革命的な新業態スタバが中目黒に登場 楽しすぎる空間「ロースタリー」とは

CREA WEB / 2019年3月1日 7時0分

 スターバックスの新業態「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が日本初上陸。2019年2月28日(木)、東京・中目黒にオープンした。

「ロースタリー」としては、シアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに次ぐ、世界で5番目の店舗となる。そのロースタリーならではの楽しみ方を、3回に分けてレポート。

 第1回は、メインとなる1階フロアの斬新なコーヒー体験をご紹介。



 都内屈指の桜の名所、目黒川沿いにひと際目立つ、モダンと伝統が融合した建物は、世界的建築家・隈研吾氏とスターバックスデザインスタジオのコラボレーションによるもの。


これから桜の季節がやってくる。3階の広々としたテラス席は目黒川の桜が見渡せる絶景ポイント。

吹き抜けに高さ17メートルの
カッパーキャスクが鎮座

 高さ17メートル、4階の高さの吹き抜けに、カッパーキャスクが存在感を放つ。カッパーキャスクとは、焙煎設備を内蔵し、焙煎した豆を飲みごろになるまで貯蔵するところだ。

 目黒川の桜が舞う様子をイメージした桜のモチーフが空間を彩る。


4階までの吹き抜けにドーンと存在する巨大なカッパーキャスク。ロースタリーのRのロゴがかっこいい。2,100枚もの桜の花のモチーフは、槌目仕上げの121枚の銅板で仕上げられ、すべて職人の手作り。

 4階建てのフロア全体は、まさに「コーヒーワンダーランド」。コーヒーの焙煎設備を備え、100種類以上のユニークなコーヒーが楽しめる。

 さらに、ティービバレッジを楽しめる世界最大級の「ティバーナ バー」、日本初上陸のイタリアンベーカリー「プリンチ」に加え、バー「ARRIVIAMO BAR」もイベント空間「AMU TOKYO」もある。

 さまざまなブランドとコラボした、ここでしか買えないグッズも用意され、フロアごとに多彩な体験ができる。


1階にある巨大な焙煎機は最大118kgの焙煎が可能。

 ロースタリー東京では、1階と3階に2台の焙煎機を装備しており、年間68万キロ以上のコーヒーを焙煎する。

 これは、約60キロ入る豆袋を1日あたり約30個焙煎する大型コーヒーロースター機能を持つ計算になる。


これが、「シンフォニーパイプ」。パイプの中を出来立ての豆が移動する様子は、まるでスチームパンクの世界。

 店内で提供される豆は、3階の小さな焙煎機で焙煎され、店内に張りめぐらされたパイプの中を通って、各フロアのバーに届けられる

 音を立てながら館内を駆けめぐることから「シンフォニーパイプ」と名付けられているそう。

希少種コーヒーの飲み方を
コンシェルジュがアドバイス


入り口にあるおなじみのセイレーンのロゴはグリーンではなく、初期のロゴに近い写実的なレリーフ。

 店内に入ると、コンシェルジュが待機している。コーヒー、ティー、アルコールなど、希望に応じて楽しみ方を案内してくれる。迷ったら、ぜひ相談してみて。


1階メインバーのカウンター上部には、ビバレッジのアイコンが。エスプレッソコーナーか、ドリップコーナーかが、一目で分かる。

 1階にあるメインバーは、希少な高品質のコーヒー、「スターバックス リザーブ」を、さまざまな抽出方法で楽しめる場所。

 対面式のカウンターでバリスタと会話を楽しみながら、自分だけのぜいたくな一杯をいれてもらえる。


modbar POUR-OVER(モッドバー プアオーバー)でコーヒーをいれるバリスタのDAIKIさん。コーヒーに関する知識が豊富だ。

 本日、試飲したのは、ロースタリー東京でしか飲めない、こちら一番のオススメの「グラビタス ブレンド」 。

 ブラックベリーやイチジクなどフルーツの酸味とカカオ、オークのような香りの味わい豊かなコーヒーだ。


グラビタス ブレンド SHORT 920円(税抜)。写真はテイスティング用のサイズ。

 ドリップ方式で試したのは、ケメックスで人がていねいに抽出したものと、modbar POUR-OVER(モッドバー プアオーバー)という、精密にコントロールされたマシンでハンドドリップに近い抽出方法でいれたものの2種類の飲み方。

 ケメックスは、フィルターに厚みがあるため、雑味をより多く取り除いて、なめらかな口当たりになる。

 modbar POUR-OVERは、香りがよく立つクリアな味わい。


ワールドバリスタチャンピオンシップでも使われているエスプレッソマシン。

 次にエスプレッソマシンで抽出した「グラビタス ブレンド」にもトライ。コーヒーの香りをつけた特別な砂糖が入っている。

 マシンはイタリア・VICTORIA ARDUINO社のBlack Eagleを使用。本格的なエスプレッソが楽しめる店は日本ではまだまだ少ないのでうれしい。

ロースタリーオリジナルの
ビバレッジも魅力的

 コールド ブリュー コーヒーを使ったシグネチャービバレッジのメニューも豊富だ。ここ、ロースタリー 東京でしか飲めない。

 ノンアルコールなのに、カクテルのような感覚で満足感の高い一杯が味わえる。

●Cascara Lemon Sour
(カスカラ レモン サワー)


1,200円(税抜)。オーストラリア・シドニーのスタバで出されているドリンクをアレンジしたもの。

 フレッシュな搾りたてレモン果汁の酸味、メープルシロップのコクのある甘みが重なり合い、コールド ブリュー コーヒーのクリアな苦みが引き立つ。

●Barrel-Aged Cold Brew
(バレルエイジド コールド ブリュー)


1,200円(税抜)。バーボンウイスキーの樽で熟成させたコーヒー豆をコールド ブリューで抽出したもの。

 口に含んだときにフワッと広がるウイスキーの香りとコーヒーの芳醇な味わいがなんともぜいたくな大人の味。

 アルコールや食事のあと、いつものコーヒーだとちょっと重いかも、というときのシメの一杯によさそう。

まるでコーヒーの博物館
飲んで、見て楽しめる

 ドリンクを注文し待っている間も、焙煎の様子やオリジナルグッズなど、店内をゆっくり見て回っていると楽しくて、あっという間に時間が経ってしまう。

 購入したビバレッジは木製のトレイに載せて、4階建てのフロアの中、どこでも好きなところに持っていって楽しむことができる。

 テイクアウトしてコーヒー片手に目黒川沿いを散策するのもよいけれど、店内を見学しながらコーヒータイムを過ごすほうが断然楽しそう。

 次回は、ここでしか買えないオリジナルグッズやコラボレーショングッズなど、おみやげにしたい魅力的なグッズの数々をレポートするので、お楽しみに!

スターバックス リザーブ
ロースタリー 東京

所在地 東京都目黒区青葉台2-19-23
https://www.starbucks.co.jp/roastery/

文=梅森 妙
写真=CREA WEB編集部

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