Acura ZDX、ZDX Type S新車情報・購入ガイド ホンダ、北米高級電気自動車マーケットの戦略車、世界初公開! 価格は1千万円越え?
CORISM / 2023年8月27日 7時7分
ホンダの北米高級BEV戦略の切り込み隊長となる新型Acura ZDX
ホンダのハイブランドであるAcura(アキュラ)は、北米で2024年初頭に発売を予定している新型電気自動車(EV)Acura 「ZDX(ズィーディーエックス)」、「ZDX Type S(ズィーディーエックス タイプエス)」を世界初公開した。
ホンダは、2040年までにEV・FCEV販売比率をグローバルで100%とするという高い目標を掲げている。この目標を達成するために、各地域の市場特性にあわせたEVの投入を進めている。
そこで、まず主力市場である北米をターゲットとした新型Acura ZDXを投入。米国カリフォルニア州のモントレー半島で開催された「Monterey Car Week(モントレー・カー・ウィーク)」で新型Acura ZDXを公開。
新型ZDXは、Acuraブランド初のEVとして、同じく2024年に発売を予定するホンダ「PROLOGUE(プロローグ)」とともに、カーボンニュートラル実現に向けた北米の電動化戦略を力強く加速させるモデルとなるという。
BEV(電気自動車)の開発・生産には、非常多額のコストがかかる。そのため、新型Acura ZDXは、ゼネラルモーターズ(GM)の「Ultium(アルティウム)」バッテリーを搭載したGMとの共同開発モデルとした。昨年発表した、今後の電動化時代におけるAcuraデザインの方向性を示したデザインコンセプト「Acura Precision EV Concept(アキュラ・プレシジョン・イーブイ・コンセプト)」を具現化する最初のモデルとなった。
約500ps!? AcuraのSUV史上、最もパワフルな ZDX Type Sを設定!
そして、気になる新型Acura ZDXの航続距離だが、バッテリーは、102kWhという大容量バッテリーを搭載。航続距離はEPA(米国環境保護庁)が定める基準で300マイル(約482km)以上を目指す。
さらに、EVにおける操る喜びを追求したType Sは、最高出力約500馬力を生み出す高出力モーターを搭載。AcuraのSUV史上、最もパワフルな走行性能を提供する。
また、車載向けコネクテッドサービス「Google built-in(グーグル・ビルトイン)」をAcuraとして初めて標準搭載。その他、パワフルで没入感のあるオーディオ体験を提供する「Bang & Olufsen(バング・アンド・オルフセン)」のサウンドシステムを初採用するなど、充実の装備によりスマートで洗練された車内空間を提供する。
また、ホンダは同イベントにおいて、Acuraの次世代ハイパフォーマンス・スポーツEVデザインの方向性を示す「Acura Electric Vision Design Study(アキュラ・エレクトリック・ビジョン・デザイン・スタディー)」を映像にて公開。刺激的な性能を予感させる力強いプロポーション、印象的なネオングリーンの灯体など、Acuraブランドのコアとなる価値である「Precision Crafted Performance(プレシジョン・クラフテッド・パフォーマンス)」の将来のEV時代に向けた進化の方向性を表現している。
新型Acura ZDXの国内発売は? 価格は?
さて、気になるのは新型Acura ZDXが国内で発売されるのか否か。ホンダは、国内でBEVのホンダeを販売中。多くの車種が半導体不足により、納期が長期化している中、ホンダeの納期はなんとわずか約1ヶ月(2023年8月ホンダ公式HPより)。販売が低迷していることを予想させる状態が続いている。
さらに、国内ホンダ販売は、N-BOXやヴェゼルなどを中心としたコンパクトカーの販売が主体。そのため、高額車の販売が苦手なため、多くの車種が撤退。そんな状況下で、クルマの良し悪しとは別にして、ハイブランドである新型ZDXを日本に導入しても売れる可能性は低いと予想できる。
ちなみに、北米での予想価格はZDX と ZDX Type S の価格は、それぞれ 60,000 ドルと 70,000 ドルの範囲になるとされている。1ドル=145円で計算すると、約870~1,015万円という高級車だ。
ホンダeは、航続距離がやや短いものの、ホンダ車らしく運転していてとても楽しいBEV。こうしたホンダeのテイストを受け継いだ、日本向けBEVの登場に期待したい。
まずは、すでに発表済みの欧州向け新型BEV(電気自動車)である「e:Ny1(イーエヌワイワン)」が、国内に導入される可能性が高い。
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