1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【秋田県 2024年版】春の絶景・風物詩10選新緑の「抱返り渓谷」は春こそ美しい

CREA WEB / 2024年4月21日 11時0分

 日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。

 今回は、秋田県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!


◆新緑の抱返り渓谷


新緑の抱返り渓谷。秋田県観光連盟

 東北の耶馬渓と称されている抱返り渓谷は、田沢湖と角館を流れる玉川中流に続く全長10キロの渓谷。

「抱返り」と呼ばれるようになったのは、抱きかかえるように返さなければ通れないほど狭い山道だったからと言われている。

 遊歩道が整備されていて約40分で散策できる。渓谷に着いてすぐ見えるつり橋「神の岩橋」や、回顧の滝などビュースポットが豊富なのも魅力的。青い渓流に覆いかぶさるように生える原生林が神秘的な光景は、一度訪ねてみたい。

新緑の抱返り渓谷(しんりょくのだきがえりけいこく)

所在地 秋田県仙北市田沢湖卒田
https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/05_dakigaeri.html

◆秋扇湖


秋扇湖。©T.Hasebeイメージマート

 国道341号線に沿って広がるダム湖。コバルトブルーの水面と新緑の木々が映える春のシーズンは、特にフォトジェニック。玉川温泉水が流れ込んだ影響で水面が青く見える神秘的な光景は、息を吞む美しさ。

 ダム湖に浮かんでいるように見える「水没林」を鑑賞できるのは、春だけ。山から雪解け水が流れてダムの水位が上がる時期限定の風景で、5月から6月中旬頃にかけて鑑賞できる。

 特に中間地点にあるダム公園から眺めるのがおすすめ。ダムが放流されると、水位が下がり、湿原のような景色を楽しめる。

秋扇湖(しゅうせんこ)

所在地 仙北市田沢湖田沢字鎧畑
https://akita-fun.jp/spots/440

◆刺巻湿原ミズバショウ群生地


刺巻湿原ミズバショウ群生地。秋田県観光連盟

 広いハンノキ林に囲まれている刺巻湿原。3ヘクタールの湿地帯に6万株ものミズバショウが群生し、雪解けとともに一面に白い花を咲かせ、この地に春を告げる。

 白く、凛とした表情のミズバショウが湿原を埋め尽くす風景は圧巻。整備された木道から鑑賞でき、ミズバショウと同時にザゼンソウの花も見つけることができる。

 4月は「刺巻水ばしょう祭り」が開催され、JR田沢湖駅から刺巻湿原へバスが運行され、アクセスしやすい。郷土料理や特産品の販売などが催される。

刺巻湿原ミズバショウ群生地(さしまきしつげん ミズバショウぐんじょうち)

所在地 秋田県仙北市田沢湖刺巻
https://akita-fun.jp/spots/74

◆大曲の花火 春の章


大曲の花火 春の章。秋田県観光連盟

 100年以上の歴史を誇る大曲の花火。新作花火コレクション2024と、日本の花火、世界の花火を目玉にした花火大会で、オープニング花火、競技花火、新作花火やインターバル花火など約8,000発が打ち上げられる。

 フィナーレを飾るのはアメリカのロッツィ社による世界の花火。世界の花火と日本の花火のコラボレーション花火が大曲の夜空を豪華絢爛に彩る。

 当日は露店もあり賑やかな雰囲気。大曲の春の風物詩として、毎年多くの見物客が押し寄せる。

開催日:2024年4月27日(土)

大曲の花火 春の章(おおまがりのはなび はるのしょう)

所在地 秋田県大仙市大曲雄物川河畔
https://www.oomagari-hanabi.com/spring2024/index.html

◆かたくり群生の郷


かたくり群生の郷。

 かたくり群生の郷は、秋田内陸線八津駅から徒歩5分の場所にある、20ヘクタールもの広大なかたくりの群生地。

 春になると、西木町の特産・西明寺栗の栗園では、かたくりが園内を埋め尽くすようにたくさんの花を咲かせ、国内最大級のかたくりの群生地として知られている。

 4月中旬から5月上旬にかけて薄紫の可憐な花が咲き乱れ、一面に紫色のじゅうたんを敷いたような景色が広がる。

 中には大変珍しい純白のかたくりがひっそりと咲いているので、ぜひ探してみて。

かたくり群生の郷(かたくりぐんせいのさと)

