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【福岡県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 幻想的な美 ライトアップされた筑後川昇開橋の姿

CREA WEB / 2024年7月12日 11時0分

 この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。

 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。

「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。福岡の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!


◆筑後川昇開橋


筑後川昇開橋。第6回筑後川昇開橋写真コンテスト銀賞「昇開橋燃ゆ」Ⓒ柳木繁弘

「筑後川昇開橋」は筑後川に架かる昇降式可動橋で、福岡県大川市と佐賀県佐賀市を結ぶ全長約507メートルの遊歩道。

 現存する国内最古の昇開式可動橋であり、昇降技術の高さから国の重要文化財に指定。東海道新幹線0系電動客車などとともに、「機械遺産」にも選ばれている。

 元々は国鉄佐賀線の鉄道橋として架設されたもので、国鉄佐賀線が廃線になった後に遊歩道としてリニューアル。夏は川から涼しい風が感じられ、散歩コースにぴったりだ。

 また、美しい夕陽が眺められると評判で、夜にライトアップされた姿は幻想的。今では多くの人が訪れる人気観光スポットとなっている。

ライトアップ:日没~22:00
可動時間:9:00~16:30
休業日:毎週月曜日(祝日のときは翌日)、12月29日~1月3日
遊歩道の開放時間:3月~11月9:00~21:00、12月~2月9:00~17:00

筑後川昇開橋(ちくごがわしょうかいきょう)

所在地 福岡県大川市大字向島地先
http://www.shoukaikyou.com/

◆宗像大島・砲台跡のひまわり畑


宗像大島・砲台跡のひまわり畑。

 宗像市からフェリーで約25分、玄界灘に浮かぶ県内最大の離島「大島」。この島には大海原を望む「大島風車展望所」があり、ここから青く輝く大海原を一望できる。

 展望所周辺には広大なひまわり畑が広がっており、夏には約5万本のひまわりが咲き誇る。畑の面積は約3,000平方メートルもあり、ひまわりは島の人々によって大切に育てられたものだ。

 夏の爽快な青空のもとで、青海をバックに咲くひまわり、その中に立つ風車の景色は美しく、天候に恵まれれば49キロメートル先にある「沖ノ島」まで見渡すことができる。

見ごろの時期:7月下旬~8月上旬

宗像大島・砲台跡のひまわり畑(むなかたおおしま・ほうだいあとのひまわりばたけ)

所在地 福岡県宗像市大島
https://www.muna-tabi.jp/menu/island/index.html

◆紫川River SUP


紫川River SUP。

 北九州市のシンボルリバー「紫川」で、今話題になっているのが「紫川River SUP」。郊外でないとなかなかできないSUPだが、ここでは街中で体験できる。

 クルーズをしながら眺める紫川ならではの景観が魅力で、日本名城のひとつで街のシンボル「小倉城」や大型商業施設「リバーウォーク北九州」なども、地上から見るのとはまた違う眺めが楽しめるはずだ。

 また、紫川は海に近いため海水魚が生息しており、水の中を覗くとエイやフグ、アジといった魚を見ることができるかも。

 さらに、文豪・森鷗外にちなんだ「鷗外橋」(水鳥の橋)や、小倉城の石垣をイメージした「勝山橋」(石の橋)など、紫川に架かる自然をテーマにした10本の橋も川上から眺められる。

開催時期:4月~11月

紫川River SUP(むらさきがわリバーサップ)

所在地 福岡県北九州市小倉北区
北九州アーバンサップ協会:https://kcitysup.wixsite.com/website
ぐるリッチ北九州特集記事:https://www.gururich-kitaq.com/river-sup

◆現人神社の風鈴回廊


現人神社の風鈴回廊。

 仕事運や商売繁盛のご利益で知られる現人神社では、7月から9月中旬まで夏季限定で風鈴回廊が飾られる。色鮮やかな数百の風鈴が回廊に並び、境内がフォトジェニックな光景に。

 ブルーやビタミンカラーの風鈴回廊に加え、今年は18色で彩られたレインボー回廊も。風鈴の涼やかな音色に心が癒やさる。夕方17時~21時の間はライトアップされ幻想的。

 神社近くのカフェ「パティスリー・ラ・フェーヴ」では風鈴をイメージしたスイーツも登場。合わせて堪能したい。

現人神社の風鈴回廊(あらひとじんじゃのふうりんかいろう)

所在地 福岡県那珂川市仲3-6-20
https://www.instagram.com/arahitojinja/

◆朝倉の三連水車


朝倉の三連水車。

 広大な農地に囲まれてのんびりと回る姿が牧歌的な、朝倉の三連水車。例年6月17日から10月中旬までの農繁期に稼働し、迫力のある水車が水を汲み上げる涼やかな情景が楽しめる。

 水車は筑後川から引いた水を田に送るため、1789年に設置された。日本最古の実働する水車として有名で、国の史跡にも指定されている。

 昼間の景観にもうっとりするが、特におススメなのがライトアップされた夜の姿。幻想的なその光景は、真夏の風物詩として親しまれており、一見の価値あり!

