日産デイズ(DAYZ)新車情報・購入ガイド 軽を超えた充実装備。プロパイロット&SOSコールを用意!
CORISM / 2019年3月31日 16時20分
日産が開発し、三菱が生産する新型日産デイズ
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_37-source-210x172.jpg)
新型日産デイズは、日産と三菱の合弁会社NMKVから生まれたモデル。今回は、日産が企画、開発を行い三菱が生産を担当する。初代デイズは、三菱が開発と生産を行っていたが、今回は日産が開発したという点が大きな変更点だ。そのため、三菱のeKワゴンとは、姉妹車関係にある。
初代日産デイズが登場したの2013年。この頃、軽自動車は燃費ナンバー1を競い激戦が繰り広げられていた。燃費ナンバー1を取れば売れる、という認識が強かったからだ。
当然、新型車として後出しで投入される以上、デビュー時に燃費で負ける訳にはいかない。デイズもかなり燃費にこだわった開発が行われた。その結果、デイズは、わずか数か月間だけだったがクラス燃費ナンバー1に輝くことができた。その後も、改良を加えたが、いた。ワゴンRに燃費ナンバー1の座を奪われた後も、燃費向上にしていくが、再び燃費ナンバー1の座に就くことはなかった。その後、2016年に三菱の燃費不正が発覚する。
ルノー製エンジンをベースとした新エンジン
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_44-source-210x154.jpg)
また、今の軽自動車マーケットは、燃費一辺倒でなく、総合バランスが重視される。先代デイズは、燃費を追求するあまり、低速トルクが細く乗りにくかっただけに、こうした選択は正解といえるだろう。
新型日産デイズでは、より扱いやすさを求めた。マイルドハイブリッドシステムの効果もプラスされ最大で15%ものトルクアップを実現。自然吸気エンジンは52ps&60Nmをアウトプットし、燃費は29.8㎞/L(JC08モード)。ターボ車の出力は、64ps&100Nmで燃費は25.2㎞/Lだ。
このエンジンは、BR06型と呼ばれており、純粋な日産による設計ではない。なんと、ルノー製エンジンを流用し軽自動車用に変更しているのだ。日産&三菱だけではなく、ルノーまで加わっていた。まさに、アライアンスのメリットを凝縮したモデルともいえる。
デザインは、V字がいっぱい?
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_14-source-210x122.jpg)
先代の基準車は、女性を意識したやや優しい顔だった。しかし、新型デイズでは、ツリ目のヘッドライトと迫力重視のグリルが組み合わされた。男性でも乗れるカッコよさはある。しかし、メインユーザーの女性から見ると、可愛さが足りないと感じるかもしれない。
他メーカーのカスタム系と同じ役割をもつのが、デイズ ハイウェイスターだ。ただし、ハイウェイスターは他メーカーのように、とにかく迫力があって目立つといったデザインとは異なり、迫力だけでなくスポーティさを前面に出している。迫力重視系が好きな人にとっては、少々物足りなく感じるかもしれない。
デイズ ハイウェイスターのデザインは、日産のデザインアイデンティティであるVモーショングリルを中心に押し出し感を強調。そこに、ブーメランヘッドライトシグネチャーやブーメランリヤコンビランプシグネチャーをプラス。全体的に、かなりV字感の強いデザインとなった。
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_05-source.jpg)
選択肢が増えオシャレなインテリア
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_11-source-210x121.jpg)
また、センタコンソール上部に設置された。視線移動が少なく見やすい位置になった。新型デイズも静電タッチ式のエアコン操作パネルが装備された。このタッチパネル、ブラインドタッチではやや使いにくい。そのため、運転中での操作は、指先を注視しなくてはならなくなる。こうなると、前方への注意がおろそかになりやすい。
軽自動車ということもあり、収納関係の装備も充実。車検証などを入れるグローブボックスは無くなり、スライドボックスと呼ばれる収納スペースに変更された。このスライドボックスには、ティッシュボックスがそのまま入るようなスペースになっている。また、車検証は、ドアポケットに収納されるようになった。
シートの質感とオシャレさも大幅に向上。新型デイズでは、ブランウンとベージュを組み合わせたものや、プレミアムコンビネーションインテリアと呼ばれるオプションを設定。選択肢が増えたことで、より自分好みのインテリアカラーを選べるようになった点は評価できる。軽自動車は、生活の足的なイメージが強いが、これならファーストカーとしも十分に魅力ある仕様になっている。
フーガ並みの後席!
