六本木ヒルズ「ふくぼく」で スッキリ麺を堪能して涼を呼び込む

CREA WEB / 2019年7月16日 15時0分

 気温も上がりムシムシしてくると、食べてからだの中から冷ましたくなるもの。

 今回紹介する涼を呼ぶ麺は、一見ひねりが効いているようで、実は直球のおいしさ。必食です!

澄まし処 お料理 ふくぼくの
「涼し麺Aセット」

●推薦人:
渡辺P紀子さん


涼し麺Aセット 1,200円(税別)。今日の小鉢は冷や奴。この豆腐が格別の旨さ。器もいい。麺が入っているのは漆器。

 六本木ヒルズなんて久しく行ってないなぁ、なんて方、ウエストウォークの5階に行ってみてください。こーんなにお店ができていたのかとびっくりするはず。

 その中でも異彩を放っているのが、ここ〈ふくぼく〉です。澄まし処って何だろう。まずは中へ。



 まるで、小料理屋のような内観。昼間は麺中心のランチセットで賑わいますが、夜はがらりと変わって、おいしいおつまみと料理、そして〆には麺、の和食店になっています。

 メインの澄まし麺は、余分なものを削ぎ落としたピュアでシンプルな味わい。スープは、昆布と鰹節、いりこでとったお出汁に塩だけで調味。

 麺はラーメンとも蕎麦とも素麺とも違う、さらりスッキリ系。この独特の麺を用いた夏限定の麺が「涼し麺」です。


大充実のアラカルト・メニューから。お酒が進むものばかり。 和牛のせいろ蒸し 1,800円(税別)。京壬生菜の上に牛肉が。ぽん酢でいただく。

 ごま油と特製醤油を絡めた麺に、お出汁を少量加えたものですが、冷たすぎず、フランス料理でいうところのティエド(生温かい)に近い状態。お出汁と混ぜながらつるりと食べ進めます。

 途中、お供のネギや海苔を加えるだけでなく、卓上に置かれた「味変」用の黒胡椒、胡麻油、特製醤油、昆布酢、山椒醤といった調味料をちょいちょい加えてみて。


万願寺唐辛子の蟹射込み揚げは夜のコースの一品。ズワイ蟹を詰めて、天ぷらに。おなかにするっと収まります。

 セットはいろいろありますが、一番シンプルなセットにつくのが、名物鴨だしご飯。

 こちらは、昆布と鰹節、鴨でとった出汁に米、ゴボウ、人参、干し椎茸、鴨そぼろ、そして隠し味に鴨油も加えて炊き込んだもの。これまた、箸が止まりません。

 やっぱり、ここはいいお店。

澄まし処 お料理 ふくぼく

所在地 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワーウェストウォーク5F
電話番号 03-5413-2989
営業時間 ランチ 11:00~15:00、ディナー 17:30(土・日曜・祝日 17:00)~23:00、フード 21:30(L.O.)/ドリンク 22:00(L.O.)
定休日 無休
価格 1,200円~
カード 利用可
席数 25席
おすすめの人数 ひとりで大丈夫
※ランチセットはBセット(麺+羽釜ご飯+麺のおとも三点盛+副菜一皿) 1,500円もいい。ディナーは税・サ別。酒肴コース 3,800円~ふくぼくコース 9,800円。アラカルトも多数。

Pさんの
FOOD TOPICS

花より団子
白鷺城より鉄板焼き



 姫路出身の友人に教わった〈きゃべつ〉という店が最高だった。

 頭にキュッと手ぬぐいを巻いた“ママちゃん”が、丁寧に、手際よく、肉を焼き、お好み焼きを作ってくれる。

 壁にびっしりメニューが書かれているのだが、値段が一切書いていない。一瞬ビビるが食欲に負ける。まるでいたわるように焼いている牛肉が、あまりにきれいでおいしいそうだったので、負けじと注文。

 何から何まで旨い。姫路おでんを生姜醤油のタレにつけながら、さあ、今宵は飲むぞ。

[姫路/曇り/20:30]

●紹介してくれたのは……
わたなべPみちこさん

食中心のライター&編集者。常に気分は「家政婦は見た!」。人が見ていないところを“のぞき見”的に取材したいタチ。でもホントは、取材だけして原稿を書かなくて済むならどんなに幸せかと、いつも夢見ている。「それは仕事ではない」と人には言われるが。

Text=Michiko P Watanabe
Photographs=Wataru Sato

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング