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パティシエが集結するスイーツの祭典「マ・パティスリー2024」が伊勢丹新宿店でついに初開催!

CREA WEB / 2024年5月29日 7時0分


スイーツの祭典「マ・パティスリー2024」が開幕。話題のパティシエたちが勢ぞろい。

 2002年からスタートした「マ・パティスリー」(通称:マパティ)は伊勢丹新宿店のデパ地下の一角に、そのときどきに注目のパティシエの逸品が期間限定で1~2店登場し、長年スイーツラバーを魅了し続けてきました。初の試みとなるスイーツの祭典「マ・パティスリー2024」では、話題の33ブランドのパティシエたちが6階催事場に集結し、イートインも充実! 伊勢丹新宿店本館6階で2024年5月29日(水)~6月3日(月)の期間限定で、初開催されます。


「マ・パティスリー2024」伊勢丹新宿店6階 催し物場内のMAP。

「マ・パティスリー2024」に出展するリストをみると、魅力的なお店が勢ぞろい! なんという贅沢。全制覇して大人買いしたくなる名店ぞろいです。まずは事前に会場のどこに、どのお店があるかMAPでチェックしましょう。

 注目は、会場に特設した「ライブカウンター」や「かき氷BAR」で、シェフたちが目の前で仕上げ臨場感を楽しめる一皿。また「フードホール」で味わいたい、ひんやりスイーツも見逃せません。

「ライブカウンター」で味わう、今だけ、ここだけの初共演

  会場の一番奥にある「ライブカウンター」では4人の敏腕シェフが2組になり夢のコラボレーションが実現!ここでしか味わえない一皿と出合えます。アートのように美しいコラボデザートをご紹介しましょう。

※「ライブカウンター」で個数限定のデセールを召し上がる場合は、会場にてAirWait(順番待ち管理システム)で対応予定。

<Seiste(セイスト)>×<akabame.lab(アカバメ.ラボ)>


左:サヴァランティラミス+右:ディベールショコラ 各日30点限り 6,600円(1人前2皿) ※5月31日(金)~6月2日(日)までの提供。

 帝国ホテル東京で、瀧島誠士さん、赤羽目健悟さんのお二人は1年差の先輩後輩として、働いた時期が重なっていたそうです。”帝国ホテル東京“でのキャリアをもつ二人のシェフが夢のコラボレーション!

「サヴァランティラミス」瀧島誠士さん作

 コーヒーシロップを染み込ませたサバランに、ザクザクと軽快な食感のヘーゼルナッツのクランブルが食感のアクセント。なめらかなクレームマスカルポーネが口当たりまろやか。冷たいキャラメルのアイスをトップに添え、淹れたてのエスプレッソに、チョコレートで深みをプラスしたシロップを注ぎ入れることで、豊かな薫りが広がります。

「ディベールショコラ」赤羽目健悟さん作

 深い香りとコクのあるベトナム製チョコレートでつくる、ショコラキュイやチョコレートのクリーム。コクのある発酵バターミルクのアイスと、プリっとした食感のアメリカンチェリー。発酵クリームを使用したキャラメルソースや、薄く繊細なチュイルダンテルとチョコレートのラングドゥシャなどで構成されています。幾重にも食感と香りが重なる、技が光るアシェットデセールです。


<Seiste(セイスト)>瀧島誠士さん(右)と<akabame.lab(アカバメ.ラボ)>赤羽目健吾さん。

 瀧島さんは帝国ホテルにてキャリアをスタート。ミラノで開催されたパティシエの世界大会でチームキャプテン・ショコラ担当として参加し総合優勝をおさめるなど、国内外のコンクールで多数受賞する敏腕シェフです。チョコレートブランド<Seiste(セイスト)>は、実店舗はもたず、オンラインショップや催事限定でスイーツやショコラを販売し話題です。

 村上開新堂や帝国ホテルにてキャリアを積み重ねてきた赤羽目さんは、世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2021」に出場し日本代表メンバーとして活躍。2024年ワールドアイスアートチャンピオンシップ イタリア 準優勝という経歴の持ち主。帝国ホテル東京を卒業されたばかりで、今後の活躍に目が離せないシェフです。

