アウディA3新車情報・購入ガイド これぞプレミアムブランド! リサイクル素材を積極採用した限定車
CORISM / 2023年5月16日 18時18分
アウディA3に計750台の限定車を販売
アウディは、プレミアムコンパクトA3シリーズの限定モデル「Audi A3 Sportback new urban style」500台、「Audi A3 Sedan new urban Style」250台の発売を開始した。
Audi A3は、取り回しの良いサイズ感と軽快な操作性、高い走行性能に優れた実用性と使い勝手を兼ね備えている。さらに、サステナブルな魅力をプラスし、先進性と共にインテリアデザインも美しく調和させたモデルだ。
また、Audi A3は同じグループであるフォルクスワーゲン ゴルフとプラットフォームやパワーユニットなどを共有するモデル。大雑把に言えば、基本的に同じクルマなのだが、デザインや走りの味などで独自の味を持たせている。
Audi A3とは?
Audi A3シリーズは、1996年の初代Audi A3ワールドプレミアから4世代目にあたる。アウディのモデルラインアップの中でも特に人気が高く、また世界最大のマーケットであるCセグメントにおいても、長年においてプレミアムコンパクトのパイオニアとして認知されている。
アウディらしいスポーティかつエレガントなスタイル・インテリア・安全性と、高い走行性能で評価を得た主力となるハッチバック、そしてセダンだ。
ご存じの通りAUDI A3は、VWゴルフと並ぶCセグメントの代表車種で、輸入車では価格や安全性、装備で常に比較対象となる。価格帯では、VWゴルフの同型エンジン搭載で100万円近く安い価格設定でお買い得感はある。ただ、標準装備の充実度に加え、質感も高く限定車でプレミアムブランドのAudiモデルであることを加味すると、納得できる範囲内といえるだろう。
と言う訳で、2022年度の国内新車登録台数を調べてみたところ、AUDI A3シリーズが3,751台、VWゴルフは9,241台と大きく水をあけられている。だが、2018年度と2022年度ではVWゴルフが21,316→9,241台、AUDI A3シリーズは5,951→3,751台とAudiの減少率は少ない。
1.0Lターボエンジンを搭載した30TFSI advancedがベース
新型Audi A3の限定モデルSportback new urban style/Sedan new urban styleは、日々変化を続ける都会で生活する人をイメージした、スタイリッシュで使い易いサイズのコンパクトモデルである。リサイクル素材を用いたシート生地を採用し、サステナブルでスタイリッシュにまとめられた。
ベースとなるのはAudi A3 30TFSI advanced。高い居住性を持ちながらも、都会での生活にふさわしい取り回しの良いコンパクトなサイズ感は嬉しい。
搭載する1.0ℓ直列3気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジンは、最高出力110PS(81kW)、最大トルク200Nm(20.4kgm)の必要十分なパワーを発揮する。
街中での燃費に優れる48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)と高効率な7速Sトロニックトランスミッションの組み合わせは、俊敏なフットワークと優れた燃費性能を両立。ストップ&ゴーの多い日常の街中走行から、休日などのロングドライブまで、経済的で快適なドライビングを実現すること請け合いだ。
*48Vマイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステム:
ハイブリッド機能を従来のエンジンに組み合わせることで高効率、かつ発進から低速域での余裕のある加速感で快適なドライビングを楽しむことができるシステム。
ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と、48Vリチウムイオンのセカンドバッテリーがブレーキング時の高効率なエネルギー回生を可能にする。走行中はシステムに必要な動力を蓄電された電力が補い、約40~160km/hの間でコースティング(惰性走行)中はエンジンを止めて走行することにより、燃料消費量とCO2排出量低減を実現する。
BASとエンジンをつなぐことで、エンジンスタートは振動が少なくスムーズで快適、またエンジンのスタートストップシステムは20km/h未満で高効率にコントロールされる。