 木材を使用した水車は地元の職人によって5年ごとに造り替えられるもので、その技術は時代を重ね、今も受け継がれている。

稼働期間:6月17日~10月中旬
ライトアップ開催日:2024年は未定(過去開催はお盆の時期)

朝倉の三連水車(あさくらのさんれんすいしゃ)

所在地 福岡県朝倉市菱野
https://amagiasakura.net/

◆つづら棚田


つづら棚田。©うきは観光みらいづくり公社

 日本の棚田百選の1つであるつづら棚田は、山あいの斜面を利用して約7ヘクタールの土地に造られた広大な棚田。

 精巧かつ丁寧に石が積まれた約300枚の棚田が階段状に広がり、周りを囲む山林の緑や青空と見事に調和した、匂い立つような美しい田園風景を描き出す。

 夏の太陽を浴びて、生き生きとした青い稲が風に揺れる姿は、まさに日本の原風景だ。

つづら棚田(つづらたなだ)

所在地 うきは市浮羽町新川
https://www.crossroadfukuoka.jp/jp/event/?mode=detail&id=4000000000773&isSpot=1

◆立石山


立石山。

 糸島半島の突端に位置する立石山は、標高210メートルの低山ながら、山頂付近からは素晴らしい景色が望める絶景スポット。

 登山口から山頂までは60分ほどで登れるので、ハイキング気分で気軽に登山を楽しめる。

 山頂からは、透明度の高い海と白い砂浜が美しい芥屋(けや)海岸、そして日本三大玄武岩洞の芥屋の大門(けやのおおと)など、心奪われるパノラマの景観が楽しめる。

 夏は輝くような太陽と抜けるような青空が海に映り、よりいっそう美しく見えるその光景は、登頂した人だけが見られる最高のご褒美!

立石山(たていしやま)

所在地 糸島市志摩芥屋
https://www.crossroadfukuoka.jp/jp/event/?mode=detail&id=400000009450&isSpot=1

◆平尾台 千仏鍾乳洞


平尾台 千仏鍾乳洞。©北九州市 時と風の博物館・yayori

 千仏鍾乳洞は、日本の代表的なカルスト台地「平尾台」の地下にあり、国の天然記念物に指定されたトンネル状の鍾乳洞。

 幾千万年の年月にわたりカルスト台地の雨水によってつくられたもので、洞内には鍾乳石や石筍、石柱などさまざまな名所が点在する。

 平尾台は日本三大カルストの1つで、石灰岩が青々とした草原に散在する様子はまるで羊の群れのよう。その平尾台の地底には200を超える鍾乳洞があるといわれ、そのうちの1つである千仏鍾乳洞は国の天然記念物だ。

 洞内は年間を通して気温16度、水温14度と夏でも涼しいので、ケイビング体験は最高!

平尾台 千仏鍾乳洞(ひらおだい せんぶつしょうにゅうどう)

所在地 北九州市小倉南区平尾台
https://www.crossroadfukuoka.jp/spot/11420

◆女山史跡森林公園の竹林


やわらかな木漏れ日が注がれる、神宿る竹林。

 神宿る竹林は、女山史跡森林公園にある美しい竹藪。この地には、いにしえより邪馬台国の女王卑弥呼の伝説があり、古代山城跡といわれる女山神籠石が卑弥呼の居住地だったとの説もある。

 少し登った先にある古代のやぐらをイメージした展望台は、筑後平野や有明海などを一望する見晴らしのよさが評判だ。

 九州オルレ「みやま・清水山コース」沿いにあり、 「神宿る竹林」の名のとおり、訪れる人を圧倒する神々しさがある。

 笹の隙間から漏れるやわらかな光や、風でわさわさと揺れる竹の音色が心地よく、夏の暑さを忘れさせてくれる涼やかな空間だ。

女山史跡森林公園の竹林(ぞやましせきしんりんこうえんのちくりん)

所在地 みやま市瀬高町大草
https://www.crossroadfukuoka.jp/jp/event/?mode=detail&id=400000009631&isSpot=1

◆ヒメボタル


金色に光るヒメボタルの舞踏会。

 ヒメボタルは水辺ではなく、森や林などの陸地に生息するホタル。金色に強く発光し、クリスマスツリーのように点滅するのが特徴だ。

 ヒメボタルは鞍手町で見ることができ、観賞スポットとして「八劔神社」や「剣岳自然公園」が有名だ。太陽が沈み真っ暗になると、辺り一面が無数のヒメボタルの輝きに包まれ、その光景はまさにヒメボタルの舞踏会。

 ヒメボタルはデリケートな生物なので、「懐中電灯は布で覆う」「ゴミは持ち帰る」など、ルールやマナーを守って遊びに行こう。

見ごろの時期:5月下旬から6月上旬

金色に光るヒメボタルの舞踏会(きんいろにひかるヒメボタルのぶとうかい)

所在地 福岡県鞍手郡鞍手町(中山地区)

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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