【石川県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「鶴仙渓」北陸随一の渓谷美を川床で堪能する
CREA WEB / 2024年7月25日 7時0分
この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。
青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。
「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。石川の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!
◆鶴仙渓
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/1/8/-/img_18e9c227a2a60b19c63c85bcd7087115235558.jpg)
山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川に位置し、北陸随一の渓谷美を誇る鶴仙渓。
渓谷沿いには遊歩道が整備され、深い緑や奇岩怪石、橋や武家屋敷など、見どころ豊富。
また、あやとりはしの袂には11月末までの期間限定で川床がオープンし、川のせせらぎを耳に、涼みながら風情あふれるひとときを過ごすことができる。スイーツの「川床ロール」や「冷製抹茶しるこ」を食べながら、ゆっくりと自然に浸りたい。
鶴仙渓(かくせんけい)
所在地 石川県加賀市山中温泉東町1丁目~こおろぎ町
https://www.yamanaka-spa.or.jp/highlights/landmark
◆巌門
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/a/b/-/img_ab41478aac97836be0242662286b6de7218841.jpg)
「巌門」は、能登半島国定公園の景勝地「能登金剛」の中央にある天然の洞門。岩盤には日本海の荒波の浸食でできた幅6メートル、高さ15メートル、奥行き60メートルの巨大な穴が空いている。
海岸沿いに整備された遊歩道からは、迫力ある姿を間近で眺めることができ、穴を覗けば、岩肌に囲まれた日本海の神秘的な光景が楽しめる。
能登半島地震以降、休止していた能登金剛遊覧船が、7月13日(土)から通常運航を再開。澄んだ海にそびえる巨岩を船から眺めるのもおすすめだ。
遊覧船運行期間:3月中旬~11月中旬
巌門(がんもん)
所在地 石川県羽咋郡志賀町富来牛下巌門
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/detail_5174.html
https://ganmon.jp/
◆河北潟干拓地ひまわり村
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/4/e/-/img_4e014aba6f91720c32db678babba35d5187324.jpg)
たくさんのヒマワリが花を咲かせる河北潟干拓地ひまわり村。ふるさとの水と土へのいつくしみと、農業への親しみを感じてもらうことを目的として、1995(平成7)年に開村された。
毎年5月下旬頃にヒマワリの種まきが行われ、7月下旬頃には約2.3ヘクタールの村内に約35万本のヒマワリが咲き誇る。これらのヒマワリは地元の園児たちが一つひとつ種をまいたもの。
見ごろを迎えるとひまわり村が開村し、全長約1キロメートルの迷路で高さ2メートルものヒマワリの合間を散歩して楽しんだり、東側に設置された展望台から壮大なひまわり村の全景を眺められる。
※開花時期:7月下旬~8月上旬頃
河北潟干拓地ひまわり村(かほくがたかんたくちひまわりむら)
所在地 石川県河北郡津幡町湖東245
https://www.kahokugata.com/himawarimura.php
◆姥ヶ滝
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/4/5/-/img_45f6fa3f800bf3acb746f129fbdcc6c9191919.jpg)
岩肌に沿って白く輝くように流れる姥ヶ滝。
「日本の滝100選」のひとつで、ブナやミズナラの緑鮮やかな天然林が広がる蛇谷園地を抜け、蛇谷川沿いの遊歩道を歩いた先に現れる、落差76メートルの流麗な滝だ。
周囲に生い茂る木々の緑に溶け込むように流れる滝の景観は、大自然の力強さと優雅な美しさを感じさせ、時間を忘れそうになるほど癒される。
姥ヶ滝(うばがたき)
所在地 石川県白山市中宮(白山白川郷ホワイトロード内)
https://hs-whiteroad.jp/spot/ubagataki.php
◆ひがし茶屋街
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/1/0/-/img_101f089faad3235e56b204e02b39c5eb91150.jpg)
江戸時代の雰囲気を残す重要伝統的建造物群保存地区として、かつて茶屋街としてにぎわった街並みが残された場所で、石畳の道の両側には紅殻格子の町家が建ち並ぶ。
日が暮れてくるとガス灯の優しい明かりが街を照らし、どこからか三味線や太鼓の音が聞こえ、和の趣や伝統を感じることができる。
町家をリノベーションしたレストランやカフェ、セレクトショップなども多く、食事やお茶、ショッピングなどをしながら、充実した時間を過ごせるのもよい。
着物のレンタルができるので、昔ながらの街並みを背景にタイムスリップしたかのような写真撮影も楽しめる。
ひがし茶屋街(ひがしちゃやがい)
所在地 石川県金沢市東山
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10212.html
◆珠洲岬
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/5/e/-/img_5ef72639eaae96a855e30458578736b7143961.jpg)
能登半島の先端に位置する「珠洲岬」は、禄剛崎、金剛崎、長手崎などの岬の総称で「聖域の岬」とよばれるパワースポット。「日本三大聖域」のひとつに数えられており、暖流と寒流が交わる珍しい地形を持つことから、潮目に「気」が集中しているといわれている。
聖域の岬には「青の洞窟」があり、ここはかつて源義経が強風を避けるために避難したとの言い伝えが残る洞窟だ。奥行約100メートル、高さ約20メートルの洞窟内は涼しく、青いライトで演出された空間が幻想的。