7速Sトロニックトランスミッションは、軽量構造と効率性向上を実現するデュアルクラッチトランスミッションだ。2枚のクラッチで常にどちらかのクラッチがスタンバイすることにより、加速時の推進力の途切れを無くし、速くスムーズにギアを切り替えて振動も抑えられている。
また、デュアルマスフライホイールによって、低速度域においても効率的な変速で快適なドライビングを約束する。
豊富な便利・快適機能の標準装備で差別化された限定モデル
新型Audi A3の限定モデルSportback new urban style/Sedan new urban styleは、利便性の高い人気アイテムの「コンビニエンス&アシスタンスパッケージ」と「ナビゲーションパッケージ」の2つのパッケージオプションを標準装備してユーザーを満足させる。
「コンビニエンス&アシスタンスパッケージ」
・アドバンストキーシステム
リモートコントロールキーを身に着けていれば、センターコンソール上のSTART/STOPボタンを押すだけで、速やかにエンジンを始動させることができる。また、施錠・開錠もドアノブに触れるだけで良いのは楽。
・シートヒーター(フロント)
エアコンディショナーコントロールにあるダイレクト選択ボタンで、座面のシートクッション、バックレストパネル、シートサイドボルスターにシートヒーターを温めることが出来る。運転席側と助手席側の温度を個別に数段階調整することが可能だ。
・パークアシスト
超音波センサーでクルマを停めることのできる駐車スペースを探して、ステアリング角度に合わせたガイドラインでクルマを進める方向を提示すると共に、車両の前後方向や横にある障害物がMMIディスプレイに表示される。また自動ステアリング操作も可能で、駐車スペース出入りの際にギアやアクセル、ブレーキの操作/確認以外をシステムが自動で行いドライバーをアシストする。
・アウディホールドアシスト
信号などでブレーキを踏み停止後、その状態で継続的に車両を維持します。一般的な勾配の上り坂や下り坂の途中でも車両を維持する。
・ランバーサポート4ウェイ付きフロントシート(電動シート調整機能なし)
・アダプティブクルーズアシスト(アクティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト)
高速道路などの走行時に、前走車との車間距離をシステムが一定に保ち、自動的に車間距離と車両が車線からはみ出さない様に走行車線を維持する。
・リヤクロストラフィックアシスト
駐車スペースからバックで出る際に、接近するクルマをセンサーが監視してMMIディスプレイに表示する。
・サイドアシスト
2つのレーダーセンサーが隣車線の後方から近づくクルマを感知、該当する側のサイドミラーのLEDが点灯して、接近するクルマがあることをドライバーに知らせる。
・エグジットワーニング
停車してドアを開ける際に、後方から近付いてくるクルマや自転車を感知して、ドアのストリップライトとドアミラーの警告灯を点灯させる。
・オートマティックトランクリッド(電動機能はオープンのみでクローズなく、Sportbackには設定なし)
アドバンストキーのボタン、または運転席ドア側のボタンを押すと、トランクリッドが電動で開く。アドバンストキーと併用すると、リアトランク後方でバンパー下側に向けて、足をキックする動きで開錠できる。傘をさしたり、荷物で両手がふさがっている時など非常に便利。
「ナビゲーションパッケージ」
・MMIナビゲーションシステム
デジタル時代にふさわしい、新しいユーザーインタフェースのMMIナビゲーションは、ボタンやスイッチに代わりフラットな高解像度タッチモニターで車両のセッティングや、インフォテインメントを直感的な操作が可能。
手書き文字入力などを実現、画面に触れることでナビゲーションマップの縮尺、ドラッグ操作でホーム画面のアイコンを並び替えることもできる。
・バーチャルコックピット
高解像度10.25インチカラー液晶フルデジタルディスプレイに、スピードメーター、タコメーター、マップ表示、ラジオ/メディア情報などをフレキシブルに表示する。メーター表示の大きさを切り替えたり、3Dの地形図を大きく映し出したりすることが可能で、操作もステアリングホイールのボタンからダイレクトに行えて、前方からの視線移動が少なく安全性が向上する。
・スマートインターフェース
日常愛用しているスマートフォンとAudiをダイレクトに繋げる。USBを介してiOSまたはAndroid搭載のスマートフォンを接続することで、コンテンツをMMIディスプレイに表示する。ナビゲーション、電話機能、音楽や特定のアプリが、MMIディスプレイへの指タッチやボイスコントロールで簡単に操作できる。
スペシャルアイテムも特別に装備