<EMMÉ(エンメ)>×<Lyrique(リリック)>


左:ショコラトロピック+右:グレープフルーツロゼとクラフトジンのデザート 各日30点限り 4,400円(1人前2皿)※アルコールを使用。※5月31日(金)~6月2日(日)までの提供。

 フランスで修業時代をともにした2人のシェフが創る、美麗なデセール2種をご紹介します。延命寺美也さんと、近藤祐香理さんはフランス 辻調理師専門学校「シャトー・ド・クレール校」の同期。帰国後も情報交換し、切磋琢磨してお互い頑張ってきたそうです。

「ショコラトロピック」延命寺美也さん作

 バヌアツ諸島の小規模カカオ生産者のショコラを使用したアツアツのスフレショコラが主役の一皿。とろけるような食感の国産マンゴーやパッションフルーツに、パプリカとパイナップルのポタージュを合わせたトロピカルな一皿。小菓子付き。

「グレープフルーツロゼとクラフトジンのデザート」近藤祐香理さん作

「ある日飲んだジントニックが美味しく、このジンがデザートになったら」と近藤祐香理さんが想像して作った一皿。国産グレープフルーツロゼと、ボタニカルな香りが広がる愛知のクラフトジンの清々しい香りを重ねたデザート。小菓子付き。


<EMMÉ(エンメ)>延命寺美也さん。

 延命寺美也さんは、ソムリエのご主人と共に東京・青山にて、ワインバー<EMMÉ>を経営。お酒にも合う、繊細な味わいのデセールやパフェが秀逸です。ミシュラン一ツ星に輝く<ラチュレ>でオープンからシェフパティシエを務めた経験をもち、「ゴ・エ・ミヨ 2023」ベスト・パティシエ賞を受賞した注目のパティシエール。


<Lyrique(リリック)>近藤祐香理さん。

 名古屋、那古野の地でアシェットデセール専門店<Lyrique>を営む近藤祐香理さん。2007年フランスで菓子を学び帰国後、表参道のアランデュカスグループ<ブノワ>で修業し、2014年再び渡仏しパリの名店<ラペルーズ>で研磨。「旬のフルーツの力強さ、短く儚いお菓子の魅力を表現したい」という気持ちが込められたデセールが味わえます。

「かき氷BAR」が登場。「フードホール」でひんやりスイーツを!

 石川県金沢市<パティスリー ローブ 花鏡庵>の平瀬祥子さんが腕を振るう「かき氷BAR」が、「マ・パティスリー2024」の会期中にオープンします!

 また会場内には「フードホール」も開設し、購入したスイーツを、その場ですぐに味わうことができます。テイクアウトが難しい、ひんやりスイーツを楽しむチャンスです。

<パティスリー ローブ 花鏡庵>の特設「かき氷BAR」


ブラン ネージュ 各日30点限り 2,420円(1人前)。

 ふんわり削った氷に、白い食材を組み合わせた純白のかき氷。雪をかき分けるように食べ進むと、ヨーグルトのソース、みずみずしいライチのエスプーマ、ココナッツソルベ、クレームダンジュ、アロエなどが次々に現れます。トップの薄氷のような飴細工は、パリンと割れ柚子の薫りがはじけます。ほかにも「メロン じゅんさい」「棒茶 大納言」など10種類のかき氷が登場します。

※「かき氷BAR」は会場にてAirWait(順番待ち管理システム)で対応予定。


<パティスリー ローブ 花鏡庵>平瀬翔子さん。

「フードホール」で味わいたい、ひんやりスイーツ4選

 会場で購入したシェフ渾身のスイーツを購入して、会場内の「フードホール」で楽しめます。熱気のある「マ・パティスリー」の会場で味わいたい、冷涼デザートや、ひんやりパフェなど注目4店をご紹介。フードホールは整理券、事前予約の予定はありませんが、個数限定のため早めに各店に並ぶことをおすすめします。

