ヒグチユウコが描くクジラの心臓!? 国立科学博物館【大哺乳類展3】で 買い逃せないオリジナルグッズ10選
CREA WEB / 2024年6月5日 11時0分
現在、東京・上野の国立科学博物館で開催されている特別展「大哺乳類展3 わけてつなげて大行進」。
これまでも人気を博してきた大哺乳類展。私たち人間も含む「哺乳類」のことを深く、わかりやすく理解できると評判です。
今回のテーマは「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」。そう聞くと難しい話なのかと思いきや、会場では進化の様子や、分類の根拠、考え方などを、子どもたちにもわかりやすく、大人も「へ~!」と学べるよう楽しく展示しています。
はく製や骨格標本が並ぶ圧巻の大行進も!
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「大哺乳類展」は3回目を迎える人気の特別展。その秘密は、国立科学博物館ならではの圧倒的はく製や骨格などの標本数で、普通ではなかなか見ることができない動物のリアルな大きさや特徴を目にすることができます。
そして、展示にも趣向が凝らされ、直感的に理解できたり、実際に比較できるよう展示の方法もとにかく楽しめる! 子どもから大人までが胸躍る内容です。たとえば、上の写真の「哺乳類大行進」なら、天井には巨大なクジラたちが泳ぎ、さまざまな哺乳類のはく製が系統ごとに並び、さまざまな角度から観察。小さな仕掛けも多く、何度見ても、いつまででも見ていられる楽しい展示です(ぜひ現場で楽しんでください)。
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さて、CREA編集部的に注目したいのが、オフィシャルグッズです。すべての展示を見たあとにあるミュージアムショップが、とにかく可愛い……全部欲しくなる……! 生き物好きにはたまりません。
というわけで、今回の会期中にしか買えない大哺乳類グッズを、グッズ開発担当者に10点セレクトしてもらいました。愛情溢れるコメントもご一緒にどうぞ。
#1 二心房二心室ポーチ
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「大哺乳類展でも展示されている哺乳類が共通して持つ特徴である、二心房二心室の心臓を表現したポーチを制作しました。細かな刺繍とプリントで表現されたポーチは他ではなかなか購入できない一品です」(グッズ制作担当者、以下同)
#2 オリジナルぬいぐるみ(センザンコウ)
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「国立科学博物館監修のもとに作られた可愛いセンザンコウは哺乳類展のぬいぐるみの中でも一番人気のぬいぐるみです。絶妙な爪やうろこの刺繍、愛らしい瞳を会場でお楽しみください」
#03 合体哺乳類マスコット
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「哺乳類展ではビックリマンのイラスト等を手掛けるグリーンハウスにパンザンコウ、カバイルカというキャラクターを制作してもらいシールを作成しました。
このシールを作った際に、次はぬいぐるみも作ったら面白いかもしれない、と、同じ分類の哺乳類を合体させた「ジュゴンゾウ」「フクロモモンガルー」「ナマケジロ」の3体のぬいぐるみを制作しました。哺乳類展ならではの、おすすめのぬいぐるみです」
#04 コウベモグラの骨盤骨アクセサリー
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「主催者からのアイデアで誕生したコウベモグラ骨盤骨のアクセサリー。果たして売れるのか!? とても心配でしたが、発売してみたらとてもとても評判の良いアクセサリーです。大哺乳類展の監修者の川田先生にも監修頂いた大哺乳類展のオリジナル商品となります」
#5 ひっくり返すぬいぐるみ
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「今回の大哺乳類展3で紹介される『分類と系統-わけるとつなぐ』では、全く違うように見える哺乳類が同じ分類であることが、とても面白いと思いました。
そこで、ファスナーを開けてひっくり返すと違う動物になるというぬいぐるみを作りました。『キリン~イルカ』『ゾウ~ジュゴン』と、違うようで実は似ている。学んで楽しめて1個のぬいぐるみで倍楽しめる商品を作りたいと思い企画した商品です」
#06 百鬼夜行 てぬぐい
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「大哺乳類展3のサブタイトルが『わけてつなげて大行進(The Parade of Life)』だったので妖怪が夜行進する有名な絵巻『百鬼夜行絵巻』を参考に哺乳類が行進する姿を、恐竜画家CANさんがアートに。オリジナルの手ぬぐいです」
#07 にしむらゆうじコラボグッズ
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「大哺乳類展は未就学児や小さい子供がたくさん来場される展覧会なので、子どもたちが使っていて可愛い文具やアパレルを作りたいと考えていました。
そこで、『ごきげんパンダ』や『こねずみ』『ラブラビット』などを生み出しているにしむらゆうじさんに展覧会のオリジナルアートを依頼。大行進というテーマにふさわしい可愛いアートで制作されたTシャツやタオルは、にしむらゆうじさんらしい表情豊かな哺乳類たちが並びます」
#08 NAIJEL GRAPHコラボグッズ
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「大哺乳類展(国立科学博物館)には、子どもだけでなくお父さん・お母さん、科学好き、生物が好きな若い方も多く来場するので、子供向けの商品だけではなくて、若い方はもちろん、家族全員で使っていてもおしゃれで可愛いデザインの商品を作りたいと考えていました。
個人的に好きだったこともあるのですが、adidas originalsとのコラボや海外でも活躍しているアーティストのNAIJEL GRAPHにオリジナルアートを描いてもらい、Tシャツやキャップなどのアパレルだけでなくklean kanteenなど本格的なアウトドア商品や『猿田彦コーヒー』のオリジナルデザインのコーヒーも自信作です」
#09 ヒグチユウココラボグッズ
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「前回の『大哺乳類展2』でのコラボレーションに続き、今回もオリジナルアートが誕生しました!
制作にあたり、本展監修者の案内のもと、国立科学博物館の標本収蔵庫を見学。緻密なタッチで描かれた「博物画」を想起させるアートや、本展に実物大レプリカが展示されている『シロナガスクジラの心臓』が描かれたアートなど、思わず見とれてしまいます。
実在する哺乳類に混ざり、“不思議な仲間たち”も描かれているのがポイントです。人気商品はサクマドロップスで、赤いパッケージには陸の哺乳類、青いパッケージには海の哺乳類を配置しています」
#10 ばくばくラーメン
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「最後にご紹介するのがオリジナルのインスタントラーメンです。
『くじらーめん』『大哺乳類麺』など色々なネーミングを考えていたのですがバクの標本を見たときにマレーバクとアメリカバクと2匹のバクがいたので、バクバクラーメンを制作しました。子どもでも食べやすいまろやかなみそ味のラーメンはお土産にもおすすめですよ」
オリジナルグッズのほかにも、ミュージアムショップには哺乳類にまつわる書籍やセレクトグッズも並び、大充実。推しの動物のグッズは必ず手に入れたいし、展示で見た生き物知識を家に持ち帰ることができます。
展示とグッズ、どちらも大満足の展示は残りわずか! ぜひ足を運んでみてくださいね。
大哺乳類展3 わけてつなげて大行進
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開催場所 東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館(東京・上野公園)
開催期間 開催中~6月16日(日)
7月3日(水)~8月25日(日)は福岡会場にて開催。
開催時間 9:00~17:00(最終入館 16:30)、土曜は9:00~19:00(最終入館 18:30)
料金 一般 2,100円、小・中・高校生 600円
https://mammals3.exhibit.jp/
※グッズは完売している場合もあります。
文=CREA編集部
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