ダイハツ ムーヴキャンバス新車情報・購入ガイド ライバル車スマイルは必要なしと判断したターボ車がお勧め!
CORISM / 2022年7月7日 12時5分
手詰り感あるハイト系に風穴を開けた初代ムーヴキャンバス
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705026-297x300.jpg)
初代ダイハツ ムーヴキャンバスは、2016年9月に発売された。この初代ムーヴキャンバスは、画期的なモデルだった。当時、スーパーハイト系に人気が移り、ハイト系は手詰まり状態だった。
しかし、ダイハツは、顧客ニーズの多様化と、女性が自分のライフスタイルを豊かにしてくれる生活の相棒的な軽自動車を求めていることに注目。可愛らしいデザインと、両側スライドドアという利便性の高い機能を融合させたムーヴキャンバスを開発した。
当時、スズキは、ハイト系に両側スライドドアを装備したら価格が高価になり売れないとしていたのだ。しかし、スズキの予想は外れ、ムーヴキャンバスはコンスタントに販売台数を重ね、ベースとなるムーヴさえも上回る販売台数を誇るモデルにし成長した。
スズキは、5年も遅れてライバル車であるワゴンRスマイルを2021年9月に投入。5年遅れで登場したこともあり、ワゴンRスマイルは初代ムーヴキャンバスを大きく上回る実力を誇った。しかし、ついに2代目ムーヴキャンバスが登場。両車、最新モデル同士となり、さらに販売戦争は激しさを増すことになる。
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705002.jpg)
電動化無しでは、後出しでも燃費で負けるという現実
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705027-300x212.jpg)
ボディは、ハイテン材の使用率を増やし、強度をアップさせながら軽量化。なんと、-50㎏ものダイエットに成功した。さらに、エンジン制御の改良により、自然吸気車の燃費を22.9㎞/L(FF、WLTCモード)と、初代ムーヴキャンバスに対して約10%向上している。
ただ、ライバル車であるスズキ ワゴンRスマイルの燃費と比較すると、2.2㎞/Lもの差がついている。ワゴンRスマイルは、マイルドハイブリッドシステムが採用されていることが燃費で勝っている要因だが、マイルドハイブリッドシステム非装着車比較でも、1.0㎞/L燃費でワゴンRスマイル負けている状態だ。新型ムーヴキャンバスは、後出しながら燃費性能でワゴンRスマイルに負けている状態でのデビューとなった。スズキに燃費で勝つためには、開発中と言われているシリーズハイブリッドシステム搭載車の登場を待つしかないだろう。
スズキは必要無しとしたターボ車をあえて設定
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705069-300x124.jpg)
自然吸気しか無かった初代ムーブキャンバスは、両側スライドドアを持つことから車重が重く、スーパーハイト系同様、ややアンダーパワーだった。それは、ワゴンRスマイルも同じだ。スズキは、軽自動車のターボ車比率が低く、価格も高くなるため売れないと判断している。新型ムーブキャンバスは、燃費の良いターボ車が投入されたことで、ロングドライブも苦痛とならない力強さを手に入れたことになる。ファーストカーとしも十分に使える。
そして、乗り心地も面も改善。乗り心地は、タントを超えるレベルに達した。
17もの機能を持つ進化した予防安全装備パッケージ「スマートアシスト」
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705072-300x169.jpg)
その他、ブレーキ制御付誤発進抑制機能の採用するなど、計17種類の予防安全装備が用意されている。
ローテクの運転支援機能だが、非常に便利なのがBSM(ブラインドスポットモニター)。車線変更時などで、隣接する車線を走行する車両を検知し警報を発する機能。とくに、暗い道や雨の高速道路などでの車線変更時に頼りになる。見落としによる衝突リスクが減るので、安全装備ともいえる。とくに、運転が苦手な人や高齢者には、大きなメリットだ。ローテク装備ながら、今まで軽自動車には装備が見送られてきた機能。積極的に選択したいオプションだ。
変更無しなのは、優れたデザインの証!
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705004-300x141.jpg)
インテリアは、大きく変更されている。水平基調のインパネデザインで広さ感をアピール。高さを抑え、ノイズを抑えたシンプルなデザインとすることで、スッキリ感を演出。初代ムーヴキャンバス対して、質感も高くより落ち着いた大人の空間になった。居心地の良さが魅力だ。
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705003.jpg)
より自分好みに合う仕様にできるグレード、オプション設定
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705028-300x191.jpg)
さらに、メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせることで、さらに3タイプのスタイルを用意。
■リラックススタイル(ストライプス専用)
ホワイトやメッキをアクセントとした外装パーツとライトウッド調の明るい内装パーツで、可愛らしさを表現。
■エレガントスタイル(セオリー専用)
メッキ中心の外装パーツ、ダークブラウンやさりげないメッキ調の内装パーツで、上質感と落着きのあるシックな雰囲気を演出。
■ビタースタイル(セオリー専用)
ブラックを基調とした外装パーツ、ダークブラウンの内装パーツで、クラフト感と渋さを演出。
こうしたオプションを組み合わせれば、より自分好みのムーブキャンバスに仕上げることが可能になり、満足度も高くなる。
新型ダイハツ ムーブキャンバスのお勧めグレードは?
