。SUVで走りにこだわるのであれば、やはり後輪駆動ベースが必須。同時に、SUV激戦の時代の中で、ライバル車との差別化が図られています。
まるでスポーツカーのようなハンドリング
そんなCX-60の走りは、大きなボディながらとても軽快! カーブでは、クルリとクルマの向きが変わります。ステアリングを切った時に気持ちよく曲がり「意のままに操る」という言葉がしっくりきました。スポーツカーで感じる走りの楽しさをSUVのCX-60でも感じました。
それもそのはず、CX-60のフロントサスペンションの形式は、なんとダブルウィッシュボーン。最近では、一部のスポーツカーくらいにしか採用されていない贅沢な仕様です。
リアサスペンションには、フルマルチリンクが採用されています。街乗りから高速走行、ワインディングなど、さまざまなシーンで操る楽しさを存分に味わうことができるセッティングです。
ただ、乗り心地は硬めでした。CX-60は、独自のサスペンション思想で、上下バウンスによる動きで車両を安定させるという手法をとっています。しかし、高速道路では縦揺れが収まらないシーンがあり、乗り心地に関しては微妙な瞬間も・・・。
また、ロードスターに搭載された「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」がCX-60にも搭載されました。横Gが強めのコーナリング時に、リアの内輪側にわずかブレーキ制御をかけることで、車体の姿勢を安定させてくれる機能です。地面に吸い付くような感覚が魅力です。この機能、横滑り防止装置の機能を使っているため、車重が増えないというメリットもあります。
![マツダCX-60動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/16953178681168.jpg)
![マツダCX-60動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/cx60-instrumentpanel1.jpg)
超絶凄い低燃費性能!
そして、最も驚いたのが燃費です。カタログ値は21.1㎞/L(WLTCモード)。BセグメントのコンパクトSUVである、1.8LのCX-3の燃費(19.0㎞/L)よりよいってなぜ? って感じです。大きさだけでなく、CX-60はマイルドハイブリッドが付いているとはいえ3.3Lですよ。もはや、驚きしかありません。
ちなみに、高速道路での実燃費は22.0~23.0㎞/Lを記録。燃料の軽油は、ガソリンより20円/L前後安価なので、燃料費という視点ではガソリンのハイブリッド車を超えているのではないでしょうか。
エンジンのフィーリングは、とてもスムース。さすが直6エンジンといった印象で、ターボエンジンながらマイルドハイブリッド機能の恩恵もありアクセルレスポンスに優れていました。
トルクの出方も自然です。ディーゼルらしく、大トルクをアピールするようなグワッとくる加速感を予想していましたが、いい意味で裏切られました。アクセル操作に対してスムースにトルクが立ち上がっていくのでとても乗りやすかったです。
![マツダCX-60動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/cx601.jpg)
![マツダCX-60動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/cx60-appearance1.jpg)
大きなボディでも扱いやすくするための工夫が満載
さて、CX-60全幅は、1,890mmとかなりワイド。これだけ大きいと、運転するのもちょっと躊躇してしまうサイスです。確かに、狭い道では少々気を使います。ですが、意外と小回りは得意で狭い駐車場でもそれほど苦労しなかったです。
その理由は、5.4mというこのクラスでは小さな最低回転半径にありました。後輪駆動ベースなので、タイヤの切れ角を多く取れることによるものです。
それでも、物理的な大きさは変わりません。そのため、マツダはシースルービューという、車体の周りを360度見渡せるカメラを用意。ハンドルの切り幅に合わせて連動するガイド線もあり、運転が苦手な人だけでなく、より多くの人に大きなクルマでも扱いやすくするための工夫が施されていました。
購買者の傾向によると、夫婦でクルマを選ぶ際に、大きなクルマに乗りたくても運転できるか不安という声や、視界を補助してくれるようなカメラやモニターがしっかりついているものを選びたいという声が女性側からよく上がるそうです。CX-60のシースルービューは、そういったニーズに応えた装備なのです。
ぜひ、みなさんも試乗でCX-60の魅力をご体感いただければ嬉しいです。詳しい内装外装紹介は、私の動画でアップロードしておりますのでぜひご覧ください。
以上みじゅでした。
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マツダCX-60価格
・エクスクルーシブ スポーツ 5,054,500円
・エクスクルーシブ モダン 5,054,500円
・プレミアム スポーツ 5,472,500円
・プレミアム モダン 5,472,500円
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