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【大阪府 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 夜空を彩る 大輪の花。地域が育む淀川の花火

CREA WEB / 2024年7月20日 7時0分

 この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。

 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。

「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。大阪の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!


◆なにわ淀川花火大会


なにわ淀川花火大会。

 なにわ淀川花火大会は、大阪の夏の風物詩。

 地元のボランティアスタッフが企画、運営、実行を担い、周辺企業や団体、商店など地域住民の方々の寄付のみで財政をまかなう手作りの花火大会だ。

 平成元年に開催された第1回は約3,000発だった花火の打ち上げ数は年々規模を拡大し、今では大阪最大級の花火大会へと成長。大迫力の花火パフォーマンスが繰り広げられることもあり、例年50万人以上もの観覧客が訪れている。

 36回目となる2024年は「〜RISE〜 SORA高く舞い上がる花火に想いをのせて世界へ」をテーマに、5つのシーンで構成。なにわのSORAに天高く打ち上がる花火で人々の想いを色とりどりに表現していく。

 オープニングを飾るのは、内閣総理大臣賞の受賞歴がある磯谷煙火店がこの大会のために制作した芸術的なオリジナル花火! そこから60分間にわたる怒涛の花火エンターテイメントショーがスタート。EXILE「Rising Sun」やYoasobi「アイドル」、Vaundy「怪獣の花唄」などヒット曲と花火が織りなすグルーヴ感にあふれた演出にも注目だ。

※開催日:2024年8月3日(土)予定
※雨天決行、荒天時は中止

なにわ淀川花火大会(なにわよどがわはなびたいかい)

所在地 大阪市淀川区新北野3 淀川河川敷
https://www.yodohanabi.com/

◆泉南マーブルビーチ


泉南マーブルビーチ。

 関西国際空港の対岸に位置する、白い大理石を敷き詰めた泉南マーブルビーチ。

 関空島を背景とするビーチのロマンチックな景観から「恋人の聖地」にも認定されており、大きなハートのモニュメントが設置された真っ白なビーチと、青色の空や海とのコントラストが美しい、人気のフォトスポットだ。

 また、「日本の夕陽百選」に選ばれた夕陽の景観も素晴らしく、赤い夕陽と関空島から離着陸する飛行機の情景を写真に収めようと、多くのカメラマンが訪れている。

泉南マーブルビーチ(せんなんマーブルビーチ)

所在地 大阪府泉南市りんくう南浜
https://welcome-sennan.com/tourist-spots/marble-beach

◆摂津峡


摂津峡。

「摂津峡」は芥川の中上流域にある渓谷で、大阪府指定の名勝。約4キロメートル続く渓谷内には奇岩、断崖、滝などの変化に富んだ自然が広がる。

 遊歩道やハイキングコース、桜広場、魚釣り場、展望台などからこの大自然を満喫でき、夏はキャンプやバーベキューを楽しみに県内外から多くの人が訪れる。

 また、ホタルの名所としても有名で、河川流域に生息するゲンジボタルが見られることも。辺りが薄暗くなってくると、ぽつりぽつりとホタルが輝き出し、いつの間にか無数の光が乱舞している、という神秘的な光景だ。

 温泉旅館や日帰り温泉もあるので、アクティブに活動したあとは、温かい湯船に浸かって、汗を流すことができるのも良し。

摂津峡(せっつきょう)

所在地 大阪府高槻市塚脇
https://www.takatsuki-kankou.org/settsukyo/

◆ハーベストの丘のひまわり


ハーベストの丘のひまわり。©アフロ

「堺・緑のミュージアム ハーベストの丘」は、堺市にある体験型農業公園。約33ヘクタールの敷地に花畑や、動物とのふれあい広場、空中アスレチック、ゴーカート、パターゴルフ、レストランなどさまざまな施設を併設している。

 観覧車にのれば、地上36メートルの高さから堺の眺望を楽しむこともできる。特に夕方の景色は格別で、デートにも人気。

 季節ごとに見られる花畑の景観は美しく、なかでも夏のひまわり畑は有名だ。「太陽の丘」と「月の丘&星野丘」の2つの花畑で、合計約7万本のひまわりが咲き誇る。青い空と黄色いひまわりの爽やかな景観は、SNS映え間違いなし。

 「ひまわり」と「夏の思い出」写真を対象としたフォトコンテストも開催されているので、ハーベストの丘で撮影した自信作を応募してみたい。※応募期間2024年7月13日(土)から8月25日(日)

見ごろの時期:7月下旬~8月中旬

ハーベストの丘のひまわり(ハーベストのおかのひまわり)

所在地 大阪府堺市南区鉢ヶ峯寺2405-1
https://farm.or.jp/
https://farm.or.jp/event/11154

◆滝畑四十八滝


滝畑四十八滝。

 和歌山県との県境に近い、滝畑地区に位置する「滝畑四十八滝」。周辺の山々から流れる滝を総称してこのように呼び、代表的なものに「荒滝」や「御光滝」がある。

「滝畑ダム」と合わせて「大阪みどりの百選」に選ばれた景勝地で、豊かな自然が広がるエリアだ。それぞれの滝を巡るハイキングコースが整備され、散策をしながら美しい緑や清流を満喫できる。

