2020-2021パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー「BMW アルピナB3」レビュー
CORISM / 2020年12月15日 19時0分
2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーは「スバル レヴォーグ」に決定
その他、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーには「プジョー208」。デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーには、「マツダMX-30」。テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーには、「アウディ e-tron Sportback」。パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーには、「アルピナB3」、K CAR オブ・ザ・イヤーには「日産ルークス」、「三菱eKクロススペース/eKスペース」がそれぞれ受賞した。
今回は、パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーとなった「アルピナB3」をレビューする。
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「アルピナB3」がハイパフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
<公式授賞理由>
どんなシーンでも最高のパフォーマンスを発揮するスポーツサルーン。ハイスピード域を難なく走りきるポテンシャルを持ちながら、日常域での扱いやすさは感動を覚えるほど。
エンジンも足回りもこの上なくスムーズ。20インチという大径のホイール&タイヤを履きながら、しなやかな乗り味も評価した。
目指す方向性がまったく異なるモデル同士の争いとなったハイパフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー
<レビュー>
アルピナB3とハイパフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーを争ったのはヤリス系だ。ヤリス系とはいえ、B3と比較されたのはGRヤリスということになる。
この2台、まさに対照的。B3は、ハイパフォーマンスモデルながら、快適な乗り心地を維持しながら、優れた走行性能を両立。まさに、洗練されたスポーツモデルの代表格。それに対して、GRヤリスはモータースポーツのベースモデルとして価値に重きを置いたモデル。街中での快適さは、あまり重視されていない。
そして、価格も大きく異なる。B3は1,200万円を超える高額モデル。GRヤリスの最上級グレードRZハイパフォーマンスは、456万円となっている。B3もコストパフォーマンスに優れるという評価をした選考委員もいるものの、やはりGRヤリスのコストパフォーマンスはかなり優れている。
同じハイパフォーマンスカーとはいえ、目指している方向性や価格が大きく異なるB3とGRヤリス。選考委員が選んだのは、日常使いでも不満なく快適なB3。GRヤリスも健闘したものの、B3にのみ10点を入れた選考委員が多かったことが勝因となったようだ。
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