岡本翔子の星占い 【蠍座】3月の運勢 「成功というのは、楽しむってこと」

蠍座

10月24日～11月22日生まれ

I think that success is having fun.
「成功というのは、楽しむってこと」

　春の訪れと共に、久々の幸運期がやってきます。厚手の上着を脱ぎ捨てて、軽やかな気持ちで外に出れば、春の息吹がそこここに。あなたがあなたらしく過ごせる期間です。

　アイデアや企画力に恵まれるので、やりたいことがどんどん湧いてきますが、仕事や抱えている案件が多いのも事実。「この仕事が終わったら」「一段落ついたら」などと考えていると、一気にトーンダウンしてしまいます。

　今月は責任感や義務でやっていることより、心から「楽しい！」と思えることを優先することが、運気好転の鍵となります。そこで少々生真面目な蠍座に贈りたい言葉はコレ。

　シンガーソングライターで、グラミー賞17回受賞、1月には日本公演も大成功を収めたブルーノ・マーズの言葉。心から楽しむことが、成功につながると説いています。ならばあなたも思う存分、楽しんでみたい3月です。

　現在の仕事とやりたいことが一致している人は、その仕事で自己表現できる道を探してください。上司に企画を提案したり、ダメもとで希望の部署への配置換えなどをお願いしたりするのもあり。

自分のための時間をつくる

　漠然とでも他にやりたいことがある人は、何とか自分のための時間を捻出して、好きなことを優先的にやるようにしましょう。またレジャー運も最強です。遠出をして非日常空間に身を置くと、頭がスッキリして前向きになれます。

　唯一気になるのが火星の動きです。素直になれなくて物事をシニカルに捉えがちです。そんな“ひねくれの虫”が頭をもたげてきたら、美味しいものでも食べに行くのが一番。せっかくの幸運期をムダにしないように。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の蠍座を運行するのは3月1日（金）～3月2日（土）夜多く、3月27日（水）夕方～3月30日（土）夜明けまで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE