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トレンドだけど、髪が爆発する?美容師が教える、「レイヤーを入れないほうがいい髪」の特徴

CREA WEB / 2023年12月2日 11時0分


©Aflo

 今期も変遷し続けているファッショントレンド。特に、ここ2~3年でのファッショントレンドの変化は大きいと言われています。

 お洋服と同様に、ここ数年でヘアスタイルにも大きな変化の波がきています。最新のトレンドの一つが、「レイヤー」を取り入れたスタイルです。

 長らく「レイヤーを入れないスタイル」が主流でしたが、それらがマンネリ化してきた反動もあってか、「レイヤー入れることで、毛束が動いて見えるスタイル」が再び魅力的なものとして受け入れられるようになってきているのです。

 一方で、レイヤーに対して「毛先がスカスカになる」「髪が膨らむ」とネガティブなイメージがあるのも事実。今回は、どうすればこのトレンドを素敵に取り入れられるか解説したいと思います。

そもそも「レイヤー」って、何?

「レイヤー」とは、髪の毛に「段差を作る」カット技法のことです。同じく段差を作る技法に「グラデーション」が挙げられますが、グラデーションに比べ、レイヤーは落差が大きいのが特徴です。

 レイヤーを施した髪は、毛束が毛先に行くにつれて薄くなります。すると毛先の束感が強まり、動きが出て見えるため、華やかな印象になります。

 また、上から被さる部分の毛を切ることになるので、毛量を減らすこともできます。


レイヤーとグラデーションの違い。グラデーションに比べ、レイヤーのほうが段差が大きい

レイヤーを入れると、膨らむ?

 レイヤーと聞くと「膨らむからやりたくない」という方が一定数いますが、これは「シャギースタイル」のイメージが強いからかもしれません。

 90年代後半~2000年代に一世を風靡したシャギースタイルは、毛先をスカスカに見せるのが特徴のスタイルでした。


1990年代後半~2000年代に流行した、レイヤーを多用するシャギースタイル。当時はこれが可愛かった

 この「毛先がスカスカ」を再現するためには、過度なレイヤーと、過度なセニング(すきバサミで切ること)が必要となります。そういった過度なレイヤーやセニングの結果、髪が重さを欠いて、“ウェーブがある髪質”や“多毛”な方ほど髪が膨らむ現象がかつては起きていました。

 更に、「毛先がスカスカ」だと髪が膨らむだけでなく、パサパサにもなりやすい。当時は、現在ほどヘアケアの概念も浸透しておらず、髪にダメージが残ったままヘアカラーを繰り返し、パサパサに悩む方も多くいました。

 それでも、「シャギースタイル」人気と共にレイヤーやセニングが全国で乱用されたため、髪が膨らんでしまい、大変な思いをした方も多かったはずです。そんな経験をしていれば、レイヤーに対して不信感を抱くのも仕方がないことです。

 翻って、現在流行っているテイストは、あの頃に比べるとライトなレイヤーです。レイヤーと謳いつつ、上段の毛先はレイヤーを入れることで動きを出していますが、下段の毛先はレイヤーを入れずに重めのまま、というスタイルが主流なのです。

 最近のトレンドとして特に目立つのが、顔回りだけにレイヤーを入れる「顔回りレイヤー」です。前髪と同様、顔回りの髪の毛は印象を大きく左右するので、顔回りの髪の毛にレイヤーでアクセントを加えることで印象を劇的に変えることができます。また、顔回りにレイヤーを入れると、短めの毛先が顔の輪郭や頬にかかり、小顔効果も狙いやすくなります。

 顔回りレイヤーを入れると、若い世代に人気の、顔回りにパッツンとカットされた存在感のある毛束がかかる「姫カット」に見えてしまうのではないかという懸念もあるかと思います。しかし、顔回りのレイヤーは毛束が細ければ束感が自然に見えるため、個性が強くなりすぎず、多くの方に取り入れやすいスタイルなのです。


最新のトレンドである「顔回りレイヤー」。下段はレイヤーを入れずに重めのまま残すので、挑戦がしやすい

こんな人には、「レイヤー」は難しい

 レイヤーのスタイルは特徴的であるが故、メリットとデメリットがはっきりしています。例えば、こんな悩みを持っている方々は、安易に取り入れると大変な思いをするかもしれません。

▼レイヤーは伸ばす時に支障が出る?

