トヨタ86新車情報・購入ガイド 期間限定！ 10周年記念車登場！！

 



 

トヨタ86の歴史は？

 

トヨタは、初代86の誕生から10周年を記念し、GR86 特別仕様車 RZ“10th Anniversary Limited”を期間限定販売すると発表した。

全国のGR Garageをはじめとするトヨタ販売店を通じて、7月24日（日）から9月30日（金）までの期間限定で予約受注の受付を行い、2023年初頭頃の発売を予定している。

トヨタ86は、スバルとの共同開発で生まれたFRスポーツカーで2012年に誕生した。車名の86（ハチロク）は、1980年代に発売されたスポーツモデルであるトヨタ カローラレビンやスプリンタートレノの型式であるAE86から名付けられた。この型式から、ファンに86と呼ばれていたことが大きな理由のひとつだ。トヨタ86の型式はZN6となる。

過去の人気FRスポーツモデルのイメージを継承したトヨタ86。デビュー直後は、大人気となったが、その後はイッキに販売台数は減少。トヨタの営業力をもってしても、スポーツカーを人気カテゴリーにすることはできなかった。しかし、少量販売モデルとはいえ、スポーツカー文化に灯を消さないという役割は十分に果たした。

そして、デビューから約9年が経過した2021年にフルモデルチェンジし2代目となるGR86が登場する。車名は、トヨタのスポーツカーブランドであるGRの名がプラスされた。

2代目となるGR86のプラットフォーム（車台）は、キャリーオーバーながら大幅に進化。より高剛性化された。そして、2.0Lから2.4Lと排気量をアップしたFA24型水平対向エンジンが搭載された。出力は235ps＆250Nm。先代同様、とくにパワフルという印象は無いのだが、低・中速トルクに厚みが出たことで、より乗りやすく、そしてより気持ちよく走ることができるようになっている。

アッサリ系の記念モデル。長い納期を楽しませてくれる工夫が欲しい

 

そして、初代トヨタ86から10年の節目に登場したのが、トヨタGR86 特別仕様車 RZ“10th Anniversary Limited”だ。

エクステリアには、初代86を彷彿させるフレイムオレンジの外板色を特別設定。すインテリアにも専用のオレンジアクセントやキャストブラック加飾、10周年記念刺繍などを採用した。意外なほどあっさりした10周年記念モデルとなっている。10周年なら、もう少し特別感が欲しいと感じる人も多いのではないだろうか？

さて、悩ましいのが販売方法。7月24日（日）から9月30日（金）までの期間限定で予約受注の受付を行い、2023年初頭頃の発売を予定している。すぐに注文しても、早くても納期は約6ヵ月近く先になる。

これは、恐らく、トヨタ車全車に共通する納期遅れの影響だろう。コロナ禍における部品や半導体不足によって、10周年記念車もすぐに顧客の元に届けられないという現状をヒシヒシと感じる。予約受注にすることで、より効率的に生産し、納期をなるべく短くすることも狙いのひとつだろう。トヨタも非常に辛い思いをしていることに間違いない。あとは、長い納期をどれだけ楽しく過ごせるかのアイデアも欲しいところだ。



 



 

トヨタGR86 特別仕様車 RZ“10th Anniversary Limited”主な特別装備（ベース車 ： RZ）

・外板色は、初代86を彷彿させる特別設定色のフレイムオレンジを設定。

・バックガラスに10周年記念ステッカーを採用。

・運転席と助手席ドアトリムのショルダーパッド部に10周年記念刺繍を特別装備。

・内装色（特別設定色）は、ブラック基調に専用のオレンジアクセント、キャストブラック加飾を採用し、外板色との統一感を演出。



 



 

トヨタGR86 特別仕様車 RZ“10th Anniversary Limited”価格

・6MT 　3,469,000円

・6AT 　3,632,000円





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