魅惑のスイーツを好きなだけ満喫! マカオ式アフタヌーンティーとは?

CREA WEB / 2019年5月2日 8時0分

セントレジスで体験できる
「Chá Gordo」とは?

 東洋と西洋の文化が見事に融合したエキゾチックな街並みや食文化が多くの旅人を魅了するマカオ。


セントレジス・マカオ,コタイセントラル外観イメージ。 (c) The St. Regis Macao, Cotai Central

 マカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)サンズコタイセントラル併設のホテル「セントレジス・マカオ,コタイセントラル」は、レストランやバーで「Macao Inspired(マカオ・インスパイアード)」と題し、マカオならではのメニューを積極的にプロモートしていることで知られる存在。


セントレジス・マカオ,コタイセントラルのアフターヌーンティー「Chá Gordo」イメージ。 (c) The St. Regis Macao, Cotai Central

 2018年にはメインダイニングの「メイナー(The Manor)」にて、マカオのポルトガル系ファミリーを中心に受け継がれてきた伝統的なアフタヌーンティー習慣を体験できる「Chá Gordo(シャ・ゴルド)」を毎週土曜日限定でスタートしました。

「Chá Gordo」はポルトガル語で、英語に翻訳すると「Fat Tea」となります。

 ご想像の通り、土曜日の午後のひととき、魅惑の甘~いスイーツやセイボリーを存分に味わいながら家族や友人と語り合い、結果的についつい食べ過ぎて太ってしまうといった意味合いでしょうか。


「Chá Gordo」のメニューを手がけるゲストシェフのネタさんは気さくな人柄。 (c) The St. Regis Macao, Cotai Central

 このほど(2019年2月)、セントレジス・マカオでは、マカニーズ(マカオ生まれマカオ育ちのポルトガル系マカオ人)で、豊富な経験を持つ女性シェフ、アントニエタ・フェルナンデス・マニャオンさん(ニックネーム:ネタさん)を「Chá Gordo」担当のゲストシェフとして招聘。メニューを一新したとの報を受け、早速取材に出かけました。

インスタ映えも抜群
甘~い魅力がズラリ!

 アフタヌーンティーといえば、三段トレイに載った可愛らしいスイーツやセイボリーをつまみながら、紅茶を嗜むといった優雅なイメージでしょう。


見た目も麗しいスイーツやセイボリーの数々。

 こちらの「Chá Gordo」では、セミビュッフェ形式を採用しており、いわばスイーツ食べ放題に近いものとなっていて、好みのものを好きなだけ、ガッツリとお腹を満たすこともできます。

 ドリンクも紅茶やコーヒーをテーブルでオーダーできる(飲み放題)ほか、イチジクやクレソンを使ったマカニーズ独特の自家製ドリンクコーナーが用意されています。


甘くて香ばしいカラメル・エッグ・プディング「Pudim Flan」。

ほんのりココナッツの香りが漂うココナッツ・ライス・プディング「Bagi」。

ココナッツパウダーをまぶしたジェリーキャンディー「Rebocados de Jelly」。

「Chá Gordo」で提供されるメニューの数は、スイーツとセイボリー合わせておよそ30種類とのことですが、そのほとんどがスイーツです。

 すっかりマカオ名物として定着したエッグタルトやセラデューラといったメジャーどころをはじめ、馴染みのないものもたくさん揃います。

 テーブルに所狭しと並んだカラフルなスイーツの数々はインスタ映えも抜群です。


マカオ名物料理のひとつ、ほっくほくのバカリャウ(タラ)コロッケ「Pasteis de Bacalhau」。

あんの部分がカレーの春巻「Samussa」。

クリスピーなエビの揚げ餃子「Rissóis de Camarão」。

マカオ料理の定番メニューなど
しっかり食べられるフードも!

 スイーツやセイボリーだけではないのが「Chá Gordo」のすごいところ。

 マカオ料理の定番メニューとして知られる「アフリカンチキン」と「ミンチィ」をテーブルでオーダーすることができます。


ピリ辛の「アフリカンチキン」。

目玉焼きを載せたマカオ風のミンチィ。目玉焼きの下には具材がたっぷり。

 どちらもライス付きとなり、これだけでしっかり一食分といったところで、単なるスイーツビュッフェの枠を超えています。「Chá Gordo」に来る日のランチは軽めで大丈夫です。

 アフリカンチキンは、スパイスがよく効いたピリ辛の味付け。

 ネタさんにお話を伺うと、アフリカンチキンは、200年ほど前にポルトガルの船乗りたちが寄港したアフリカやインドの香辛料をふんだんに使って生まれたメニューで、ファミリーに代々受け継がれてきたレシピを忠実に再現したそう。

 あえてローカライズせず、甘いものは甘く、辛いものは辛く、オリジナルに近い味を提供することにこだわっているとのことでした。ミンチィは濃いめの味付けで、白いご飯によく合います。

 取材に訪れた日、会場は満席でした。実は、2週間待ちでようやく予約することができたのです。店内を見渡すと、マカオ在住のポルトガル系の家族連れが多いように見えました。

 ネタさんがテーブルを回って積極的にゲストとコミュニケーションを取る姿も印象的でした。

 各メニューの紹介をマカニーズの歴史、文化的背景を交えてわかりやすく英語で説明していただき、より深くマカオに触れることができたのも良い経験となりました。

日本円にして約2,200円!
コスパの良さが光る

 セントレジスといえば、世界で名だたる高級ホテルとして知られる存在。アフタヌーンティーといっても、お値段が気がかりです。

 ズバリ、「Chá Gordo」のお値段は1人あたり148マカオパタカ+サービス料10%で、日本円にして約2,200円となっています。


「Chá Gordo」の会場となる「メイナー」の内観イメージ。 (c) St. Regis Macao, Cotai Central

 この値段で、高級感あふれるセントレジス のレストランで、上で紹介したようなスイーツと食事が食べ放題なわけですから、コストパフォーマンスは最高といえます。

「Chá Gordo」の提供時間は毎週土曜日の午後3時から5時半まで。たいへん人気のため、早めの予約がベターです。

Cotai Central

所在地 澳門澳門路氹連貫公路 澳門瑞吉金沙城中心酒店1樓
電話番号 2882-8898
Chá Gordo提供時間 毎週土曜日 15:00~17:30
https://www.themanormacao.com/
※メニュー、価格は取材時のもの。今後変更になる可能性もあります。

勝部悠人(かつべ ゆうじん)

大学時代にポルトガル語を専攻。大学卒業後、日本の出版社に入社し、旅行・レジャー分野を中心にムック本の編集を担当したほか、香港・マカオ駐在を経験。2012年にマカオで独立起業し、邦字ニュースメディア「マカオ新聞」を立ち上げ、現地最新トピックを日本市場に向け毎日発信している。
マカオ新聞 http://www.macaushimbun.com/

文・写真=勝部悠人(マカオ新聞)

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