【新月】3月10日 魚座の新月の日に行うといいこと

　2024年3月10日（日）18:00に、月は新月となります。

　約29.5日かけて天の12星座をゆっくりと巡る月は、魚座に入座しています。

　この時期に、どんな風に過ごすのがよいか、西洋占星術研究家の岡本翔子先生がアドバイスしてくれます。

思いつきで終わらせず、行動を

　魚座の新月の日は、現実的なことよりも精神的な事柄に心が向かいます。

　この日はスピリチュアルな願望が芽生えます。

　魂のレベルで浄化されたい、心の奥深い部分で人とつながりたいという気持ちになり、傷ついた人やつらい経験をしている人に対する同情心も高まるでしょう。

　それらをただの思いつきで終わらせず、行動につなげるのがこの新月の有効な活かし方です。

　魚座の新月は、あなたにすばらしい想像力や包容力を授けるので、人の気持ちを理解する共感力を発揮できる日となります。

　ヒーラー（治療者）としての才能を磨くのにもよい日です。あなたを傷つけた人をも許し、怒りを抱えている人に寄り添い、そして癒していく力が授かる日です。

　この新月のそばには夢やヴィジョンを司る海王星が位置しています。すべての芸術に携わる人にインスピレーションをもたらすのも特徴です。

　この新月の作用は特に魚座のあなたに大きく、さらに蠍座、蟹座の人にとっても、人生のモチベーションを得る1日となるでしょう。

〈『ムーンカレンダー』（リボンシップ）より〉

岡本翔子 （おかもと しょうこ）

占星術家。ロンドンにある英国占星術協会で心理学をベースにした占星術を学ぶ。CREAでは創刊号から星占いを担当。月に関する著作・翻訳も多く、月の満ち欠けを記した手帳『MOONBOOK』は、17年続くロングセラーに。モロッコへの造詣が深く、砂漠で月や星を眺めるのがライフワーク。月と美容、ボディケア、料理などを絡めた記事も好評を博している。
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文＝岡本翔子