ホンダCR-V新車情報・購入ガイド ハイブリッド搭載! 閉塞感あるホンダの国内販売を打破できるか?
CORISM / 2018年9月20日 20時18分
北米マーケットの要望を色濃く反映したCR-V
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_019H-210x144.jpg)
ホンダCR-Vは、早くからSUVマーケットに参入していたモデルだ。初代CR-Vは、1995年に登場。車名の由来は、Comfortable Runabout Vehicleだ。セダンの快適性と機動力、ミニバン並みのユーティリティーをもち人気モデルとなった。
しかし、ホンダCR-Vはフルモデルチェンジする度、徐々に北米マーケットの要望を色濃く反映してくるようになった。3代目CR-Vでは、ついに全幅が1,800㎜を超えた。
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_002H-210x142.jpg)
その後、ハイブリッド車導入の目途が付いたこともあり、ようやく5代目新型ホンダCR-Vが投入された。
ホンダの国内販売は、軽自動車と小型車に極端に依存した状況。さらに、このクラスのSUVで出遅れたホンダ。閉塞感がある国内販売の状況をCR-Vで打破できるのか、とても重要なモデルになる。
新型CR-Vのコンセプト「守・破・離」とは?
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_051H-210x128.jpg)
ベースとなったのは、シビックから採用している新世代プラットフォーム(車台)。基本骨格が大きく進化し、「走る」「曲がる」「止る」といったクルマの基本挙動をドライバーの意思にリニアに沿うよう、ダイナミクス性能を磨き上げた。
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_062H.jpg)
CR-V初のハイブリッドシステムを搭載。さらに4WDも
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_114H-210x135.jpg)
注目したいのは、やはり2.0LのSPORT HYBRID i-MMD。3.0L V6自然吸気ガソリンエンジン並みの最大トルク315Nmを誇る。モーターの特性上、この最大トルクがアクセルを踏んだ瞬間から新型CR-Vを前方に押し出す。新型CR-Vは、軽いクルマではないが、かなり力強く走り出すことは確実。しかも、燃費はクラストップとなる25.8㎞/Lを誇る。
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_115H-210x49.jpg)
さらに、このSPORT HYBRID i-MMDには、初の4WD機能も用意された。電子制御で後輪の駆動力を緻密に素早くコントロールするリアルタイムAWDを搭載。雪道での発進やコーナリング、登坂などで優れた走破性を実現。この4WDの駆動力配分は、マルチインフォメーション・ディスプレーで確認できる。
190psをアウトプットする1.5Lターボも用意
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_128H-210x127.jpg)
一般的にターボエンジンは、出力を上げると燃費が悪くなる傾向にあるが、エアロダイナミクスを追求しシャッターグリルを採用することなどにより、JC08モード燃費は15.8㎞/Lという低燃費性能を実現している。
ガソリン車には7人乗りも用意。使い勝手のよい荷室
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_079H-210x112.jpg)
新型ホンダCR-Vは、ホイールベースが40㎜も伸びた。より広大な室内空間になったこともあり、新型CR-Vのガソリン車には3列目シートをもつ7人乗りが用意された。このクラスの3列目シート車の中では、やや居住性に優れる。
![](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_028H-210x193.jpg)
荷室は、5人乗りのガソリン車が561Lで、さらにカーゴアンダーボックスがあり24Lの容量をもつ。この容量は、なかなか広大な荷室といえる。アンダーボックスもあるので、小物の収納など、使い勝手も良い。
ハイブリッド車の荷室容量は499Lとなり、アンダーボックスはないので、荷室容量はやや小さくなっている。
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_071H.jpg)
そろそろ進化に期待したい予防安全装備ホンダセンシング
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新型ホンダCR-Vのデザインは、いかにもホンダ車らしいロボットっぽいフェイスになった。押し出し感は十分で、LEDヘッドライトと相まって存在感のあるフェイスとなっている。
そんなエクステリアデザインに対して、インパネデザインはスッキリとしたシンプルなものとなった。重厚感と高級感が上手く混在している。ただ、モニターの設置場所は、もう少し上部にあった方が見やすい。
ホンダCR-Vのグレード選び
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_020H-210x123.jpg)
今後、消費税アップによる自動車税制の変更を考えると、ハイブリッドに比べ燃費が悪くなるガソリン車は選びにくい。しかし、ガソリン車とハイブリッド車の価格差は約55万円もある。この価格差をどう考えるかが難しい。燃費差による燃料費差では、とても回収できる金額ではないからだ。
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_030H-210x173.jpg)
EXとMasterpieceのグレード間装備差は、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(イージークローザー/挟み込み防止機構付)、電動パノラミックサンルーフ、本革シート、助手席4ウェイパワーシート、ルーフレールなど。これらの装備がプラスされ、価格は約36万円のアップとなる。単品でのオプション設定はないので、どれかひとつ欲しいだけでも約36万円を払いMasterpieceを選択するしかない。
ホンダCR-V価格
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_021H-210x143.jpg)
・EX 5名 FF 3,230,280円/4WD 3,446,280円
・EX 7名 FF 3,421,440円/ 4WD 3,637,440円
・EX・Masterpiece 5名 FF 3,591,000円/4WD 3,807,000円
・EX・Masterpiece 7名 FF 3,814,560円/4WD 4,030,560円
■2.0L SPORT HYBRID i-MMD
・HYBRID EX 5名 FF 3,784,320円/4WD 4,000,320円
・HYBRID EX・Masterpiece FF 4,145,040円/4WD 4,361,040円
ホンダCR-Vの燃費、ボディサイズなどスペック
ホンダCR-V HYBRID EX・Masterpiece FF 5人乗り 主要スペック
![ホンダCR-V](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2018/09/4180830-cr-v_151H-210x88.jpg)
ホイールベース 2,660mm
車両重量(車重) 1,700kg
エンジン型式 LFB 排気量 1.993㏄
エンジン最高出力(kW[PS]/rpm) 107[145]/6,200
エンジン最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 175[17.8]/4,000
モーター最高出力(kW[PS]/rpm) 135[184]/5,000-6,000
モーター最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 315[32.1]/0-2,000
JC08モード燃費 25.0㎞/L
WLTCモード燃費 20.2㎞/L
トランスミッション 電気式無段変速機+減速セレクター7スピードモード付
サスペンション方式(前/後) マクファーソン式/マルチリンク式
タイヤサイズ (前後) 235/60R18
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