 また、アウトドアスポットとしても人気があり、キャンプやバーベキューを楽しみに訪れる人も多い。

滝畑四十八滝(たきはたしじゅうはちたき)

所在地 大阪府河内長野市滝畑
https://osaka-info.jp/spot/48-waterfalls-takihata/

◆天神祭奉納花火


天神祭奉納花火。

 大阪天満宮の天神祭は、京都の祇園祭、東京の神田祭と並ぶ「日本三大祭り」のひとつであり、愛染祭、住吉祭とともに大阪三大夏祭りのひとつでもある。1,000年以上の歴史を誇る祭りで、約1カ月にわたり、「装束賜式」や「天満天神七夕祭」などさまざまな行事が続き、中でも7月24日の宵宮と25日の本宮は「船渡御」や「陸渡御」などを楽しみに多くの人が大阪天満宮を訪れる。

 特に注目を集めるのは、7月25日の夜に行われる奉納花火だ。花火は梅鉢形の「紅梅」から始まり、約3,000発の光の花が次々と夜空で咲き誇る。大川に約100隻の大船が繰り出す「船渡御」は圧巻で、花火との競演もすばらしい。大船の篝火や提灯灯り、花火の光が川面に映る、その優美な光景から「火と水の祭典」とも呼ばれている。

開催日:2024年7月25日(木)

天神祭奉納花火(てんじんまつりほうのうはなび)

開催場所 大阪府大阪市北区、桜之宮公園グラウンド、川崎公園(造幣局横)
https://osakatemmangu.or.jp/

◆金剛山


金剛山。

 大阪と奈良の府県境を縦断する金剛山は、標高の高さや立派な山容、山腹にある史跡などから、ハイキング登山やピクニックを楽しみに多くの人が訪れる人気スポット。

 登山ルートは初級から上級までさまざまあるが、千早城跡をはじめ、国見城跡や葛木神社、転法輪寺などをよくばりに巡る「金剛山コース」は、約3時間でまわれるルートで見応えも抜群だ。

 山の中腹に群生する美しいブナの原生林も見どころのひとつ。鮮やかな緑と涼風を感じて散策しながら、山の大自然や史跡の眺望を楽しめる。

 また、山頂付近には葛木神社や修験道の祖・役行者が1300年ほど前に開いたといわれる転法輪寺がある。

金剛山(こんごうざん)

所在地 大阪府南河内郡千早赤阪村大字千早
http://www.kongozan.com/

◆下赤阪の棚田


下赤阪の棚田。

 楠木正成の戦いの地として知られる下赤阪城址の、眼下に広がる下赤阪の棚田。

 豊かな自然と農村風景が広がる千早赤阪村には多くの棚田があるが、とりわけ下赤阪の棚田は、緑の段々が連なる棚田と周囲の山々を一望するのどかな景色が美しく、農林水産省が選定する「日本の棚田百選」に選ばれている。

 初夏に田植えがなされたばかりの水の張られた田んぼの水面に、朝日や夕日が反射して映し出された光景は、昼とはまた違って幻想的だ。

下赤阪の棚田(しもあかさかのたなだ)

所在地 大阪府南河内郡千早赤阪村大字森屋
https://www.chihayaakasaka.org/spot/tanada.html

◆星のブランコ


星のブランコ。

 七夕伝説発祥の地である交野に、星降る里のシンボルとして名づけられた星のブランコ。

 標高180メートル、全長280メートル、最大地上高50メートルの木床版吊り橋で、人道用吊り橋としては国内最大級。

 吊り橋からは、山々が連なる緑のじゅうたんのような景観と、はるか下に広がるほしだ園地の森林を望め、大自然の中でスリルを味わいながら空中散歩を楽しめる。

 この夏は星のブランコのあるほしだ園地で、第1回インスタフォトコンテスト「ほしだの森 2024夏」を開催。あなたが「いいね」と思うほしだ園地の写真を投稿すれば、グランプリや準グランプリに輝くかも!? 応募期間は9月10日(火)まで。星のブランコで撮影した絶景写真をぜひ投稿してみたい。

星のブランコ(ほしのブランコ)

所在地 大阪府交野市星田5019-1
http://osaka-midori.jp/mori/hoshida/hoshinoburanko.html

◆箕面大滝


箕面大滝。

 明治の森箕面国定公園の一角にあり、「天下の名瀑」として知られる箕面大滝。滝水の流れ落ちる姿が、農具の「箕」に似ていることから箕面大滝と呼ばれるようになり、地名の由来にもなったそう。

「日本の滝百選」に選定された落差33メートルの大滝の、岸壁から水が一気に流れ落ちる様子はとてもダイナミック。

 大滝周辺に広がる自然も素晴らしく、新緑に包まれながら涼を得ることができる。

箕面大滝(みのおおおたき)

所在地 大阪府箕面市箕面公園2-2
http://www.mino-park.jp/

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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