また、「空中展望台 スカイバード」には崖から9.5メートルも突き出た橋があり、スリルを感じながら聖域の岬を一望できる。
珠洲岬(すずみさき)
所在地 石川県珠洲市三崎町寺家
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/5650
◆禄剛埼灯台
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/9/8/-/img_980cc9867a9c6a697093d80248a5d5d1168849.jpg)
「禄剛埼灯台」は、能登半島の最先端に佇む白亜の灯台。
明治時代に建てられたもので、点灯開始から110年以上能登の海上を照らし、船舶航行に貢献してきたこの灯台は、「日本の灯台50選」「近代化産業遺産」「恋する灯台」に認定、評価されている。
灯台は海抜50メートルの断崖絶壁の上にあり、ここからの眺めはまさに壮観。夏空と日本海のブルーの世界が目の前に果てしなく広がる。
また、海から昇る朝日と、海に沈む夕日の両方を見られることでも有名で、さまざまな陽の光に染まる日本海の光景を堪能できる。
竣工以来、フランス製のフレネル式レンズが海上の船舶に明かりを届けてきたが、2024年元旦の能登半島地震で壊れてしまったため、現在、LEDへの切り替えが計画されている。
禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)
所在地 石川県珠洲市狼煙町イ-51
https://www.city.suzu.lg.jp/site/kankou/1891.html
◆見附島
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/2/c/-/img_2c5e349c5c88653328699bc96a262bba155922.jpg)
見附島は高さ29.5メートルもの大きな奇岩で、見た目が軍艦に似ていることから「軍艦島」とも呼ばれる能登を代表する名所。2024年元旦の能登半島地震の際に南東部が崩落。現在は半分ほどの大きさになっている。
見附島から昇る朝日の眺めは美しく、空気の澄んだ晴天時には遠くに北アルプスを望むことができる。
海岸は「えんむすびーち」と呼ばれる恋人の聖地になっており、多くのカップルが浜辺にある縁結びの鐘を鳴らしに訪れる。
見附島(みつけじま)
所在地 石川県珠洲市宝立町鵜飼
https://www.city.suzu.lg.jp/kankounavi/spot/nature/viewspot/mitsukejima.html
◆曽々木海岸
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/a/9/-/img_a9a5e3748ddfedc956d81d8e2e90a321133328.jpg)
海と岩が織りなす自然美と豪快な断崖の風景が海岸線に続く、野性味あふれる曽々木海岸。
波の侵食により複雑な模様になった流紋岩が見どころ。能登半島地震によって、曽々木海岸のシンボルだった岩の真ん中に穴の開いた窓岩が崩落してしまったことが残念だ。
この海岸線にある垂水の滝は、滝水が断崖から直接海へ落ちる珍しい滝で、輪島を代表する景勝地の一つとなっている。こちらも地震によって風景が一変したが、滝自体は健在だ。
曽々木海岸(そそぎかいがん)
所在地 石川県輪島市町野町曽々木
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/siseki/2-3.html
◆和倉名物三尺玉 北陸中日夏花火
![](https://crea.bunshun.jp/mwimgs/5/0/-/img_50917afd52f7a541f5e0d729af4052af158261.jpg)
2024年元旦に発生した能登半島地震の影響で2024年は残念ながら中止となってしまったが、「和倉名物三尺玉 北陸中日夏花火」は、開湯約1200年を誇る能登半島最大の湯処「和倉温泉」で開催される花火大会だ。例年であれば、温泉街のすぐ目の前にある和倉港沖から約2,000~3,000発の花火が打ち上げられる。
一番の見どころは、北陸最大級の3尺玉。爆音とともに大輪の花を描き、その衝撃は旅館の窓ガラスを振動させるほど。音楽スターマインも必見だ。
旅館からは至近で花火を眺められ、客室によっては窓から花火が見られることも。花火が見える客室は人気があるので、早めの予約がおすすめ。2025年以降の開催に期待したい。
開催日:2024年は中止
北陸中日夏花火(ほくりくちゅうにちなつはなび)
所在地 石川県七尾市和倉町2-13-1
https://www.wakura.or.jp/brochure/brochure-294-2/
※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
文=CREA編集部
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
”シカ”と”スズ” 能登半島地震から半年…二つの町の原発への思い
テレ金NEWS NNN / 2024年7月19日 18時53分
-
『共創のチカラで復興』を願って。能登の食まつり開催2024年7月13日
PR TIMES / 2024年7月9日 10時54分
-
【能登半島地震】祖父母の家で被災…ふるさとを離れ山口で学ぶ大学生 いま思うこと
KRY山口放送 / 2024年7月6日 7時0分
-
~こころを旅で届けよう~「がんばろう能登半島 復興応援ツアー」を販売
PR TIMES / 2024年7月5日 16時45分
-
能登の商店街、仮設で復活へ なりわい再生へ8月にも第1号
共同通信 / 2024年6月29日 21時2分
ランキング
-
1お賽銭に「1円」や「5円」を選んではいけない…神社案内人が心がけている「現代の賽銭マナー」
プレジデントオンライン / 2024年7月25日 7時15分
-
2暑い夏も要注意!インフル、コロナ、手足口病…「感染症ドミノ」から身をまもる方法
女子SPA! / 2024年7月25日 8時45分
-
3秋に発売「スズキの新型SUV」は期待できるか? 「フロンクス」試乗でわかった開発陣の本気
東洋経済オンライン / 2024年7月25日 14時0分
-
4専業主婦から起業し年商3億円の経営者「英語が話せないだけで何も障壁はない」チャレンジ思考で海外進出へ
女子SPA! / 2024年7月25日 8時44分
-
5食べる、塗る…健康や美容に効果が!世界中で親しまれている自然療法とは?
ハルメク365 / 2024年7月25日 16時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)