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マスカラ“なんとなく”塗っていない? シャネル メイクアップアーティスト 直伝!「仕上がりに差がつく塗り方」

CREA WEB / 2024年6月11日 11時0分


ポイントを押さえてマスカラを塗ると、目ヂカラがぐっとアップ!

 きれいにセパレートされた長いまつ毛の“ドーリーアイ”は、どんな年齢の女性の目元も魅力的に見せてくれます。その印象を作り出す大事な役割を果たすのが、マスカラ。でも“なんとなく”“テキトーに”塗っていませんか?

 ちょっとしたポイントを押さえるだけで、仕上がりが激変し、目ヂカラがアップするかも!

 そこで、アイラインに続き、シャネル メイクアップアーティストの竹下真波さんに、今こそ知りたい「マスカラメイクの基本」を教えていただきました。


マスカラの基本的な塗り方


メイク前画像。

◆上まつ毛
【Step1】ビューラーでまつ毛をしっかり上げる

 ビューラーでまつ毛をアップ。片手に手鏡を持ち、目元が見えるように調整する。少し下を向いてまつ毛の生え際を挟み、毛先に向かって細かく動かしてカールさせて。


少しずつビューラーを上向きに動かしてきれいなカールをつくる。

【Step2】マスカラを目尻から塗り始める

 手鏡を少し下げ、まつ毛の生え際がきちんと見えるようにしてから、ブラシを目尻側に当て、小刻みに左右に揺らしてから毛先に向かってすっと抜くように塗布する。


まつ毛の根元にきちんと当ててから塗るのがポイント。

【Step3】目頭が塗りにくいときは向きをひと工夫

 塗る順番は目尻→目頭で。目尻と目頭を塗った後、真ん中にボリュームが欲しければ、さらに真ん中にもプラスする。マスカラを持っている側と反対の目頭が塗りにくい場合は、ブラシを縦に持ち替えるのがポイント。


ブラシを縦に持ち、目頭側の短めなまつ毛の1本1本にも丁寧に塗る。

【上まつ毛完成!】


完成!

◆下まつ毛
【Step4】マスカラの余分な液をオフする

 下まつ毛は、上に比べて短くてまばらに生えている場合が多いので、液が多すぎると皮膚についたりダマになったりと失敗しがち。液を適量に調整してからスタート。


ボトルのふちにブラシの側面を軽くこすりつけて、量を調整して。

【Step5】マスカラを縦に持ち、左右に動かす

 マスカラブラシを縦に持ち、左右にぱらぱらと動かして、ブラシの先端で液を塗布する。ここではつけ過ぎに注意。


あまり力を入れずに軽くブラシを持つのがコツ。

【Step6】縦にコーミングして完成

 Step5と同様にブラシを縦に持ち、下まつ毛の根元から毛先に向かって下げるように動かしてコーミングを。Step5で束になったところなどは縦に梳かすことでセパレートした仕上がりに。


1本1本丁寧に塗布すれば、見違えるような美しい印象に。

【まつ毛完成!】


完成!

今さら人に聞けない…マスカラメイクQ&A

 シャネル メイクアップアーティストの竹下真波さんが、マスカラメイクにまつわる疑問にお答え。自己流の塗り方から卒業して!

Q:下まつ毛に塗ると、下まぶたについてしまいます。リカバリー法が知りたいです

A:綿棒&ベースメイクアイテムでリセットしましょう

「涙袋がふっくらしている人はどうしても肌につきやすくなります。マスカラが肌についてしまったら、綿棒を指でつぶして平たくしたものにリキッドファンデーションかコンシーラーを含ませ、ついたところをぬぐうようにしましょう」(竹下さん)


綿棒に含ませるベースメイクは少量でOK。ぬぐうのはピンポイントで。

「また、ベースメイク時にできることもあります。ファンデーションを塗った後、指か、何もついていないスポンジで、まぶたのキワを軽く押さえ、ベースメイクをフィットさせましょう。その後、フェイスパウダーを少量つければ、サラサラになり、マスカラが肌につきにくくなります。スキンケア時に油分が多すぎるクリームを使うのも、肌につきやすくなる原因になります」(竹下さん)


指でフィットさせた後、フェイスパウダーを少量つける。つけすぎると乾燥してしまうので、ごく少量で。

Q:下まつ毛にもマスカラをしたいですが、毛があまりないのでつけにくいです。どうしたらいいでしょうか?

A:いっそのことマスカラはつけず、他のメイクアイテムで楽しみましょう

「2、3本しか生えていないなど下まつげが少量の場合は、そこにマスカラをつけてもアンバランスに。下まぶたにカラーのアイラインを入れたり、パール入りのアイシャドウをのせてふっくらとした涙袋をつくったりすれば、ぱっちりとした印象の目になりますよ」(竹下さん)

マスカラメイクに使用したアイテム


イニミタブル ウォータープルーフ 10 5,830円。©CHANEL

 ボリューム、ロング、カール、セパレートというまつ毛の理想を叶える機能をすべて搭載。弾力のあるブラシで、短いまつ毛もしっかりとすくい上げる。オイルの中に水の粒子を分散させた処方が高い耐水性を実現した、皮脂や涙にもくずれにくいウォータープルーフ。

メイクに使用したその他のアイテム(すべてシャネル)

・スティロ スルスィル ウォータープルーフ 808、814 各5,830円
・レ キャトル オンブル 308 8,800円
・ジュ コントゥラスト 69 7,920円
・シャネル ルージュ ココ ボーム 914 5,390円


竹下真波さん(左)、廣松叶子さん(右)。

●教えてくれたのは……
竹下真波さん(写真左)

日本に3人しかいないシャネル メイクアップアーティスト。トレンドを取り入れながら女性の魅力を引き出すメイクアップを得意とする。社内のメイクスキル指導や、お客様へのメイクアップサービスを中心に活動している。

大森幸枝さん

ヘア担当。f-me(ホーム)所属。ヘアサロンに勤務後、メイクアップアーティストのKUBOKI氏に師事、その後独立。モデルから放たれる雰囲気を生かしたヘアスタイリングを心がけている。
Instagram @sachie_ohmori

廣松叶子さん(写真右)

CREAアンバサダー。
https://crea.bunshun.jp/list/crea-ambassador/members-02

【取材協力】
シャネル


https://www.chanel.com/jp/

増本紀子(ますもと のりこ)

美容エディター&ライター。alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。雑誌やメーカーのリーフレットなどで、スキンケアからインナービューティまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。雑誌CREAでも多数の記事を執筆している。

文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史

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