 顔回りにレイヤーを入れる場合、レイヤーを入れることで顔回りの髪が短くなるので、伸ばすのに時間がかかります。特に「次は重ためのヘアスタイルにしたい」と考えた場合、次のヘアスタイルに移行するまで時間がかかることを考慮しましょう。

▼パサパサが気になる方

 また、すでに毛先のパサパサが気になっている方がレイヤーを取り入れる際には、注意が必要です。なぜならレイヤーカット後の毛先は、良くも悪くも目立ちやすいからです。

 厚みがない毛先は、パサパサして見えやすいという特徴があります。これは、「実際のダメージ度合い」とは関係ありません。

 重なった髪の毛は「面」として光を反射しやすく、艶っぽく見えるため、毛先に厚みがあると傷んで見えにくいのです。ボブスタイルが艶っぽく見えるのはこのためです。

 逆に、レイヤーカット後の毛先は薄くなるので、艶っぽく見えにくいです。上手にスタイリングしないとパサパサした印象になりやすいので、慣れないうちは美容師さんにスタイリングのアドバイスをもらうようにしましょう。

膨らむ髪質に悩んでいる方

 膨らみやすい髪質に悩んでいる方も、取り入れるには工夫が必要になります。先述したシャギーのように、毛先をむやみに軽くすると髪が膨らみやすくなるからです。

 膨らむ原因は「髪にウェーブがある」「毛量が多い」といった髪質によるものです。近年はトリートメントやストレートパーマなど薬剤の進化が著しいので、これらを使うことで膨らみやすい髪質に対応することができるケースも多々あります。膨らみやすい髪質の方がレイヤーを取り入れる場合は、美容師さんと相談しながら、メニューを組み合わせてトライすることをオススメします。

▼顔に髪が触れるのが苦手な方

 特に顔回りレイヤーの場合、毛先が顔に触れるのが苦手な方や肌が敏感な方は、控えた方がいいかもしれません。

 顔回りレイヤーは、顔に毛先が向くことで雰囲気がアップします。簡単に可愛くなれる反面、「邪魔でしょうがない」というのが最大のデメリットです。

 これらの毛束を耳にかけてしまうと、せっかく顔回りにレイヤーを入れた意味がなくなってしまいます。我慢が必要になるので、毛先を顔に触れさせたくない方にはおすすめしません。


顔回りレイヤーは、顔に毛先が向くことで雰囲気がアップ。毛先を顔に触れさせたくない方にはおすすめしない

こうすれば、「レイヤー」がうまくいく

 さて、デメリットを考慮した上で、上手にレイヤーを取り入れるための3つのポイントをご紹介します。

①コテ、アイロンは毛先だけで

 レイヤースタイルは動きが出た方が可愛くなるため、コテやアイロンでスタイリングすると、劇的に変化します。「コテが必要」となると、急にハードルが上がったように感じてしまうかもしれませんが、実はとても簡単です。従来の「重めスタイル」に比べると、レイヤーカットの毛先はコテやアイロンで挟みやすく、熱も通りやすいため、クセも付けやすいのです。

 さらに、「重めスタイル」だと全体をコテやアイロンで挟むことが求められますが、レイヤーは毛先をワンカール巻くだけ。後頭部から生えた髪も、毛先だけなら巻くのに技術は不要で、火傷するリスクも減ります。


レイヤー部分は薄いので、コテやアイロンで挟みやすい。また、レイヤーの場合は毛先をワンカール巻くだけでOK

②「表面だけレイヤー」でも様変わり

 興味はあるけど、「顔回りレイヤー」が自分に合うか、まだ心配。そんな方には、頭のトップ部分に「表面だけのレイヤー」を入れるのがオススメです。

 トップ部分はスタイル全体に干渉しにくいので、全体のフォルムは変化させず、トップ部分に動きのあるニュアンスだけを加えることができます。また、こちらも毛先だけコテなどで巻けばいいので、スタイリングも簡単。

 例えば、全体がボブの見た目でも、トップにレイヤーを入れて動きを足すだけで印象は様変わりします。


レイヤーが合うか心配な方は、頭のトップ部分に「表面だけ」のレイヤーを入れるのがおすすめ。スタイル全体に干渉しない

③ヘアオイル・バームとストレートタッチで、艶感を担保

 前述の通り、レイヤーは毛先が軽くなることでパサつきが強く見えてしまうのが難点。レイヤースタイルに挑戦する場合は、必ずヘアオイルやバームを利用しましょう。

 パサパサしやすい毛先が艶っぽくキレイに見えるようになる上に、油分によって束感がしっかり出るようになり、華やかさが増します。

 そして、しっかりめにオイルを付けた後にクシを通すと、束感が強調されます。コレを利用すれば、ストレートタッチのスタイルでも毛先にレイヤーの効果が現れます。


オイルやバームを使えば、レイヤースタイルのデメリットである「毛先のパサつき」が解消できる

トレンドはちょっとずつで丁度いい

 最新トレンドはちょっとずつ取り入れる程度でも変化を感じられるので、それくらいでも丁度いいし、それくらいが丁度よかったりします。是非、お試しください。

文・イラスト=操作イトウ

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