所在地 秋田県仙北市西木町小山田字八津・鎌足
https://katakurikan.jimdo.com/

◆八幡平ドラゴンアイ


八幡平ドラゴンアイ。写真提供:秋田県観光連盟

 八幡平山頂付近にある鏡沼(かがみぬま)に現れる新しい観光スポット。

 5月下旬から6月上旬に、雪解け水が大量に沼に流れ込み、浮力で中央部分が盛り上がり、さらに中心部から雪が解け始めることで龍の目が形成される。

 まだ雪が残る登山道を歩いた先にある、神秘的な光景に感動すること請け合い。沼、空、天候などさまざまな自然条件が一致したときにのみお目にかかれる奇跡の光景に、思わず息をのむ。

八幡平ドラゴンアイ(はちまんたいドラゴンアイ)

所在地 秋田県仙北市八幡平山頂付近
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/40618

◆鵜ノ崎海岸の小豆岩


男鹿半島にある、秋田のウユニ塩湖と言われる鵜ノ崎海岸。写真提供:秋田県観光連盟

 男鹿半島にある、秋田のウユニ塩湖と言われる鵜ノ崎海岸。海岸には、小豆岩(あずきいわ)といわれる球体の岩石が点在しており、春先の干潮時のみ全体の姿が現れる。

 天気が良い凪の日には空が海面にはっきり映って、フォトジェニックな景色に。

 周辺には観光スポットとしてゴジラ岩などの奇岩もあるので、あわせて自然の不思議な光景を堪能できる。

 全国でも珍しい遠浅な海岸で、磯遊びや貝拾いなども楽しめる。

鵜ノ崎海岸の小豆岩(うのさきかいがんのあずきいわ)

所在地 秋田県男鹿市船川港台島鵜ノ崎
https://oganavi.com/spot/57

◆芋川の桜づつみ


芋川の桜づつみ。写真提供:秋田県観光連盟

 芋川の桜づつみは、由利本荘市の景勝地。大内・本荘地域の芋川堤防9.9キロメートルに渡り、ソメイヨシノを中心に、大山桜、関山の3種2,001本の桜が植えられている。

 晴れた日には、雪が残る鳥海山の遠景と、桜並木のコラボレーションを楽しむことができますよ。

 長く続く桜並木を眺めながら、ベストフォトスポットを探したり、ウォーキングしたり、のんびり過ごすのもおすすめ。

芋川の桜づつみ(いもかわのさくらづつみ)

所在地 秋田県由利本荘市川口字下菖蒲崎~仲舘字北福田地内芋川沿線

◆五城目の森山


五城目町のシンボルとして親しまれている標高325メートルの森山。写真提供:秋田県観光連盟

 森山は、五城目町のシンボルとして親しまれている。標高325メートルある森山の頂上から見下ろすと、西側は干拓されて誕生した大潟村の農地が広がり、春先の田植え時期には水を張った田んぼが、干拓される前の湖のように見える。

 夕暮れ時には眼下に広がる田園が水鏡となり、刻々と変化する色彩のグラデーションを映し出す様子は圧巻。

五城目の森山(ごじょうめのもりやま)

所在地 秋田県南秋田郡五城目町字兎品沢地内

◆十ノ瀬 藤の郷


十ノ瀬 藤の郷。写真提供:いしころ合同会社

 秋田県大館市茂屋の田園地帯に突如現れる、知る人ぞ知る花の名所、十ノ瀬藤の郷。

 春には紫や白、ピンクの花が咲き誇り、辺り一帯が甘い香りに包まれて、まるで桃源郷の趣。鳥のさえずりを聞きながら散策すると、心が癒やされる。

 田植えの繁忙期と開花の時期が重なるため、周辺道路での路上駐車は禁止となっております。来園の際はWebサイトをご確認ください。

十ノ瀬 藤の郷(とのせ ふじのさと)

所在地 秋田県大館市山田字茂屋
https://tonose-fujinosato.com/

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=桐生奈奈子

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください