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【群馬県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 桃太郎の滝 「四万ブルー」と称される鮮やかさ

CREA WEB / 2024年8月6日 7時0分

 この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。

 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。

「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。群馬の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!


◆桃太郎の滝


桃太郎の滝。

 桃太郎の滝は、群馬県でも有数の温泉地である四万温泉の名所の一つ。旅館街からほど近い場所にあり、旅館へ宿泊した際に、散歩して楽しむのにおすすめのスポット。

 四万温泉周辺の川や湖の水は、青く透き通った色をしていることから「四万ブルー」と呼ばれるが、この滝が流れ込む川も鮮やかなターコイズブルーをしており、水面の至近まで伸びる広葉樹の彩りとのコントラストを楽しむことができる。

桃太郎の滝(ももたろうのたき)

所在地 群馬県吾妻郡中之条町四万
https://nakanojo-kanko.jp/shima/spots/%E6%A1%83%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%81%AE%E6%BB%9D/

◆諏訪峡


諏訪峡。

「諏訪峡」は、みなかみ町を流れる利根川の川沿いにある渓谷のひとつ。四季折々の表情が美しく、夏には鮮やかな緑に染まる。

 川沿いには1周1時間弱の遊歩道が整備され、歩きながら自然を満喫できるほか、利根川から42メートルの高さに架けられた諏訪峡大橋からの眺めも楽しめる。

 利根川周辺はアクティビティが充実しており、夏場は諏訪峡大橋でのバンジージャンプやラフティングを楽しむ人たちも多い。ちなみに橋の下を遊歩道が通っているため、散策中に頭上からバンジージャンプをする人が降ってくるエキサイティングな体験も。

 また、機関車「SLぐんまみなかみ」が夏の運行を行っており、渓谷とレトロな列車のコラボレーションも楽しめる。

諏訪峡(すわきょう)

所在地 群馬県利根郡みなかみ町湯原
https://www.enjoy-minakami.jp/place.php?itemid=550

・バンジージャンプの開催時期:4月~11月
https://www.bungyjapan.com/minakami/

・ラフティングの開催時期:4月~11月
・SLぐんまみなかみ夏の運行時期:8月4日(日)、10日(土)、12日(月・祝)、18日(日)、24日(土)、31日(土)、9月7日(土)、14日(土)、21日(土)
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/slgunma.html

◆前橋花火大会


前橋花火大会。

「前橋花火大会」は、今年で市制施工132年目を迎える前橋市の伝統ある花火大会。前橋大空襲で焼け野原となった市街地の復興を祈願し、市民たちにより空襲の3年後に開かれたのが始まりとされている。

 花火の打ち上げ数は約1万5,000発。一番の見どころは打ち上げ幅800メートルの超ワイドスターマインで、色とりどりの壮大な花火と破裂音が会場を盛り上げる。

 また、前橋が発祥といわれる空中ナイアガラや事前に公式X(旧ツイッター)で募ったリクエスト曲でオリジナル花火を演出する音楽花火、前橋華龍太鼓/勢多農林高等学校郷土芸能部「勢凜(せいりん)」の演奏とともにお届けする前橋名物企画・笛の音鳴る打上花火など、見ごたえのある花火が続々と花開く。前橋の夏の風物詩を楽しみに、毎年県内外から多くの観客が訪れる。

 多様な有料観覧席が用意されているので、席取りの心配もなく、安心して会場に足を運ぶことができる。

開催日:2024年8月10日(土)19:00~

前橋花火大会(まえばしはなびたいかい)

所在地 群馬県前橋市総社町総社 利根川河畔(大渡橋南北河川緑地)
https://www.maebashihanabi.jp/ 

◆芳ヶ平湿原


芳ヶ平湿原。写真:アフロ

 白根山山麓の標高約1,800メートルの位置に広がる「芳ヶ平湿原」。夏は濃い緑に包まれ、ワタスゲやイワショウブ、オトギリソウといった可愛らしい高山植物が、湿原にたくさんの花を咲かせる。

 この景色は国内最高地点となる標高2,172メートルの駐車スペースから見下ろすことができ、その眺めはジオラマのようだと評判だ。初夏には気象条件が合うと、雲海が出現することも。

 また、霧が発生すると国道からは何も見えなくなってしまうので、その場合は国道から湿原まで続く、約1時間半のトレッキングコースで散策を。湿原に到着すると、目の前には霧が漂う幻想的な光景が広がる。

 こうした豊かな自然環境を物語るように、「芳ヶ平湿原」は国際的に重要な湿地やそこに生息・生育する動植物の保全を促進する「ラムサール条約湿地」に指定されている。

芳ヶ平湿原(よしがだいらしつげん)

所在地 群馬県吾妻郡中之条町大字入山
https://travel.yahoo.co.jp/kanko/spot-00021946/
https://nakanojo-kanko.jp/kuni/spots/芳ヶ平/

◆嬬恋村のキャベツ畑


嬬恋村のキャベツ畑。

 嬬恋村は標高700~1,400メートルの高原地帯にあり、夏場でも15~20℃と気温は冷涼。この気候がキャベツ栽培に適していることから、嬬恋村では夏から秋にかけてのキャベツ栽培が盛ん。

 吾妻川、国道144号線を挟む、広域農道つまごいパノラマライン北ルートとパノラマライン南ルートの両サイドの、緩やかにうねる緩傾斜地にキャベツが植えられており、浅間山と四阿山(あずまやさん)を背景に美しい景観を見せてくれる。

 収穫時期には、パノラマラインや国道沿いに立ち並ぶ直売所で、キャベツを中心とした高原野菜を販売している。

 9月1日(日)には、広大なキャベツ畑の中心「愛妻の丘」で、普段なかなか伝えることができない言葉を叫ぶイベント「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」も開催される予定だ。

嬬恋村のキャベツ畑(つまごいむらのキャベツばたけ)

所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村
https://www.tsumagoi-kankou.jp/

◆吹割の滝


吹割の滝。

 “東洋のナイアガラ”とも呼ばれる吹割の滝は、高さ約7メートル、幅約30メートルの横に長い珍しい滝であり、日本を代表する名勝だ。

 清流の侵食によって多数の割れ目ができた河床の岩盤は、まるで巨岩が吹き割れたようで、その岩の割れ目に流れ込んだ大量の河水が滝つぼに跳ね返り、水しぶきを吹き上げる様子から、吹割の滝の名がついたとされている。

 美しく荒々しい地形と豪快に流れる滝の姿は大迫力で、見ているだけで気分爽快だ。

吹割の滝(ふきわれのたき)

所在地 群馬県沼田市利根町大字追貝
https://www.city.numata.gunma.jp/kanko/fukiware/

◆高津戸峡


高津戸峡。

 渡良瀬川中流に位置する高津戸峡は「関東の耶馬溪」と讃えられる美しい渓谷。

 わたらせ渓谷鐵道の大間々駅から徒歩10分弱。アクセス良好な大自然を満喫できるスポットだ。川の上流にあるはねたき橋と下流にある高津戸橋からの眺めが素晴らしく、深緑に囲まれた雄大な渓谷美を望める。

 また、はねたき橋から高津戸橋までは約500メートルの遊歩道が整備されており、渓谷内にあるゴリラ岩やスケルトン岩などの奇勝を間近で見ることができる。

高津戸峡(たかつどきょう)

所在地 群馬県みどり市大間々町高津戸
https://16106midori.jp/spot/play/8/

◆谷川岳 一ノ倉沢


谷川岳 一ノ倉沢。

 一ノ倉沢は、日本三大岩場の一つとされる谷川岳にある渓谷。

 アルプスのような山容と巨大な岩壁は圧倒的な迫力で、川沿いに広がる木々の緑と相まって、美しくも威厳のある姿を見せる。

 特に盛夏でも見られる雪渓が見事。緑と残雪が彩る岩壁の壮大な景観は、多くのアルピニストを惹きつけてやまない。

谷川岳 一ノ倉沢(たにがわだけ いちのくらさわ)

所在地 群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽湯吹山国有林
https://www.enjoy-minakami.jp/place.php?itemid=885

◆赤城大沼


赤城大沼。

 赤城大沼は、上毛三山の一つ、赤城山の山頂部にある、原生林に囲まれた約80万平方メートルのカルデラ湖。

 標高は約1,350メートルで、冬にはアイスバブルが観測できる関東近郊では数少ないスポットの一つだ。

 湖畔には1周約1時間でまわれる遊歩道が整備され、澄んだ空気の中で静かな湖面や周囲にそびえる黒檜山に地蔵岳、シラカバの見事な林相を眺めることができる。

 夏はボート遊びやキャンプのほか、個人に限りカヌー、カヤックを持ち込んで楽しむことも可能だ。

赤城大沼(あかぎおおぬま)

所在地 群馬県前橋市富士見町赤城山
https://www.maebashi-cvb.com/spot/1085

◆桐生八木節まつり


桐生八木節まつり。

「桐生八木節まつり」は、桐生市で開催される県内最大級の祭りで、およそ50万人を集客する人気を誇る。

 3日にわたり多彩なイベントが行われるが、メインとなるのが「八木節おどり」。郷土民謡「八木節」に合わせてお囃子が行われ、客が皆一緒になってやぐらを囲み八木節を踊る。

 会場は市内に6ヶ所あり、特に賑わうのが本町5丁目十字路の「粋翔」大やぐら。提灯などの飾りが施された三段のやぐらは壮大で、大勢の人が提灯の幻想的な光の中、八木節おどりを踊る様子は圧巻だ。

 ほかにも約9メートルの鉾がダイナミックな「鉾の曳き違い」や「みこし渡御」など、見ごたえのある催しが連日繰り広げられる。

開催日:2024年8月2日(金)〜4日(日)

桐生八木節まつり(きりゅうやぎぶしまつり)

開催地 群馬県桐生市 市内各所
http://kiryu-maturi.net/index.html

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

文=CREA編集部

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