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705065-300x153.jpg)
自然吸気車とターボ車の価格差は約12万円。ターボエンジンであることを考えれば、納得できる価格アップ。しかし、ターボ車では、さらに全車速前走車追従式クルーズコントロールやレーンキープコントロール、コーナリングトレースアシスト、D-CVTがプラス装備される。これだけ付けば、約12万円という価格アップ分以上の価値がありバーゲン価格といえる。そのため、お勧めはGターボだ。
どうしても自然吸気車というのであれば、Gグレードがお勧め。エントリーグレードのXでは、UVカットガラスは装備されるものの360°スーパーUV&IRカットガラスが装備されていないので、特に女性には不向き。Xグレードは、十分な装備ではあるが、加飾類を含めシンプルな仕様で十分、とにかく安価に乗れればよいといった仕様だ。
スズキ ワゴンRスマイルvs初代ダイハツ ムーヴキャンバス
ダイハツ ムーヴ系新車情報・試乗評価一覧
軽自動車動画・新車情報・試乗評価一覧
ホンダN-BOX vs スズキ ワゴンRスマイル徹底比較・評価
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705062.jpg)
ダイハツ ムーヴキャンバス価格
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705064-210x139.jpg)
・ストライプスG 2WD 1,672,000円/4WD 1,798,500円
・ストライプスGターボ 2WD 1,793,000円/4WD 1,919,500円
・セオリーX 2WD 1,496,000円/4WD 1,622,500円
・セオリーG 2WD 1,672,000円/4WD 1,798,500円
・セオリーGターボ 2WD 1,793,000円/4WD 1,919,500円
ダイハツ ムーヴキャンバス燃費、ボディサイズなどスペック
![2代目新型ダイハツ ムーヴキャンバス](https://www.corism.com/news/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/move_canbus_220705076-210x116.jpg)
ボディサイズ 全長×全幅×全高[mm]: 3,395×1,475×1,655
ホイールベース[mm]: 2,460
最低地上高[mm]: 150
最小回転半径[m]: 4.4
車両重量[kg]: 900
総排気量[cc]: 658
エンジン種類:KF型 直3 DOHC12バルブターボ
エンジン最高出力[kw(ps)/rpm]:47(64)/6,400
エンジン最大トルク[N・m(kg-m)/rpm]: 100〈10.2〉/3,600
ミッション:CVT
WLTCモード燃費[km/l]: 25.2km/l
サスペンション前/後:マクファーソン・ストラット/トーションビーム
タイヤサイズ:155/65R14
この記事に関連するニュース
-
トヨタ 新型ルーミーの価格を完全予想
MōTA / 2024年6月26日 19時0分
-
トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 「背高&スライドドア」採用の全長3.7m級「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」次期型に期待の声
くるまのニュース / 2024年6月12日 12時10分
-
[ワゴンRスマイル vs デリカミニ]スペック比較…カッコいい/カワいい以外にどこが違う?
レスポンス / 2024年6月8日 12時30分
-
トヨタ“新型”「ルーミー」まもなく登場!? 全長3.7m級で「背高&スライドドア」採用の「ハイトワゴン」! デビュー8年「大人気モデル」どうなるのか
くるまのニュース / 2024年6月6日 11時50分
-
ホンダが「最大15.9万円」の値上げへ 「原材料費&物流費の高騰」理由に高くなる「4車種」は一体どれだ!?
くるまのニュース / 2024年6月4日 17時40分
ランキング
-
1Q. 納豆をより健康的に食べるには、どのような食べ合わせがおすすめですか? 【管理栄養士が解説】
オールアバウト / 2024年7月2日 20時45分
-
210位寝言、6位歯ぎしり、3位常夜灯をつけた…40~60代1012人調査で判明「早死にした人の睡眠特徴ワースト10」
プレジデントオンライン / 2024年7月3日 17時15分
-
3"ホワイト化"する企業で急増中…産業医が聞いた過剰なストレスを抱えてメンタル不調に陥る中間管理職の悲鳴
プレジデントオンライン / 2024年7月3日 9時15分
-
4アレルギー表示漏れ→体調不良者発生…… ビアードパパが限定シュークリームの販売を中止「深くお詫び」
ねとらぼ / 2024年7月3日 14時1分
-
5痩せたい人は注目!実は有能なきゅうりの痩せ効果&食べ方
つやプラ / 2024年7月3日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)