<dial(ダイアル)>


マンゴーとパッションのパルフェ 各日50点限り 2,200円(1人前)。

 プラントベースの「マンゴーとパッションのパルフェ」は、ライムとエルダーフラワーの爽やかなジュレ、豆乳とココナッツのアイスクリームにマンゴーとパッションフルーツの酸味が利いたさっぱりとしたパルフェです。トップを飾るサクサクとしたメレンゲも卵不使用です。


<dial(ダイアル)>清水多計雄さん。

 浅草・蔵前に2024年にオープンした<dial>のシェフパティシエ清水多計雄さん。アシェットデセールカフェでは、素材の良さが際立ち、プラントベースと意識しないほど完成されたスイーツを作り出します。パリの<Lapérouse>や、<パティスリートゥルモンド>でエグゼクティブシェフを務めるなど国内外で活躍してきた経験をいかした技ありスイーツが味わえます。

<DRESS MITA MASAKI LAB.(ドレス ミタマサキ ラボ)>


ニイガタ・ヴァンルージュ 各日50点限り 1,701円(1人前)。

「ニイガタ・ヴァンルージュ」は、新潟のワイナリー、「カーブドッチ」の赤ワインの風味を生かしたカップパフェ。赤ワインは、ふんわりとしたエスプーマや、薫りがじわり広がるサバラン、トロリとしたジュレで表現しています。バニラアイスやサクサクのアーモンドクッキーを添えて。+220円で「新潟養蜂」のハチミツを添えることもできます。


<DRESS MITA MASAKI LAB.(ドレス ミタマサキ ラボ)〉三田正樹さん。

 三田正樹さんは、帝国ホテルで10年間修業を積み、製菓学校講師や実家の「新潟養蜂」を経て2021年9月に自店をオープン。2023年には洋菓子の世界大会FIGPCの日本代表として活躍しました。「父がつくるハチミツを、焼き菓子やケーキにして伝えていきたい」という、家族の想いをつなぐスイーツが人気です。

<Kazu Bake(カズベイク)>


さくらんぼと桃 スパイスのパフェ 各日30点限り 3,300円(1人前)。

 さくらんぼと桃を中心に「桃とフランボワーズとカルダモンのグラニテ」や「パッションフルーツとディルでマリネしたアメーラトマト」、「ブロッコリーのムース」、「生姜と黒胡椒のクランブル」など、様々な食材を使用し、スパイスの香りが重なる“攻めるパフェ”が登場。

 他にはないパフェで味覚の発見を楽しんで。


<Kazu Bake(カズベイク)>妹尾和矢さん。

<MAISON GIVRÉE メゾンジブレー>


トロピカルサンデー 1,485円(1個)。

 とろけるような宮崎県産完熟マンゴーと、みずみずしい西表島産のピーチパインが主役のトロピカルなサンデー。ココナッツとマンゴー&セトカのミックスソフトクリームに、マンゴー&パッションフルーツソースをかけ、サクサクのココナッツのシュトロイゼルを添えて食感をプラス。厳選した国産フルーツを贅沢に使用した逸品です。


<メゾンジブレー>江森宏之さん。

 神奈川県・中央林間にあるアントルメグラッセやジェラートも揃うパティスリー。江森宏之さんは、全国の農園に赴き、そこから届く旬のフルーツの香りを生かしたジェラートやスイーツが秀逸。2015年ミラノ万博のアイスクリームとチョコレートのワールドカップにて日本代表のチームキャプテンとして出場し、優勝に導いた経験も。

<マ・パティスリー 2024 開催概要>

所在地 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
電話番号 03-3352-1111(代表)
https://www.mistore.jp/shopping/event/shinjuku_e/mp_10

一般会期
2024年5月29日(水)~6月3日(月)
各日午前10時~午後8時[最終日午後6時終了]
イートイン営業時間:午前10時30分~
イートインラストオーダー:各日終了30分前

※5月29日(水)~6月3日(月)の開店前は、午前9時30分までに「伊勢丹新宿店 本館地下1階 新宿三丁目駅側玄関Gate J」へ。混雑時は入場整理券を1人につき1枚配布する場合や、開店後の混雑時は本館6階 催物場にて入場整理券を配布する場合もあります。
※午後や夕方などの混雑状況によっては通常通り入場可能な場合もあります。

文=下井美奈子
写真=佐藤 亘

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