BMW i4動画・評価 近未来のスタンダードBEV
CORISM / 2022年12月18日 11時11分
かなりパンチの効いたスペック
こんにちは!あま猫です。
今回はBMW i4を撮影してきました。実はあま猫チャンネル初のBMW車です。しかも、今回は、電気自動車(BEV)のi4 eDrive40をご紹介していきます。
まずは、価格から。
BMW i4 eDrive40 7,500,000円
BMW i4 eDrive40 M Sport 7,900,000円
BMW i4 M50 10,800,000円
グレードで約300万円も価格差がありますが、これは40モデルは後輪駆動なのに対しM50モデルは4輪駆動であるためです。スペックは以下の通り。
・i4 eDrive40
最高出力 340PS
最大トルク 430Nm
一充電走行距離 604km(WLTCモード)
・i4 M50
最高出力 544PS (システムトータル)
最大トルク 795Nm(システムトータル)
一充電走行距離 546km(WLTCモード)
かなりパンチの効いた仕様になっています! EVならではのメリットとして国や自治体からの補助金・減税もあるので最大160万円も安く購入できるとのことで、購入を検討する上で大きなポイントになるのかなと思います。
![BMW i4 あま猫 動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/4c85c234076325c638e2c305400f29d6.jpg)
4シリーズグランクーペベースの流麗ボディ
では、次にi4 eDrive40のボディサイズです。
全長 4,785mm 全幅 1,850mm 全高 1,455mm ホイールベース 2,855mm
とても綺麗なセダンタイプでボディラインはスポーティな感じもありカッコイイですよね。そして、全幅がギリギリ1,850mm以内なのは結構嬉しいです! 駐車場のことを考えると、これくらいのサイズで収まって欲しいところですよね。
そしてデザイン。フロントをパッと見た時に目に飛び込んでくるのは、やっぱりこのグリルですよね! 某ウマのキャラクターの鼻の穴の形をしたようなグリルですが、正式名称をキドニー・グリルといい、すごく独特な形なのでこれを見れば誰もがBMWだと分かります。
ですが、このキドニー・グリルは、実はダミーになっています。i4は電気自動車なのでラジエーターがありません。そのため、グリルを付ける必要がないのです。でも、i4は4シリーズグランクーペベースということもあり、そのイメージ通りにダミーのグリルを装着しています。なんとか、キドニー・グリルを残さなければ!というBMWさんのこだわりが感じられますね。
フロントノーズはもちろんですが、サイドビューも流れるようなラインが印象的な美しいフォルムですね。
フロントフェンダーには、エアアウトレットも付いており、空力パーツであることはもちろん見た目的にもカッコイイポイントだなと思います。
左側フロントフェンダーには普通充電、右側リアフェンダーには急速充電ソケットが用意されています。
リア全体としては、横長のすっきりとしたフォルムで、テールランプがとても印象的です。
また、テールエンドはダックテールのような形となっており、さりげなくリアスポイラーもついています。
i4は電気自動車なので、マフラーがありません。見慣れたマフラーがないと、個人的にはちょっと寂しい気もします。ですが、リア全体を見た時にしっかり引き締まってカッコ良さも感じられるので、これはこれで良いのかなとも思います。
トランクは、ハンズフリーのテールゲートになっています。撮影現場では、何度も試したのですが、なかなか開いてくれません。コツがあるのか、10回ぐらいトライしてなんとか開くことができました。
荷室は適度に広く、テールゲートとトノカバーが一体型になっているので取り外す手間が不要なのは嬉しいポイントです。
後部座席を倒すと長い荷物もしっかり入り、開口部も大きいので横幅のある荷物も難なく積み込めそうです!
そして、ボンネットを開けると、そこにはドーンと大きなカバーが! カバーを外してみると、エンジンが無いので中はスカスカ。頑張れば、収納スペースも作れたのでは? と、思いました。
![BMW i4 あま猫 動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/1e2da4957a7ba6875923b146b2142069.jpg)
スタイリッシュなカーブド・ディスプレイ
インテリアで目を引くのは、カーブド・ディスプレイと呼ぶ12.3インチのインパネと14.9インチのコントロール・ディスプレイ。操作は、タッチ式とダイヤル式が併用でき、とても使いやすかったです。もちろん、「OK,BMW」と話しかけることで、エアコンやオーディオ、ナビなどの操作ができます。
シートは、やや大きめなタイプでゆったりしています。さすがBMWというべきか、サイドのサポートもしっかりしていて、スポーツドライビングに向いています。
また、走行モードの選択は可能。SPORT、COMFORT、ECO PROと切り替えできます。
![BMW i4 あま猫 動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/ea2dcf64c49c4b85c1249937674cd8ae.jpg)
これからのスタンダードと言えるEV
短い時間でしたが、i4の試乗もしました。スペック通り、驚きの走りを披露。加速時の感覚がガソリン車とは全く違うんです。アクセルペダルを踏むとタイムラグもなく一気に加速。身体が後方に引っ張られるような感覚にビックリしてしまいました。
ガソリン車とは全く違う乗り物というか、加速時の音もすいーん! と、いうような音で、私はリニアにでも乗っているのか?と思えてしまうくらいの感覚でした。
私の中の車という概念がぶち壊されたような、言葉で表現しきれない体験でしたね。ぜひ皆さんも、この走りを体感してみてください!
ガソリンを使わず電気のみで走る電気自動車は、エコカーのイメージが強く走りの楽しさとしては微妙なんじゃないの? と、ちょっと不安に思っていたのですが、実際に運転してみるとガソリン車とはまた違った驚きの楽しさがあり、次の車の選択肢として電気自動車もアリかも? と、思いました。そんな新しい発見をさせてくれたBMW i4、これからの時代のスタンダードになると思います。
![BMW i4 あま猫 動画](https://www.corism.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/dd52a09052c43a346491162c23540598.jpg)
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