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【岐阜県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「板取川」浮遊しているかのような水の透明度

CREA WEB / 2024年7月21日 7時0分

 この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。

 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。

「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。岐阜の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!


◆板取川


板取川。

 岐阜で人気の夏遊びのひとつが、大自然の中で楽しむキャンプ。

 数あるキャンプ場の中でも、県内トップクラスの水の透明度を誇る板取川の畔にある板取キャンプ場は、満天の星も美しく、毎年多くの宿泊客が訪れている。

 大人気の通称“モネの池”にも近く、日帰りのバーベキューや川遊び、マス釣り、森林浴などが楽しめる。

 川があまりにも透明なため、まるでボートが宙に浮いて見えるとSNSでも話題!

板取川(いたどりがわ)

所在地 岐阜県関市板取4602-12(板取キャンプ場)
https://www.kankou-gifu.jp/spn/spot/3806/

◆杉ケ瀬ヤナ


杉ケ瀬ヤナ。

 郡上の夏の風物詩として知られる、ヤナ漁と鮎料理。漁の時期になると大和町島の料理店「杉ケ瀬ヤナ」では、清流「長良川」で獲れた「郡上鮎」を味わえる。

 ヤナ漁とは竹などで作った簀子(すのこ)で、産卵のために群れを成して川を下る鮎を獲る伝統漁法。日本各地で行われているが、観光ヤナが楽しめるのは郡上市のみで、8月から10月の3カ月間限定でヤナ漁が解禁される。

 郡上鮎は天皇家にも賞賛された高級ブランド魚で、芳醇な香りと独特のほろ苦い味わいが特徴。夏の間に長良川の良質なアカ(水苔)で育った鮎は脂がのりおいしいため、漁獲期を狙って訪れる人も多い。

 杉ケ瀬ヤナでは、長良川のヤナにかかる天然鮎のみを提供し、鮎が獲れなければ営業しないというこだわりの店。ヤナ場を目の前に臨みながら炭火塩焼きやフライ、鮎めしなどの天然鮎料理を堪能できる。

営業期間:8月下旬~10月下旬 ※要予約

杉ケ瀬ヤナ(すぎがせヤナ)

所在地 岐阜県郡上市大和町島5338
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_6096.html

◆大白川園地・白水湖


大白川園地・白水湖。

 日本百名山のひとつ「白山」の麓に位置する「大白川園地」。岐阜、石川、福井、富山の4県にまたがる「白山国立公園」内にあり、ブナやナラの原生林など手つかずの自然が残されている。

 園内にはエメラルドグリーンに輝く「白水湖」があり、その美しさはロッキーの宝石と称されるカナダの氷河湖になぞらえて「日本のレークルイーズ」と呼ばれるほど。湖水が硫黄分を含んでいるためこのような神秘的な色を持ち、天候や見る角度によっても色味が変化。夏は湖畔の緑と相まって、鮮やかな光景だ。

 また、落差72メートルの「白水の滝」や、大白川を源泉とする天然露天風呂などもあり、大自然を存分に堪能できる。

見ごろの時期:5月下旬~10月頃

大白川園地・白水湖(おおしらかわえんち・はくすいこ)

所在地 岐阜県大野郡白川村平瀬字大白川国有林
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_3217.html

◆郡上おどり


郡上おどり。

 約400年にわたり、城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきた「郡上おどり」。「日本三大盆踊り」のひとつに数えられ、2022年にはユネスコ無形文化遺産に登録された伝統行事だ。

 江戸時代に城主が士農工商の融和を図るため、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、奨励したことが始まりとされており、7月中旬から9月上旬にかけて30夜以上も踊りが続く、日本一ロングランの盆おどり大会だ。

 期間中は約30万人もの来場があり、特に8月13日から16日の4日間に渡って行われる「徹夜おどり」は全国から大勢の人が参加。地元の人も観光客も一緒になって輪になり、20時から翌朝5時までノンストップでお囃子10曲に合わせて踊り続ける。

 お腹が空いたら屋台を巡って郡上八幡グルメを楽しむのもよし。

開催日:2024年7月13日(土)~9月7日(土)

郡上おどり(ぐじょうおどり)

所在地 所在地 岐阜県郡上市八幡町市街地一帯
https://www.kankou-gifu.jp/event/detail_1157.html

◆ぎふ長良川花火大会


ぎふ長良川花火大会。

 毎年夏に長良川河畔で行われていた中日新聞社主催の「全国選抜長良川中日花火大会」と、岐阜新聞社・岐阜放送主催の「全国花火大会」を一本化。昨年から「ぎふ長良川花火大会」として新たに始まった花火大会だ。

 有料の指定席と自由席があり、今年からは座席の角度を変えて、贅沢気分で花火を眺められる「指定席・最前列席リクライニングシート」、花火がよく見える堤防法面の平らな部分に2人掛けのベンチシートを設置し、プライベート感たっぷりに楽しめる「指定席・視界良好ペアシート」、最大6名で一緒に鑑賞できるマス席「指定席・ファミリー席」が新たに登場。多彩なシートが用意されているのがありがたい。

 大会自体は、超ウルトラワイドスターマインや、音楽に乗せて打上げるミュージック花火など、全国から集結した花火師たちによる選りすぐりの花火の数々が、岐阜の夜空に大輪の花を咲かせる。

開催日:2024年8月10日(土)19:30~20:40(予定)

ぎふ長良川花火大会(ぎふながらがわはなびたいかい)