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_16-source-210x117.jpg)
また、デザインでも室内を広くしている。先代デイズは、真後ろから見ると、上部を絞り台形のスタイルを持っている。これは、安定感とスポーティさを演出するためだ。しかし、上部を絞ると頭上付近のスペースが小さくなり、圧迫感を感じる。
新型デイズでは、上部の絞り込みをやや抑えながら、しっかりとした安定感をスポーティさをもつデザインとした。こうした工夫で、頭周りのスペースも拡大し広々感のあるインテリアに仕上がている。
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_15-source.jpg)
プロパイロットにSOSコールと、軽を超えた装備を投入!
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安全装備面では、歩行者検知式自動ブレーキであるエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報、踏み間違い衝突防止アシスト、フロント&バックソナー、サイド&カーテンエアバッグなどを標準装備化している。標準装備化されている安全装備だけでも、高いレベルの安全性能を誇る。
そして、話題の装備が、軽自動車初となるSOSコールだ。SOSコールは、全車にオプション設定されている。SOSコールの使い方は、緊急時にルームライトの前方にあるスイッチをを押すと、専門のオペレーターに接続される。急病時や危険を感じた時に、オペレーターが警察や消防への連絡などのサポートをしてくれる。また、エアバッグが展開するような事故でドライバーの意識がないときには、自動通報されオペレーターが警察や消防への連携をサポートしれくれるので、もしもの時に安心できる機能だ。こうした機能を得たことで、日産デイズの安全性能は、クラストップレベルの実力を得たといえるだろう。
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_35-source.jpg)
ハイウェイスター一択? 日産デイズのグレード選び
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_33-source-210x104.jpg)
SOSコールは、全グレードで選択可能だが、プロパイロットは基準車ではオプション選択できない。また、基準車はマイルドハイブリッドシステムが装備されておらず、ターボ車の設定もないのだ。
新型デイズのセールスポイントである機能が、ほとんどない基準車は、こうなると選びにくい。リセールバリュー面も考えると、新型デイズはハイウェイスターを中心に選ぶといいだろう。
お勧めグレードは、ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション。価格は1,647,000円。さらに、オプションのSOSコール、ナビ、ETCなどをプラスしていくと、約200万円コースという価格のクルマになる。安くは無いが、ファーストカーとして買うのであれば、十分に魅力的な1台になる。ターボ車は、力強い走りが可能なので、高速道路を使ったロングドライブも楽だ。
街中中心というのであれば、ハイウェイスターX プロパイロットエディションがよい。価格は1,567,080円だ。
日産デイズ価格
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_07-source-210x121.jpg)
S 1,273,320円
X 1,325,160円
ハイウェイスターX 1,469,880円
ハイウェイスターX プロパイロットエディション 1,567,080円
ハイウェイスターGターボ 1,549,800円
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション 1,647,000円
ボレロ 1,411,560円
■4WD
S 1,405,080円
X 1,456,920円
ハイウェイスターX 1,601,640円
ハイウェイスターX プロパイロットエディション 1,698,840円
ハイウェイスターGターボ 1,681,560円
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション 1,778,760円
ボレロ 1,543,320円
日産デイズ、燃費、ボディサイズなどスペック
![日産デイズ](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2019/03/190328-00_20-source-210x138.jpg)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 3,395×1,475×1,640mm
ホイールベース[mm] 2,495mm
トレッド前/後[mm] 1,300/1,290mm
車両重量[kg] 860kg
総排気量[cc] 659cc
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] 52〔38〕/6,400rpm
エンジン最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 60〔6.1〕/3,600rpm
ミッション CVT
タイヤサイズ 155/65R14
燃費 JC08モード 28.6km/L
燃費 WLTCモード 21.2㎞/L
定員[人] 4人
税込価格[円] 1,567,080
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