岡本翔子の星占い 【射手座】3月の運勢 「渡った橋を燃やしてはいけない」

射手座

11月23日～12月21日生まれ

Don’t burn your bridges behind you.
「渡った橋を燃やしてはいけない」

　運気は「動」から「静」へ。仕事に関しても今は、攻めるよりも守る。新しいことに心を奪われて、日常業務が疎かになったりしないように気をつけて。運気が好転する春分を迎えるまでは、あまり派手な動きはしないことです。

　何事も“退路を断つ”潔さより、“敢えて逃げ道を作っておく慎重さ”が必要な時期。今月のメッセージは英語の慣用句で、ビジネスシーンなどでよく使われます。橋を渡った先に困難が待ち受けていたら、後戻りするのもありという意味です。

　職場の中であなたの味方を増やす努力もしてみましょう。この先、人生の岐路に立たされたときに、よき理解者がいると心強いからです。チームで仕事をしている人は、食事会などを開いて結束を固めてください。

　また3月は家や家族に関する問題が起こりやすい期間。面倒から逃れたいなどと思わず、家族と向き合うよい機会です。普段はなかなか口に出せないことを話し合ったり、日頃の感謝をちゃんと口にしたりすると心が通じるはず。

家や部屋を快適な空間に

　また家や自分の部屋をより快適にするための出費は惜しまずに。春らしいインテリアを取り入れたり、リラックスできる空間作りを心がけると、幸運を呼び込めそうです。

　春分の日を境に幸運期到来。休日は予定を立ててしっかり遊ぶこと。ピクニックやアウトドアクッキングなど、自然の中で楽しむレジャーが一押しです。また長年続けている趣味がある人は、人前で発表する機会を作ってみては。知り合いのお店を借りてイベントなどを行うのもおすすめです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の射手座を運行するのは3月2日（土）夜遅く～3月5日（火）早朝、3月30日（土）夜明け～3月31日（日）終日まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE