1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【シドニー散策】アートとファッションで溢れる美意識の街・パディントンへ

CREA WEB / 2024年6月6日 9時0分

旅気分をそそる空間でとっておき探し

◆Lucy Folk(ルーシー・フォーク)


優雅な店内。

 古いテラスハウスを改装した店内に入ると、そこに広がるのは南欧のリゾートのようなエレガントな空間。

 弾んだ気分でお買い物を楽しめる「Lucy Folk」は、旅行・アート・デザイン・ウェルビーイングにインスパイアされたノマディック・ライフスタイル・ブランド。


パリの人気シューズブランド「NOMASEI」とのコラボミュール $370、刺繡帽子 $350、ポーチ $150。

 創業者ルーシーさんのハンドメイドジュエリーが評判となり、現在はその世界観を表現したファッションアイテムも充実。


リング各種。右からソルトシャリオット $1,400、スカルパ $1,600、ノーザンライツ $1,600(すべて9ctYG)。

 独自の感性から生み出される作品は、ビヨンセやソランジュも賞賛するなど、世界的にも高い評価を得ている。

Lucy Folk(ルーシー・フォーク)

所在地 31 William Street, Paddington
電話番号 0475 140 755
営業時間 10:00~17:00(木曜~ 18:00、日曜 11:00~)
定休日 無休
https://lucyfolk.com/

リラックスとスタイリッシュが共存するブランド

◆Bassike(ベイシック)


ショーウィンドーには、デニムをはじめ、ブランドを代表するアイテムの数々が並ぶ。

「Bassike」は、2006年にデボラ・サムスさんとメアリー・ルー・ライアンさんが立ち上げたシドニー生まれのブランド。


シルエットが美しいオーガニックコットン100%のパラシュートシャツ $395。

 オーガニックコットンを使ったシャツやデニムのコレクションは、リラックスした着心地のよさがありながらスタイリッシュなデザイン。また、子供服のコーナーもあり、こちらは洋服の生産工程で余った布地を有効活用しようと生まれたものだ。


キッズ服のコレクションbassike mini。Tシャツ $60~。

 ちなみに5月初旬からは冬の新作が登場。注目はデニムの最新コレクションで、ブランドの世界観がさらにアップデートされるとのこと。

Bassike(ベイシック)

所在地 26 Glenmore Road, Paddington
電話番号 02 8457 6882
営業時間 10:00~17:30(日曜 11:00~17:00)
定休日 無休
https://www.bassike.com/

人気セレクションで注目のオリジナルコレクション

◆Incu(インキュ)


店舗はオックスフォード・ストリートに。

 スタイルにこだわるシドニーっ子たちの間で絶大に支持されるセレクトショップといえば「Incu」。

 メルボルン、ゴールド・コーストのほか、シドニーには4店舗を展開しており、パディントン店にはセンスの光るキュレーションで集められたレディースアイテムが美しく並ぶ。


花柄プリントが鮮やか、ジャージー素材で着心地もいいIncu Collectionのドレス $290。

 なかでも注目は、2018年にショップの名を冠してデビューした、オリジナルのプレタポルテコレクション。ヴィンテージとコンテンポラリーが絶妙に融合したデザインのドレスなど、ブランド独自の美意識が凝縮しているのが魅力的。


サステナブルなブラジルのシューズブランド「VEJA」のスニーカーも。

Incu(インキュ)

所在地 258 Oxford Street, Paddington
電話番号 02 9357 4048
営業時間 10:00~18:00(木曜 ~19:00、日曜 11:00~17:00)
定休日 無休
https://www.incu.com/

美味と美酒で盛り上がるなら、断然ここ!

◆10 William St(テン・ウィリアム・ストリート)


七輪で炭火焼きしたサバの開きタプナードとキュウリ $39、プーリア州のおふくろの味Pasta & Patate $38。

 カジュアルからガストロノミーまで、様々なレストランが集まるパディントンで今、圧倒的な人気を誇るのが「10 William St」。

 店主はイタリアにルーツをもつジョバンニ・パラディソさん。その陽気な人柄が反映されて、店内は平日も休日もいつでも大賑わい。


店主のジョバンニさん。以前は東京にもレストランを出しており、近日中に再出店の計画も。

大盛況の店内。

 地元セレブもカウンターでふらりと一杯立ち寄る、この界隈のちょっとした名物スポットになっている。メニューは、新鮮・上質なオージー素材を駆使したイタリアン・フュージョン。素材の旨みを生かすことに長けたプーリア州出身のシェフは料理センスも素晴らしく、一度訪れれば心もお腹も満たされる味わいですっかり虜に。


ずらりと並ぶワインボトル。

 そしてなにより、おすすめナチュラルワインのライナップが充実していて、ついつい飲みすぎ注意のお店でもある。オンラインで席の予約ができるのも嬉しいポイントだ。

10 William St(テン・ウィリアム・ストリート)

所在地 10 William Street, Paddington
電話番号 02 9360 3310
営業時間 17:00~深夜(金・土 12:00~)
定休日 日曜
http://10williamst.com.au/

気軽に手にしたい若手アーティストのプリント作品

◆Minus Art(マイナス・アート)


現在10数人のアーティストの作品を取り扱い。小さな作品で$25~。

 世界有数のギャラリー激戦区といわれるパディントン。

 そのなかで気軽にアートを購入できるのが2年前にオープンしたこちら。


自らの写真作品の前で店主のハルクさんとヘレンさん。

「若いアーティストにスポットをあてつつ、お客さんにはリーズナブルに作品を手にしてほしい」との店主の思いが詰まったスペースだ。

Minus Art(マイナス・アート)

所在地 430 Oxford Street, Paddington
営業時間 10:00~17:00(土曜 9:30~、日曜 10:45~)
定休日 無休
https://minusart.co/

小さくてくつろげるコーヒーショップでひと休み

◆The Hood(ジ・フッド)


アイスカフェラテ $7、ポルトガルタルト $5.5ほか。

 散策中に気になるお店が見つかるのがパディントンの楽しいところ。

 ウィリアム・ストリートの「The Hood」は2022年にオープンした、地元に愛される小さなコーヒーショップ。

 店主ジェイ・パークさんとタジマ・ユースケさんのこだわりが詰まったコーヒーとカフェメニューが美味。


テイクアウトのほか、店奥ではイートインもOK。

The Hood(ジ・フッド)

所在地 21 William Street, Paddington
営業時間 6:30~16:00(日曜 7:00~15:00)
定休日 無休
Instagram @thehoodpaddo

スタイルのある美しいインテリアショップ

◆Jardan(ジャルダン)


店内のそこかしこで憧れのライフスタイルを体感。

 もともとは家具の布張り工房としてスタートした「Jardan」。


シドニーのショップは3フロアで構成。優美な曲線を描く階段の上には、こんな青空。

 25年ほど前から、その卓越した技術を生かした家具のデザインも手がけるようになり、上質感溢れるスタイルで人々を魅了。現在ではオーストラリア主要都市のほか、海外にも支店をもつまでになっている。


地階にはリネン類が。

 店内に入ると、このブランドならではの世界観が広がり、美しくセットアップされた空間を眺めるだけでも幸せな気分に。また、独自にキュレーションしたライフスタイル雑貨も取り扱っているのが嬉しい。


左:メルボルンの工房で作られたオリジナルアロマキャンドル $85。
右:オーストラリア南東部スノーウィー・マウンテンズの陶房とコラボで誕生したハンドメイドの食器シリーズ Bailey。プレート $50~。

Jardan(ジャルダン)

所在地 42 Oxford Street, Paddington
電話番号 02 9663 4500
営業時間 9:00~17:30(土・日曜 10:00~17:00)
定休日 無休
https://www.jardan.com.au/

幸せの肌触りに感激するファブリック専門店

◆In Bed(イン・ベッド)


毎日使うものだからこそ良質にこだわりたい……。100%リネンナプキンセット $65、テーブルクロス $130。

「In Bed」は、国際認証された100%オーガニック素材を中心に使ったファブリックの専門店。


すべての商品に高いトレーサビリティを担保。至福の着心地、オーガニックコットン・バスローブ 各$200。

「お手軽な量販インテリアとも、華美な高級ブランドとも違う、美しく繊細で、そして丁寧に作られた長持ちするものをお届けしたい」と語るのは創業者のピップ・ヴァセットさん。


ピローケース、シーツ、パジャマなど多彩なアイテムが店内に。

 その上質かつタイムレスなデザインが支持されて、当初オンラインのみだったブランドは、現在シドニーとメルボルンに実店舗をもつまでに。

 サステナブルでエシカルな製品は、触れるだけで幸せな気分になれる。


ロッキングチェアに掛かったアルパカとウールのブランケット(赤) $350。

In Bed(イン・ベッド)

所在地 72B Oxford Street, Paddington
電話番号 0430 550 684
営業時間 10:00~17:00
定休日 無休
https://inbedstore.com/

文=矢野詔次郎
写真=志水 隆
コーディネイト=トニー・フライ、東野ユリ(Spinnaker Films)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください