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日産ノート・オーラ 2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞! 最高得点獲得数は、あのクルマと同じ。ナンバー1の理由は? 独自解説付き

CORISM / 2021年12月11日 19時25分

日産ノート・オーラ 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

 

日産ノート・オーラが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞!


 

日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーとして「日産ノート、オーラ」を選出した。

日本カー・オブ・ザ・イヤーは、2020 年 11 月 1 日から 2021 年 10 月 31 日までに日本国内で発表された全 29 台の乗用車の中から、自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる 60 名の選考委員によって選ばれた。

 

2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー公式結果へ

 

日産ノート・オーラ 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

 



 

公式受賞理由


 

日産ノート・オーラ 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
左から、日産マーケティング本部 丸地隆史さん、開発責任者 渡邊明規雄さん、実行委員長 清水 謙一


走りの質が大幅に向上した新開発プラットフォームと第 2 世代 e-POWER の組み合わせで、従来のコンパクトカーの概念を大きく変えた。

先代モデルから進化した e-POWER は、モデルや駆動方式によって特性を細かく変更。バッテリーEV でなければ味わえないスムーズなモーター走行を、優れたシリーズハイブリッドシステムの搭載により手頃な価格で体感できることがあらためて評価された。

基準車のノートに加えて、国産コンパクトカーに質感という概念を持ち込んだノート オーラ、スポーティで楽しい走りのノート オーラ NISMO、アクティブ性能を高めたノート AUTECH CROSSOVER という 3 つの個性を用意することで選択肢を広げた点でも支持を集めている。

特にノート オーラは質感の高い内外装を評価する声が多く聞かれた。新型ノートから設定された高出力リヤモーター搭載のe-POWER 4WDの優れた制御による安定した走りも特筆されている。

 



 

最高点10点を入れた選考委員:藤島知子の評価は?


 

日産ノート/オーラシリーズは、私たちにとって身近なコンパクトカーに”驚き”と”新しい価値”をもたらした。

驚きの一つは第2世代のe-POWERだ。様々なHV車が存在するなか、低燃費で走れる2WD、パワフルな4WDを設定。100%モーターで駆動する仕組みを活かして安心・快適に、また力強く駆け抜ける楽しさを与えてくれる。

クールに乗りこなせるノート。プレミアムな価値をもたらすオーラには上質さを。オーラ NISMOはクルマを操る喜びを与えたりと、多彩なモデルが用意されているのも嬉しい。

日産ノート・オーラ 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

 



 

CORISM独自レビュー 初代リーフ以来、10年振りの受賞!


 

日産ノート・オーラ 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞日産ノート、オーラの受賞理由は、大幅に深化し洗練さを増したe-POWERの完成度。さらに、日産・三菱・ルノーのアライアンスにより新開発されたプラットフォーム(車台)であるCMF-Bによる優れた走行性能。これに加えて、後輪側に大出力モーターを搭載し、電動車らしい走る楽しさもアピールした。

さらに、顧客ニーズの多様化に合わせ基準車となるノートの他、プレミアムを追求したオーラ、走行性能を磨き上げたオーラNISMO、流行りのSUVテイストをプラスしアクティブさをプラスしたノート AUTECH CROSSOVERと4つの個性が設定された。顧客は、より自分好みのモデルが選べる選択肢の豊富さが魅力だ。

日産は、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーでEVの「リーフ」が受賞して以来、10年振りの受賞となる。その間、新車が国内に投入されないという暗黒期もあった。その一方で、10ベストまでは入るものの日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞の有力候補として注目されたモデルは、無かったのも事実だ。

こうした歴史の中で、ノート、オーラシリーズは、ここ10年間で最も日産車の中で、最も完成度の高いモデルという見方もできる。

日産ノート・オーラ 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

 

強力なライバルにより、超激戦! アピール力がカギだった?

 

日産ノートシリーズが得た点数は、335点。それに対して、2位となったトヨタGR86とBRZ連合軍は264点。3位のホンダ ヴェゼル227点。三菱アウトランダーPHEVは206点となった。

まさに、超激戦で、どのモデルが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞してもおかしくないくらいだった。

日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、選考委員の持ち点が合計25点。最も優れたモデルに10点。残り15点は任意で4台のモデルに振り分けられる。

そのため、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するには、戦い方がある。それは、当り前だが最高得点の10点をより多く得ることと、0点をどれだけ防ぐことができるかが重要。また、10点を取れなくても、より大きな点数を小さな点数をどれだけより多くの選考委員か得ることができるかがカギを握る。

そのため、最終選考前に行われる10ベストカー試乗会などでは、いかに自社のクルマが優れているかをアピールし、理解&認知してもらうことが求められている。こうした活動が非常に重要で、アピール力が求められるのだ。

 



 

最高得点10点獲得数が同じ。しかし、0点の人数で明暗を分けたノートシリーズとGR86&BRZ

 

1人の選考委員が最も優れたクルマに与えられる最高得点は10点。その10点を得た人数をカウントすると、ノートシリーズは14名。なんと2位になったGR86とBRZも同じ14名となった。

これだけ見ると、ほぼ互角なのだが、0点を付けた選考委員の人数を数えるとノートシリーズが5人しかいないのに、GR86&BRZが15人にもなった。つまり、GR86&BRZは、評価が大きく2分したともいえる。この差が、明暗を分けたとえるだろう。

トヨタGR86 スバルBRZ 日本カー・オブ・ザ・イヤー
僅差で日本カー・オブ・ザ・イヤーの座を逃したトヨタGR86とスバルBRZ


 



 

もうひと伸びあれば・・・。ヴェゼルとアウトランダーPHEV


 

三菱アウトランダーPHEV 日本カー・オブ・ザ・イヤー
2021-2022テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した三菱アウトランダーPHEV


同様にヴェゼルに10点を入れたのは5名。0点は10名だった。やや0点が多い感じがあるものの、多くの支持を受け得点を重ねた。それだけ、多くの選考委員が無視できない完成度を誇るモデルであることの証明でもある。

アウトランダーPHEVは、なかなかメリハリの付いた得点状況だった。10点を入れた選考委員数は、なんと12名! ノートシリーズやGR86&BRZに次ぐ多さだ。

しかし、0点も多く25人にもなる。アウトランダーPHEVは、テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーへの配転も含め、配点が多少影響しているとみられる。アウトランダーPHEVもヴェゼル同様、多くの選考委員が指示したモデルだ。

ホンダ ヴェゼル 日本カー・オブ・ザ・イヤー
検討したもののわずかに力及ばず3位となったホンダ ヴェゼル


 



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