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ルノー ルーテシアE-TECHフルハイブリッド動画・評価 850㎞、実燃費チャレンジ! 3人乗車ながら、結果はまさかの?

CORISM / 2023年3月18日 12時12分



 

約850㎞走行し、実燃費を競う旅、スタート!


 

こんにちは、みじゅ【車と洗車ちゃんねる】の黒木美珠です。

今回は、「ルノールーテシア E-TECH フルハイブリッドで行く、横浜→松山ガソリン無給油 850 ㎞の旅」に CORISM の皆さんと一緒に参加させていただきました。

今回の旅は、横浜のルノー・ジャポン本社を出発ガソリン満タンで出発。最終目的地の愛媛県松山市にある「萬翠荘(ばんすいそう)」まで走り切り、実燃費を競うチャレンジ旅です。

「萬翠荘」は、大正11年(1922年)に建設されたフランス風洋館で、国重要文化財になっています。つまり、フランス車に乗ってフランス風洋館「萬翠荘」へ行くという、フランスつながりの燃費競争なんですね。

ルノー ルーテシアE-TECハイブリッド みじゅ動画

 



 

燃費競争なのに、3名乗車でチャレンジ!

 

さて、ルーテシアE-TECハイブリッドの燃料タンク容量は42L です。無給油で850㎞走りきるためには、実燃費20.2㎞/L以上で走らなければなりません。ルーテシアE-TECハイブリッドのカタログ燃費値(WLTCモード)は25.2㎞/Lだったので、無茶しなければ無給油では走り切れると思いました。このカタログ値通りの実燃費で42Lタンクなら、約1,058㎞も無給油で走ることができる計算です。

とはいえ、メディア対抗の燃費競争となっていたので、よりよい燃費を目指す必要があります。そのためには、繊細なアクセルワークと EV モードを上手く使って走行する必要があります。

スタートの横浜本社は CORISM さんのスタッフとジャーナリストさんの2名で出発。私は松山に向かう途中で拾ってもらう形の途中参加となりました。横浜本社出発時の走行距離は「14,899km」、みじゅピックアップ時は「15016km」で、この時点ですでに走行距離は 117kmでした。

私が加わったことによって、3名が一緒に乗っての燃費競争。より現実的な実燃費という点では、良いのですが、燃費競争という面では不利な条件となってしまいます。ですが、より現実的な使用環境下でいかによい燃費値を記録できるか楽しみつつ低燃費走行。頑張りました。

 

約117㎞地点で、実燃費27.8㎞/Lを達成!

 

この時の燃費は「3.6L/100km」。表記の意味は、100km 走るのに使ったガソリンの量が何リットルかということです。この場合、「100km 走るのに 3.6L のガソリンを使用」ということになり、一般的な燃費表記にすると、 27.8km/Lと驚きの数値です!

ちなみにルーテシアの使用燃料はハイオクです。ですが、これだけ燃費よいのであれば、レギュラーだろうとハイオクだろうと、そこまで経済的に気にならないように感じます。

私自身、車を2台持ちしておりますが、そのどちらも街乗り 7km/L という高燃費な? 車なので、ルーテシアは同じ車なのか? それとも、私の車がパンチが効きすぎてるのか? と、問いたくなりました(笑)

ルノー ルーテシアE-TECハイブリッド みじゅ動画

 



 

コンパクトカーの中でも高い質感を誇るルーテシアE-TECハイブリッド


 

今回の燃費チャレンジ旅での移動は、愛知・大阪あたりまでは、普段であれば相当長く感じるところです。しかし、今回に関しては、あっという間に着いたように感じました。そう感じさせてくれた要因としては、やはり後部座席での快適性も役立っているように思います。なぜ、後席に着目するかというと、今回の旅の半分は運転席、半分は後部座席に座っていたので、その乗り心地の良さを感じる
ことができたからです。

ルーテシアは、Bセクぐメントのコンパクトカーです。同じセグメントの車は、トヨタヤリスやフォルクスワーゲンのポロ、日産ノート、ホンダフィットなどが
上げられます。そんなライバル車の内装の質感や室内空間を比べてみると、ルーテシアは、このクラスの中では上位に入っています。

シートの質感ひとつとっても、ハリのある高級感のあるレザーシートが全席に使われていて、優れた質感を誇ります。

そして、後席の足元もこのクラスの車の中では広く、つま先は前席の座席下に入り、膝も当たらないので窮屈感がなかったのも快適に感じる要因でした。



 



 

繊細なアクセル操作で、モーター走行中心の走りで燃費アップを狙う!