また特別装備も用意されており、クルマを上空から眺めているような俯瞰映像をモニターに表示して、駐車をサポートする「サラウンドビューカメラ」を導入。
直感的に周辺にある障害物や歩行者などの発見をサポートして、狭い路地などの走行でも安全性と利便性をさらに高めている。
足回りにもSportbackとSedanに共通して、洗練された存在感と安定感を与える専用の5ダブルスポークデザインの17インチアルミホイールを装備することで、スタイリッシュで落ち着きのあるイメージを演出して、サステナビリティと先進性を高レベルでバランスさせている。
89%がリサイクル素材となったシート素材
新型Audi A3の限定モデルSportback new urban styleとSedan new urban styleのインテリアは、センターコンソールに上質なナチュラルウッドのデコラティブパネルを採用。
最大89%がリサイクル原料から製造されるシート素材に、イタリアのレモンリキュールをイメージした “リモンチェッロ”カラーで装飾。
さらに、シートサイドとヘッドレストには、高い質感をもつスチールグレーのアーティフィシャルレザーにイエローステッチを施すことで、コントラストの効いたファッショナブルな空間を演出する。リヤはセンターアームレスト付き3分割可倒式シートにより、シートアレンジ及びラゲッジルームの使い易さを両立させて、スタイリッシュな都市生活者にふさわしいサステナブルな1台を提供する。
ボディカラーには、パイソンイエローメタリックがSportback new urban styleのみに設定される有償オプションカラーで、両モデルに設定される有償オプションカラーは、ナバーラブルーメタリック、グレイシアホワイトメタリック、マンハッタングレーメタリックの3色を選ぶことができる。
サステナビリティに積極的なのは、プレミアムブランドであり続けるため
Audi A3の限定モデルSportback new urban style/Sedan new urban styleは一席分のシートに1.5ℓ容量のペットボトルを最大45本使用している。アウディは、生産する車両のリサイクル素材の割合を、今後数年間で大幅に増加させるという明確な目標を掲げている。
アウディの企業戦略の中心的な要素となる持続可能性(サステナビリティ)は、テクノロジーと生産プロセスの両方に適用。
第4世代のAudi A3から継続して使用するテキスタイルの最大89%。糸へとリサイクルされたペットボトルに由来するシート地は、見た目と座り心地の両面で、従来のテキスタイルから製作されたシート地と同じ品質を維持している。
カーペットにも、リサイクルされたペットボトル62本が使用されていて、インテリア以外のコンポーネントも、断熱材や吸収材、ラゲージコンパートメントのサイドパネル、積載フロア、マットなどにもリサイクル原料を使用する。
アウディでは、生産する車両のリサイクル素材の割合を今後も大幅に増加させ、アウディブランドにふさわしい高品質な製品を提供すると言う明確な目標を掲げている。
アウディは、プレミアムブランドだ。プレミアムブランドこそ、世界的に求められているサステナビリティに積極的であることが重要。こうした積極的な姿勢も顧客に評価される。この顧客の高い評価が、今後、アウディをよりプレミアムブランドへと成長させてくれるはずだ。
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AUDI A3シリーズ価格
・AUDI A3 Sportback new urban Style 4,550,000円
・AUDI A3 Sedan new urban Style 4,770,000円
AUDI A3シリーズボディサイズなどスペック
AUDI A3 Sportback new urban style【Sedan new urban style】
全長x全幅x全高(mm) 4,345【4.495】x1,815x 1,450【1,425】
ホイールベース(mm) 2,635
車両重量(kg) 1,320【1,330】
エンジン 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ
総排気量(cc) 999
最高出力(kW〔ps〕/rpm(EEC)) 81〔110〕/5,500
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) 200〔20.4〕/2,000-3,000
燃費(kg/ℓ)WLTCモード 17.9
装着タイヤ フロント・リヤ 225/45R17
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