所在地 岐阜県岐阜市 長良川河畔、長良橋下流~金華橋上流
https://nagara-hanabi.jp/

◆五色ヶ原の森


五色ヶ原の森。

 五色ヶ原の森は、日本百名山のひとつである乗鞍山の北西山麓に広がる、3000ヘクタールもの広大な森林地帯。その広さは東京ドーム638個分に値する。森林内では可憐な花を咲かせる山野草や、貴重な高山植物を見ることができ、7月頃からハクサンイチゲやクロユリ、コマクサなどが美しい花々を観察できる。

 また、春から初夏の時期は、数多くの鳥の声を聞いたり、姿を見たりすることもできるので、双眼鏡を持参するとより楽しむことができるだろう。

 中部山岳国立公園の南端にある約3,000ヘクタールの広大な森の中には、雄大な滝や渓流、池、湿原が点在するため、大自然を思う存分満喫できる。

 森を知り尽くした「森の案内人(認定ガイド)」が、五色ヶ原の森の成り立ちや森のルールをレクチャーしてくれるので、誰でも安心して楽しめるのもよい(完全予約制)。

 雄大な自然を、「見て」「聞いて」「触れて」「嗅いで」、体感しよう。

五色ヶ原の森(ごしきがはらのもり)

所在地 岐阜県高山市岐阜県高山市丹生川町久手471番地3
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_1205.html

◆養老の滝


養老の滝。

 養老の滝は、養老公園内にある高さ30メートル、幅約4メートルの豪快な滝。木々や苔などの美しい緑に囲まれており、滝水は「名水百選」に選ばれるほどの高い透明度を誇る。

「親孝行な木こりが、湧き出た水をひょうたんに汲み、父に飲ませると若返った」という物語が伝わる名瀑でもあり、日本百名瀑のひとつにも選ばれている。

 また、滝の水しぶきが清涼感たっぷりで、避暑地としても人気のスポット。夏に大勢の人がリフレッシュに訪れる。滝へ向かう歩道もしっかりと整備されており、雄大な滝の姿はもちろん、周囲の自然も楽しむことができる。

 明治時代から100年以上も愛されている、養老の名水を使用した「養老サイダー」もおすすめ!

 養老の滝のある養老公園には、アーティストの荒川修作氏とパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏が手がけた体験型アート施設「養老天命反転地」もあり、こちらにも立ち寄りたい。

養老の滝(ようろうのたき)

所在地 岐阜県養老郡養老町高林1298-2
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_903.html

◆ぎふ長良川鵜飼


ぎふ長良川鵜飼。

 1300年以上の歴史を持つ、岐阜県を代表する夏の風物詩「ぎふ長良川鵜飼」。現在は毎年10万人が観覧に訪れる。

 戦国のロマンを感じさせる金華山とその山頂にそびえる岐阜城を背景に、漆黒の闇の中で赤々と燃えるかがり火を川面に映して鵜匠が鵜をあやつる漁の様子は、千古にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘う。

 多くの文化人がこの景色に感動し、織田信長公も愛したといわれている。

 観覧船に乗り込み、鵜匠の手綱さばきを間近で眺めれば、涼とともに信長のおもてなしを感じることができるかも?

開催期間:5月11日(土)〜10月15日(火)
※9月17日は鵜飼休み。増水などにより鵜飼観覧を実施できない場合あり。

ぎふ長良川鵜飼(ぎふながらがわうかい)

所在地 岐阜県岐阜市湊町1-2(岐阜市鵜飼観覧船事務所)
https://www.kankou-gifu.jp/spn/spot/914/

◆付知峡


付知峡。

 付知峡は、岐阜県の東部、中津川市から下呂温泉へ向かう途中にある美しい渓谷。森林浴の森日本100選や岐阜県名水50選、飛騨美濃紅葉33選などにも選定されている。

 遊歩道が整備された自然豊かな森にあり、切り立った崖や原生林と、渓谷を流れる付知川の清流が、見事な景観を生み出している。

 また、付知峡の中心にある「観音滝」は、“付知ブルー”と呼ばれるほど水が透き通った絶景の滝で、天気のいい日にはエメラルドブルーに輝く様子が見事。

 マイナスイオンのたっぷりの空間で、思い切り深呼吸したくなる。

付知峡(つけちきょう)

所在地 岐阜県中津川市付知町1区下浦地内
https://www.kankou-gifu.jp/spn/spot/5700/

◆小坂の滝


滝つぼでシャワークライミング。

 下呂市小坂町は日本一滝の多い町で、御嶽山の噴火で生まれた滝は200以上! 小坂に点在する、形状の異なる大小さまざまな滝が織りなす圧巻の自然をダイナミックに楽しみたいなら、滝をめぐるガイドツアー「小坂の滝めぐり」がおすすめだ。小坂に点在する、形状の異なる大小さまざまな滝。圧巻の自然をダイナミックに楽しみたいなら、滝をめぐるガイドツアー「小坂の滝めぐり」がおすすめだ。

 小坂の滝めぐりは、岐阜県民が誇るふるさと自慢「岐阜の宝もの」第一号に認定され、ガイドの説明を聞きながら、壮大な自然を間近で眺めることができる。

 滝めぐりのガイドツアーのほか、夏には山の水の冷たさを感じながら楽しむシャワークライミングがおすすめだ。

小坂の滝(おさかのたき)

所在地 岐阜県下呂市小坂町
https://www.kankou-gifu.jp/spn/spot/1194/

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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