 

今回意識した燃費走行としては、暖かかったこともあり、シートヒーターを入れエアコンオフ、eco モード、時速 90km 前後での走行を意識して走りました。

Ecoモードはアクセルの踏み込み量に対して、反応が鈍くなる傾向ですが、ラフなアクセル操作による燃費悪化を抑えてくれます。当然、エンジンが始動する頻度も少なく走れました。そのため、ガソリン消費を抑えながらの EV 走行メインの運転ができるようになります。

また、下り坂では速度を維持しながら、微妙にアクセルを戻し回生させバッテリーへ電力チャージ。燃料消費を抑える走りを心掛けました。さすがに、エアコンオフにしてまで燃費を重要視するような走り方は、一般的になかなかありません。ただ、同行スタッフに言わせると「エアコンの電気代はただじゃない」とのこと。ちなみに、エコドライブ普及連絡会の資料によると、不適切なエアコン使用は燃費を約12%悪化させるそうです。

約 850㎞ の移動ということで、さすがに旅の終盤はクルーズコントロール機能を使用して走行しました。車線の認識感度はかなり良い部類にあると感じました。車線の中央をしっかりとキープし、カーブも手前から緩やかにハンドルをキリ初めてくれる為、任せていて安心感があります。加速減速は急加速や急減速する場面は少なく、どちらもゆるやかに速度調整が行ってくれました。

ルノー ルーテシアE-TECハイブリッド みじゅ動画

 



 

3人乗車で、まさかの29.4㎞/Lという低燃費を達成!


 

例えば、2台先の車の動きをみて運転している、そういった運転のうまいドライバーに任せているような感覚。高速道路のような場所では、積極的にクルーズコントロール機能に任せしてしまえば、かなりドライバーの負担も少なく、長距離移動も楽に移動できるでしょう。

最終目的地の愛媛県松山市にある「萬翠荘(ばんすいそう)」に無事到着しました。到着時の燃費は、「3.4L/100km」=「29.4km/L」でした。

名古屋あたりから、燃費が徐々に向上し 3.4L/100㎞ になりました。ただ、この数値が限界値のようで、登り坂が続くとなかなか苦しく、燃費は 3.5L/100㎞(28.6㎞/L) になるシーンが何度かありました。なんとか、3.4L/100㎞を維持しながらゴールでした。

今回の燃費チャレンジは、1人乗車よりも不利な3人乗車だったこともあり、29.4㎞/Lという燃費値を出せたのは、なんともいえない達成感を味わえました。

さて、大正時代に建てられたフランス様式が美しい萬翠荘。フランス生まれのルーテシアがより引き立つ雰囲気で、旅を締めくくるのにぴったりなゴール地でした。

今回の旅は、近場を少し運転するだけではわからないような長距離および日常使いでのルーテシアの魅力にも気が付くことができたとても有意義な旅でした。意外にも疲れにくい座席で、かつ安心のドライブアシスト機能によって、アクティブな使い方にも良いというのを実感することができました。

私の YouTube チャンネルでも、ルノールーテシアの車両紹介および今回の燃費チャレンジ企画をアップしています!

ぜひ詳しい外観や内装、燃費チャレンジ旅の様子は動画でご覧ください。

以上、みじゅ【車と洗車ちゃんねる】の黒木美珠でした。





 

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ルノー ルーテシア価格


 






















ルーテシアE-TECH ハイブリッド レザーパック 3,540,000円
ルーテシアE-TECH ハイブリッド 3,390,000円
ルーテシア インテンス テックパック 3,090,000円
ルーテシア インテンス 2,860,000円



 


ルノー ルーテシア スペック


 


































































代表グレード ルーテシアE-TECH ハイブリッド レザーパック
全長×全幅×全高、ホイールベース 4,075mm×1,725mm×1,470mm、2,585mm
定員 5名
車両重量 1,310kg
タイヤサイズ、最小回転半径 205/45R17、5.2m
サスペンション(フロント/リヤ) マクファーソン/トーションビーム
エンジン型式種類、排気量 H4M型直4DOHC、1,597cc
最高出力 67kW<91PS>/5,600rpm
最大トルク 144N・m<14.7kgf・m>/3,200rpm
メインモーター最高出力 36kW<49PS>/1,677-6,000rpm
メインモーター最大トルク 205N・m<20.9kgf・m>/200-1,677rpm
サブモーター最高出力 15kW<20PS>/2,865-10,000rpm
サブモーター最大トルク 50N・m<50.1kgf・m>/200-2,865rpm
ミッション ドッグクラッチ マルチモードAT
WLTCモード燃費 25.2km/L




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