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ホンダ フリードCROSSTAR/フリード+CROSSTAR新車情報・購入ガイド 特別仕様車「ブラックスタイル」で、不調の国内販売を支える!?

CORISM / 2023年6月25日 11時11分

ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

 

フリード、モデル末期でも販売好調な理由とは?


 

ホンダは、コンパクトミニバンであるフリードとフリード+のSUVクロスオーバーグレードであるクロスター(CROSSTAR)に、上質な特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」を設定し発売を開始した。

2代目となるホンダ フリードは、2016年にデビュー。コンパクトカーである3代目フィットのプラットフォーム(車台)やパワーユニットをベースにコンパクトミニバン化されたモデル。

このプラットフォームには、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトが採用されていて、非常にスペース効率が高いのが特徴。そのため、2代目フルードは、すでにモデル末期ながら、ライバル車である最新トヨタ シエンタと比べても室内スペースではやや勝っているほどだ。 しかし、さすがに2016年に登場したモデルということもあり、ハイブリッド車の燃費性能や操縦安定性、予防安全装備などではシエンタが大幅に勝っている。

本来なら、フリードもフルモデルチェンジし、シエンタと同じ土俵に上がりたいところなのだが、コロナ禍における半導体不足や部品不足により、フルモデルチェンジするタイミングが難しい状態。

ただ、コロナ禍による半導体・部品不足は、モデル末期に入ったフリードにとって追い風となった。なんと、モデル末期のモデルということもあり、半導体・部品不足の影響が少なかったのだ。シエンタでは、すでに納期は半年以上となっているのに対して、フリードの一部タイプ・カラーは1~2か月程度で納車が可能。そのため、納期が早く値引きも大きいフリードに客が流れていった。

その結果、2022年度の登録車販売台数ランキングで、フリードはモデル末期ながら堂々の6位となる。ホンダ車としては、唯一のベスト10入りだ。基幹車種のフィットは11位、ステップワゴンは20位と国内販売が低迷しているだけに、フリードはまさに稼ぎ頭といえる。

しかし、ライバルのシエンタが通常の納期に戻れば、フリードはかなり厳しい戦いになることは確実。そのため、シエンタの長期納期化中に、1台でも多く売るための特別仕様車がフリード クロスター/フリード+クロスター「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」ということになる。

ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

 



 

ブラックをアクセントカラーにした特別仕様車「BLACK STYLE」


 

CROSSTAR特別仕様車「BLACK STYLE」は、ブラックをアクセントカラーとして、より引き締まった上質で洗練されたスタイルとなった。

フロントグリルガーニッシュ、リアライセンスガーニッシュにはブラッククロームメッキを採用。さらに、CROSSTAR専用デザインの15インチアルミホイールやドアミラー、アウタードアハンドル、ルーフレールなどはブラックで統一している。さらに、フロント・リアともにロアースポイラー、ロアーガーニッシュをガンメタリック塗装にすることでより引き締まったスタイルに仕上げている。とくに、大きな特別装備は無いものの、なかなかセンス良くまとめられている特別仕様車だ。

ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

 



 

フリード/フリード+特別仕様車「BLACK STYLE」の後悔・失敗しない購入術


 

価格は、フリードHYBRID CROSSTAR BLACK STYLE FF 6人乗りが3,033,800円。フリード HYBRID CROSSTARの価格が2,957,900円なので、約7.6万円の価格アップになる。色の変更がメインで、モデル末期であることを考えると、やや高めな価格設定にも感じる。このBLACK STYLEが、よほどお気に入りというのであれば、納得できるかもしれない。しかし、そうでなければ、あえてBLACK STYLEを選択する理由もないだろう。

この特別仕様車「BLACK STYLE」を購入する場合、注意が必要。商談時に登場したばかりの特別仕様車なので、値引きができないと言われる可能性も高いからだ。フリードは、いつフルモデルチェンジして新型に切り替わるかもしれないモデル。購入は、大幅値引きが前提となる。特別仕様車でも大幅値引きが提示されなければ、納期が長いがシエンタを買う、という姿勢で商談するとよいだろう。

ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

 



 

特別仕様車「BLACK STYLE」の主な装備内容


・フロントグリルガーニッシュ(ブラッククロームメッキ)&フロントグリル(マットグレー)

・リアライセンスガーニッシュ(ブラッククロームメッキ)

・専用ステッチ(シルバー)コンビシート&インテリア

・ドアミラー(クリスタルブラック・パール)

・アウタードアハンドル(クリスタルブラック・パール)

・CROSSTAR専用デザイン 15インチアルミホイール(ブラック)

・LEDハイマウント・ストップランプ(クリアタイプ)

・フロントロアースポイラー&フロントロアーガーニッシュ(ガンメタリック塗装)

・リアロアースポイラー&リアロアーガーニッシュ(ガンメタリック塗装)

・ルーフレール(ブラック)

 

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ホンダ フリードクロスター/フリード+クロスター 特別仕様車ブラックスタイル

 



 

ホンダ フリード/フリード+特別仕様車BLACK STYLE価格


・フリードHYBRID CROSSTAR BLACK STYLE FF 6人乗り 3,033,800円/4WD 6人乗り 3,198,800円

・フリードCROSSTAR BLACK STYLE FF 2,703,800円/4WD 2,868,800円

・フリード+HYBRID CROSSTAR BLACK STYLE FF 5人乗り 3,050,300円/4WD 5人乗り 3,215,300円

・フリード+CROSSTAR BLACK STYLE FF 5人乗り 2,720,300円/4WD  5人乗り 2,885,300円

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